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通知表のコメントには何を書く?ケース別文例8つと書くべきでないNG内容を解説

通知表のコメントには何を書く?ケース別文例8つと書くべきでないNG内容を解説

前期の書き方の例文をご紹介します。

いつもお世話になっております。受験を終え、入学した途端に気が緩むのではと心配していましたが、授業態度はまじめとうかがい安心しました。

本人は中学校に入って授業の内容が難しくなったと言っていましたが、先生方のご指導のおかげで授業にはついて行けているようです。夏休み中は苦手な数学の課題に取り組んでいました。

秋の文化祭も楽しみにしているようで、後期は勉強も行事も頑張りたいと話しています。今後ともよろしくお願い致します。

8:2学期制の学校で後期について書く場合

後期の書き方の例文をご紹介します。

いつも熱心なご指導、ありがとうございます。先生がおっしゃる通り、文化祭実行委員会の活動を通して本人も成長したようです。成績については英語に苦戦しているようです。

来年度は受験生なので、少しでも苦手意識を克服できればと思い、休み中は塾に通って英語と数学の授業を受けていました。後期の数学のテストで80点を取れたので、3年生前期では90点以上を目標にするそうです。1年間、本当にありがとうございました。

通知表に書いてはいけない3つのNGコメント

保護者が自分の言葉で書くのが望ましい通知表コメントですが、実は書いてはいけない内容もあります。ここでは、通知表に書いてはいけないNGコメントを3ご紹介していきます。

NGコメントを書いて悪印象とならないよう、以下の内容を押さえておきましょう。

1:子供の欠点や問題行動

基本的に、子供の欠点や問題行動などのネガティブなことは書かないようにしましょう。

ネガティブなことを書いてしまうと、先生の子供に対するイメージもネガティブになってしまうことがあります。子供が学校で生き生きと過ごせるように、ネガティブなことを書くのは避けましょう。

また、通知表は子供が学校に持参するものです。子供も内容を見る可能性があることを念頭に置いてください。

2:先生に対応を丸投げする内容

自分の子供のことを、学校や先生にすべて任せるような内容を書くのは避けましょう。

先生にお願いしたいことがある場合は、書き方に気を付けましょう。たとえば、「家庭でも指導するので、学校でもフォローしていただけると有難いです」などと、家庭と学校とで連携していきたいという姿勢が大切です。

通知表は1年間通して使うものです。子供に関する相談や学校への苦情がある場合は、別の機会を設けるようにしましょう。

3:子供に向けてのコメント

通知表は学校に提出するもので、子供へ向けて書くものではありません。保護者欄に子供本人へのコメントを書かれると先生も困ってしまいます。

学校の先生は通知表を通して、保護者が学校での指導に何を求めているのか、指導に対してどう考えているのか、子供は長い休みをどのように過ごしているのか、といったことを知りたいと考えています。

保護者欄は、あくまで「先生へのコメントを書く欄」ということを忘れないでおきましょう。

通知表に適切なコメントを書こう

通知表は、家庭と学校をつなぐ重要なツールです。また、学校での指導について、保護者の声を伝えられる重要な機会でもあります。

上記で紹介したことを踏まえて、適切なコメントを書くようにすれば、先生もより深く子供本人のことを理解できるようになります。

新学期に向けて、子供をサポートできるような保護者欄を書いてみましょう。

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