子供同士の喧嘩に大人が介入するべき?正しい対処法と注意点を解説
育児
2020.07.03
目次
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1:まずは子供同士の喧嘩を見守る
子供同士が喧嘩をしていることに気付いたら、まずは見守りましょう。子供同士で解決ができる時には、そうさせた方が子供の成長にも繋がります。
子供は喧嘩や仲直りを通して、相手の気持ちを考えること、傷つくことをしてはいけないこと、自分の気持ちに折り合いをつけることなどの社会性を学びます。それを子供同士でできそうであれば、保護者はすぐに出て行かず見守ってみましょう。
2:どうしたのか聞く
子供同士の喧嘩で、子供だけでは解決が難しそうな場合は、どうしたのか聞いてみるのも対処法の1つです。子供にも言い分があって喧嘩が始まったはずなので、その部分を保護者が整理してあげることで、解決の道筋が見えることがあります。
その際に注意すべきことは、保護者が途中で自分の意見を挟んだりせずに、聞き役に徹することです。保護者が途中で遮ってしまうと子供が自分で考えることができなくなってしまうからです。
3:相手の気持ちを考えてみるように促す
子供同士の喧嘩で、なかなか解決に至らなそうな場合は相手の気持ちを考えてみるように促してみましょう。喧嘩中の子供は頭に血が上っていて、自分の感情でいっぱいいっぱいの場合もあります。
相手の気持ちを冷静に考える時間を作ることができれば、なぜ喧嘩になったのか、自分にも悪い点があったのではないか、と気付くきっかけになります。「○○ちゃんはどう思ったかな。」など優しく問いかけてあげることがポイントです。
4:状況の捉え方を変えてみることを提案する
子供が相手の態度や言い分に納得がいかない場合は、状況の捉え方を変えてみるように提案するのもいいでしょう。いわゆるリフレーミングという手法です。
喧嘩の原因を「○○ちゃんがうるさいから」と子供が言えば、「○○ちゃんは元気なんだね」と短所を長所に言い換えます。そうすることで、新しい考え方、捉え方に気付いた子供は、素直に仲直りしやすくなります。この考え方は、喧嘩の解決だけでなく、大きな成長につながります。
5:子供自身がどうしたらいいか回答が出せるように促す
子供同士の喧嘩では、子供自身がどうしたらよいのかの回答が出せるように保護者は促すようにしましょう。無理やり仲直りをさせるなどは、子供の成長につながりません。
子供同士で喧嘩をした時に、子供の気持ちを考えずとりあえず謝らせるのは、なぜ謝っているのか子供が理解できないため、良くありません。自分で「こうする」という考えにたどり着けるように「どう思う」や「どうしたらいいと思う」などの言葉をかけてあげましょう。
6:子供の感情や気持に共感してあげる
子供同士の喧嘩の場合は、状況や感情を説明できないことがあるため、保護者が決めつけず、子供の感情や気持ちに共感することが必要です。子供は、共感してもらえると気持ちが落ち着き、情緒が安定し、喧嘩相手の気持ちが理解できるようになります。
7:喧嘩を責めても子供の性格を否定しない
喧嘩は良いことではありません。喧嘩はダメなことをちゃんと言い聞かせる必要があります。
しかし、その時に、子供の性格を否定するようなことを言わないように気を付けましょう。子供は共感されると安心しますが、否定されると委縮してしまうことがあります。
喧嘩を責めても子供の性格自体を否定しないようにしましょう。
8:客観的な視点で主張の信憑性を判断する
喧嘩をした子供に話を聞く時に大切なことは、客観的な視点を持って子供の言うことが正しいかどうか判断することです。
子供に話を聞くと、言った言わない、やったやってないで話が食い違ったりする場合がよくあります。その時に自分の子供に関しては、何よりも守りたい気持ちが強くなりますが、自分の子供の主張だけを信じてしまうのは問題です。
冷静になって子供の主張を客観的に受け止め、子供の主張が本当なのか正確に判断するようにしましょう。
子供同士の喧嘩といじめの違いは?
子供同士の喧嘩といじめの違いは、人数の違いや、嫌がらせがあるのか、金品のやりとりがあるかなどで見分けることができます。いじめと喧嘩の見分け方は、微妙な場合もありますが、以下のような場合はいじめとみなすことができるのではないでしょうか。
複数人で1人を責めている場合、繰り返し嫌がることをしてくる場合、金品などを要求する場合、これらは子供同士の喧嘩とは違っていじめといえるでしょう。
子供同士の喧嘩に大人が介入する場合の注意点6つ
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