二十四節気「立冬(りっとう)」とは?どのような季節なのか詳しく解説! 二十四節気「立冬(りっとう)」とは?どのような季節なのか詳しく解説! - chokomana
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二十四節気「立冬(りっとう)」とは?どのような季節なのか詳しく解説!

二十四節気「立冬(りっとう)」とは?どのような季節なのか詳しく解説!

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11月の1つ目の二十四節気「立冬(りっとう)」。
聞いたことがある方も多いと思います。

2023年の立冬は11月8日(11月8日~21日)です。
では「立冬」はどのような季節なのか詳しく紹介していきます。

「立冬」とは?

立冬とは、二十四節気において、暦の上ではこの日から冬の始まりとされています。
冬の気配が立つという意味で、「立冬」といいます。
空気がぐっと冷たくなり、肌寒く感じます。
「立冬」の期間を過ぎると、初霜が降りて冬らしくなってきます。

七五三について

ちょうど「立冬」の期間である11月15日には、七五三が行われています。
数えの年齢で、3歳の男の子と女の子、5歳の男の子、7歳の女の子のお祝いです。

今でこそ七五三という1つの行事になっていますが、もともとは公家や武家で行われていた「髪置きの儀」「袴着(はかまぎ)の儀」「帯解きの儀」という別々の儀式で、年齢・性別は時代や階層によって様々でした。
それが11月15日になった理由は諸説ありますが、江戸時代に徳川五代将軍・綱吉が息子の徳松の袴着の儀を鬼宿日で縁起の良い11月15日に行ったことから定着したという説が有名です。

七五三が成立した背景には、昔は医療も発達していなかったため、乳幼児の生存率が低かっただけに、子どもの成長に対する強い思いがありました。
昔は「七つ前は神のうち」といわれ、7歳までは魂が定まっていないためいつ死んでもおかしくないとされていました。
そこで、3歳・5歳・7歳という節目の年齢を迎えると晴れ着を着せて我が子が無事に育ったことを神様に感謝するようになったのが七五三の由来です。

立冬の時期の美味しい食べ物

「春菊」
寒い季節になってくると体を温めてくれる鍋が人気ですよね。
鍋料理はお好きな食材を鍋に入れて加熱するだけなのでとても簡単に調理できることや、
様々な食材をバランスよく食べられるところが魅力的です。

そんな鍋に欠かせない野菜の1つが「春菊」です。

ヨーロッパでは、春菊は観賞用とされていましたが近年では和食の影響を受け、徐々に料理にも使用されてきているそうです。

春菊に含まれている栄養素の中でも『β-カロテン』が葉物野菜の中ではトップクラスです。

β-カロテンには皮膚や粘膜を丈夫にしてくれる効果があるので、風邪予防や生活習慣病予防に効果があるといわれています。
β-カロテンは脂溶性のため、油とともに摂ると吸収率がアップして、効率よく摂取することができます。野菜炒めなどの油を使って炒め物にして食べるのもお勧めです。

ぜひ、この時期に春菊を食べてみてはいかがでしょうか。

「ねぎ」
そばの薬味、鍋の具材など日本の食卓に欠かせない「ねぎ」。
今は一年中食べられますが、冬が一番美味しい季節です。

白い部分と緑の部分では含まれている栄養素が少し異なることをご存じでしょうか。

白い部分は硫化アリルやビタミンCなどが含まれていて、疲労回復やスタミナアップ、抗酸化力が強く、脂質の酸化を防ぎ動脈硬化の予防が期待できます。

緑の部分はβ-カロテン、カルシウム、セレンなどが含まれており、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、活性酸素の発生と発がんの抑制効果があるとされています。

緑の部分は固いといった理由で、食べずに捨ててしまう方も多いと思いますがシチューやスープなど、じっくりコトコト料理に使うのがオススメです。

まとめ

今回は、立冬についてご紹介しました。
立冬が過ぎると、冬本番になり寒さが増していきます。

旬の食材を使って様々な料理を楽しみ、風邪予防の手洗いうがいなどに気をつけたりして冬に向けた準備をして過ごしましょう。

鍋に合う食材が旬を迎えるこの時期。家族で鍋を囲み、たくさんの栄養を摂り、体の中から温まって冬に向けた準備をしていきましょう。

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