子供の寝相が悪い理由4つ|睡眠中の寝返りはどのような影響が及ぼすのか? 子供の寝相が悪い理由4つ|睡眠中の寝返りはどのような影響が及ぼすのか? - chokomana
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子供の寝相が悪い理由4つ|睡眠中の寝返りはどのような影響が及ぼすのか?

子供の寝相が悪い理由4つ|睡眠中の寝返りはどのような影響が及ぼすのか?

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    子供の寝相が悪くなるのはいつ頃から?

    子供は、睡眠中によく動きます。子供の寝相が悪くなるのは、いつ頃からでしょうか。

    一般的に、生後6~7か月の赤ちゃんの90%が寝返りをするそうです。赤ちゃんは一日のうちの大半を寝て過ごしていますので、睡眠時間が長いことに比例して、寝返りの数も増えると考えられます。

    つまり、寝返りができる身体能力がつく6~7ケ月頃から、寝相が悪くなってくるといえるでしょう。

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    子供の寝相で分かることって?

    睡眠中は、無意識の時間が長いため、深層心理が出ている場合が多く、寝相から子供の潜在的な性格やストレスの影響などがわかることがあります。

    例えば、腕組みや腕を抱える寝相は、大きなストレスを抱えている可能性、ぬいぐるみなどに抱きついている寝相は、潜在的な寂しさを感じている可能性が考えられます。子供の寝姿を観察してみましょう。

    寝返りは必要か?

    長い時間同じ姿勢で寝ていると、血行が悪くなったり一部分が圧迫されたままになったりして痛みやしびれが出てくる可能性があります。

    寝返りはそれを防ぐ目的があると言われており、大人も子供も同じように、寝返りを打つのは身体にとって必要なことなのです。

    また、寝返りを打つことで身体の体温や湿度を調整し、快適に眠れるようにしているとも言われています。

    子供の寝相が良い場合とは?

    個人差はありますが、寝相の悪い状態は18歳くらいまで続くことが多いようです。寝相の悪さは、成長過程では当たり前で健康の証ともいえ、心配する必要はないでしょう。一方、子供の寝相が良い場合は少なく、睡眠中にほとんど動かない子供には、心配なことが考えられます。

    全てではありませんが、睡眠中に動かない子供には、脳や神経系の発達に問題がある場合が考えられます。気になる場合は、専門家に相談しましょう。

    子供の寝相が悪い理由4つ

    子供の寝相が悪いと感じている保護者の方は、少なくないようです。では、どうして子供の寝相は悪くなるのでしょうか。寝相が悪いことは、心配しなくていいのか、健康上の問題はないのかなど、気になるでしょう。

    ここでは、子供の寝相が悪い理由を4つご紹介します。

    1:脳が休息している

    睡眠には、脳と体が深く休息しているノンレム睡眠と、体は休息し、脳が起きている浅い休息のレム睡眠の2種類あります。

    大人の場合は、睡眠中にこの2種類の睡眠を、90~120分1セットを何度か繰り返しますが、新生児は40~50分、幼児40~60分と短い傾向にあります。

    つまり、子供は大人より睡眠中に体が無意識に動くレム睡眠が長いことから、寝相が悪くなると考えられます。

    2:動きをコントロールできない

    レム睡眠中は眠りが浅く、体の動きを意識してコントロールできない特徴があります。子供は幼いほど、一晩に何度もレム睡眠が起きていて、大人に比べるとよく動くので、寝相が悪くなると考えられます。

    レム睡眠中は、自律神経やホルモンのリズムの調整や、記憶や感情を整理などがおこなわれるため、子どもの脳の発達のためには、欠かせない時間とされています。

    3:体温調節をしている

    深い眠りといわれるノンレム睡眠中は、成長ホルモンが多く分泌されます。この成長ホルモンが分泌されると、手足や体の表面の温度が上がるため、睡眠中でも暑く感じると考えられています。手をバンザイにしている寝相は、手のひらで体温調整をしている一例です。

    子供は、体温調整のために、時には寝具を跳ねのけたりして、活発に動きくので、寝相が悪くなるでしょう。このため、子供のパジャマは、冬でも大人より薄手が良いという考えもあります。

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