子供3人育てるのに年収はどれくらい必要？育てる際のポイント6選

子供3人育てるために必要な年収は？

子育ての公的支援が徐々に増えてきてはいるものの、心配が尽きないのが子育て費用です。

子供を育てている親なら一度や二度「このままで金銭的に大丈夫なのだろうか…」と不安に感じたことがあるでしょう。さらに、子供3人を育てるにはいくらかかるのかも気になります。

そこで、子供1人当たりの必要な費用や子供3人を育てるメリット、3人の子育てで必要になる年収を説明していきます。

不安がある方は是非、参考にしてみてください。

子供を育てるのに必要なお金とは？

子供1人が生まれ、社会人になって自立するまでに総額いくらかかるのか、ご存じでしょうか。

赤ちゃんの時期のオムツ代、幼稚園代、七五三、ランドセル、受験などお金がかかるものを挙げるとキリがありませんし、知らないと不安も増えていきます。

そこで、子供3人を育てるために必要なお金はどのようなものがあるのか、詳しく考えていきましょう。

子供1人当たりに使うお金の平均

まず産まれてすぐから、オムツや衣服、ミルク代、保険と貯金、さらにお祝い事が多くなり、出費が重なります。保育園・幼稚園に入る前の未就園児の世代で一年間の平均が約84万円です。

続いて、保育園・幼稚園児は約120万円、小学生では少し低く約115万円です。

中学生になると、食費や習い事、さらに部活動費が増え約155万円になり、高校・大学に進むと公立か私立で大きく差が出ますが、学費だけでも約40～100万円超と、それなりに高額になってきます。

3人の子供を育てる5つのメリット

産まれてから自立までの費用だけを見ると少し不安になりますが、子供3人を育てるメリットもたくさんあります。

育ててみないとわからないこともたくさんありますが、2人目3人目と育てるうちに時短技が身についたり、受けられる公的サポートも多くなります。子供3人が揃うと、賑やかで楽しいことも増えるでしょう。

ここでは子供3人を育てるメリットを5つにまとめました。

3人の子供を育てるメリット1：育児スキルの向上

子供3人を育てていくメリット1つ目は、育児スキルの向上です。

1人目は初めての育児、2人目は初めて複数の子供を育児するわけですが、子供3人目になると経験したことなので、少し余裕が生まれます。子供3人が揃うと、親の予想通りに動いてくれることはほぼないので、アクシデントにも強くなるでしょう。

3人の子供を育てるメリット2：様々な公的サポートを受けられる

メリット2つ目は、子供3人目以降だと様々な公的サポートを受けられることです。

例えば自治体によって、第3子以降はシッターサービスやクリーニングに使えるチケットを配布していたり、幼稚園や学校の給食費の補助、第3子出産祝い金、進学時のプレゼントや、保育料が無料になる場合もあります。

子供が産まれたら、どのようなサポートがあるか自治体などに確認してみるといいでしょう。

3人の子供を育てるメリット3：児童手当の増額

メリット3つ目は、児童手当の増額です。

第2子までは0歳～3歳未満までは一万五千円、3歳以降は一万円になるのに対し、第3子、つまり子供3人目からは3歳以降も一万五千円の手当がもらえます。

月で五千円変わるので、受給月に振り込まれる額は二万円変わります。ただ第3子が産まれると全員の金額が上がるわけではなく、第3子のみの金額なので、注意が必要です。

3人の子供を育てるメリット4：保育園や学校などの情報を得やすい

4つ目のメリットが、保育園や学校などの情報を得やすくなることです。

上の子がすでに保育園や学校へ通っていて、先生達が顔見知りであることで、情報が得やすいということが挙げられます。子供の友達の親同士で情報交換もできるでしょう。

また、制服や体操着をお下がりできることもメリットの一つです。子供の教育用品を用意するのも大変なので、できる範囲でお下がりを利用することでお金と手間を減らすことができます。

3人の子供を育てるメリット5：家族のコミュニケーションが加速する