旬の鮭を味わおう~子どもと作れる簡単レシピ~ 旬の鮭を味わおう~子どもと作れる簡単レシピ~ - chokomana
ホーム >

旬の鮭を味わおう~子どもと作れる簡単レシピ~

旬の鮭を味わおう~子どもと作れる簡単レシピ~

 【鮭の呼び名について】

鮭の最大の特徴が、他の魚とは異なるオレンジ色の身の色でしょう。
店頭に並んでいると、赤身か白身の魚が多い中で、その色がひと際目立ちます。一般的な“鮭”は「白鮭」であり、日本の川で獲れる秋に旬をむかえる鮭のことです。

他の鮭に比べて赤色が薄く、秋に産卵を迎える前に捕獲しているため、脂肪分が少なくさっぱりとした味わいです。

「鱒(マス)」というのはサクラマス、カラフトマス、ニジマスなどの総称であり、鮭と鱒はどちらもサケ科サケ属で、生態にも大きな違いはなく、どちらも川と海で生活可能な魚なので明確な区別はできません。サケ科に属する魚は60種類以上に分類され、イワナやサーモンなどもこのサケ科に属しています。

「鮭」「サーモン」「鱒」など呼び方が様々ありますが、育つ場所、地域や時期によって呼び名が変わり、養殖でご当地サーモンが増えてきたことからその都度呼び名が変わっていったといわれています。つまり、呼び名による明確な区分がないため、購入する際には産地などの表示を見ながら好みによって選んでいくのがいいのかもしれません。

 

【刺身で食べる場合には…】

鮭には寄生虫がいるため、生で食べることはありません。誤って鮭と一緒に寄生虫を食べてしまうと激しい腹痛などの食中毒症状を引き起こすことがあります。基本的に加熱処理や冷凍処理をすることで安全に食べることができます。

刺身で食べているサケ科の魚は冷凍処理後に解凍されたものか、きちんと管理された養殖のサーモンなので、生で食べることができます。刺身でいただく場合はきちんと刺身用と表記して販売されているものを購入してくださいね。

 

【ビタミンカラーの秘密】

鮭の色合いから赤身魚のように思われることがありますが、実は、サケ科の魚は白身魚に分類されています。鮭のオレンジ色の正体は色素成分のアスタキサンチンであり、強い抗酸化作用を持つ成分で、活性酸素の発生を抑えるので、エイジングケア効果が期待できる成分です。

アスタキサンチンはエビやカニなどの甲殻類の殻に含まれており、甲殻類のプランクトンを食べることが、鮭の身の色に現れています。

 

【お家で簡単!鮭のホイル焼き】

今回はご家庭でお子さんとも一緒に作れる鮭のホイル焼きの作り方をご紹介します。

<材料> 幼児2人分、大人2人分

鮭・・・切り身3切れ程度
玉ねぎ・・中1/4個程度
しめじ・・・適量
えのき・・適量
バター・・12g
しょうゆ・・大さじ1
酒・・・大さじ1

 

<作り方> 

  1. 玉ねぎはスライス。きのこ類は食べやすいように手で割くか2㎝程度に包丁で切る。
  2. ホイルに鮭をのせ、その上に玉ねぎときのこ類をのせて、バター・しょうゆ・酒をたらす。
  3. ホイルを折って閉じ、フライパンにのせて水を1㎝ぐらいの高さまで入れる。

蓋をして弱火で15分程度蒸し焼きにして完成。

<ポイント>

・野菜ときのこ、調味料を図って用意しておけば、あとはお子さんに入れてもらいお手伝いをしてもらいましょう。

2歳前後の年齢になると、きのこを割くこともできるので、一緒に挑戦してみましょう。

きのこの食育についてはこちら

・小さいお子さんは骨を詰まらせることがあるので、鮭の骨は大人が取ってから提供してあげてください。

鮭の骨は大きく取りやすいので、お子さんが大きくなったら骨を取り除いて食べる方法も教えてあげてくださいね。

 

【まとめ】

鮭・鱒・サーモン、呼び方はさまざまですが、どの魚でも鮮やかで美しい身の色と、おいしさに変わりはありません。季節の野菜との相性も抜群なので、きれいな色を生かした仕上がりで食卓を彩ってくれるはずです。

魚が苦手なお子さんも多いと思いますが、サーモンは脂肪分が多めでくちどけがよく、比較的はクセが少ないので、食べやすい魚だと言えるでしょう。

ホイル焼きに入れる野菜を一緒に選んだり、自分で作ったりすることで、興味を持つきっかけになるかもしれません。
切り身で調理もしやすい魚なので、これからの季節にぜひ味わってみてください。

“食”を通じて皆さまの健康づくりを支えるミールケア

ミールケアでは ONLINE  SHOP みーるマーマをオープン。

アレルギーに配慮した商品のご案内や、子どもの食に役立つ情報の配信も行っています。下記リンクをご参照ください。

関連記事一覧

関連記事一覧へ