赤ちゃんのモロー反射はいつまで見られるのか?寝られない場合の対処法も解説 赤ちゃんのモロー反射はいつまで見られるのか?寝られない場合の対処法も解説 - chokomana
ホーム >

赤ちゃんのモロー反射はいつまで見られるのか?寝られない場合の対処法も解説

赤ちゃんのモロー反射はいつまで見られるのか?寝られない場合の対処法も解説

「モロー反射のときの赤ちゃんのしぐさはかわいいけど、いつまで見られるのかな?」
「寝ているときのモロー反射が多くて赤ちゃんがよく寝てくれない。このままで大丈夫?」

 

生後間もない赤ちゃんによく見られるモロー反射ですが、どのようなものなのかよく分からず、不安や疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。

 

この記事ではモロー反射が見られる時期や特徴的な動きなどについて解説します。
また、モロー反射が多いためによく寝られない赤ちゃんの対処法や、モロー反射を和らげるのに効果的なおくるみについても紹介します。

 

おくるみの巻き方や素材選びのコツも知ることができるため、赤ちゃんの安眠対策に役立てられるでしょう。赤ちゃんのモロー反射について知りたい方は、この記事をぜひ読んでみてください。

 

▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

モロー反射とは?

新生児期によく見られる現象として、モロー反射という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。まずは、モロー反射とはどういった反応で、よく見られる動きにはどのようなものがあるのか解説していきます。

  • ・生後まもなくから見られる新生児の原始反射
  • ・驚いたようにびくっと腕を上げる

生後まもなくから見られる新生児の原始反射

モロー反射とは、赤ちゃんが強い光や大きな音、体の急な傾きといった外部からの刺激を受けたときに起こる反応のことです。生後まもなくの新生児期から3ヶ月頃の赤ちゃんによく見られます。

 

モロー反射は赤ちゃんの意思に関係なく起こる原始反射のひとつです。原始反射とは生まれたときから備わっている反射動作のことで、モロー反射以外にも、口に触れた物に吸い付いたり手に触れた物を握りしめたりする動作などがあります。

驚いたようにびくっと腕を上げる

部屋のドアが突然バタンと閉まる音がしたときや、抱っこされて急に体を大きく傾けられたときなどにモロー反射が起こります。

 

こうした外部からの刺激を受けると、赤ちゃんは手足や体をびくっとさせ、両腕を上げて万歳するような動作をします。両手を開いて腕を外側に広げたり、腕を曲げて抱きつくような姿勢をとったりすることもあり、動きの種類は様々です。

モロー反射はいつまで見られるのか

低月齢のわずかな期間にしか見られないモロー反射ですが、反応が繰り返し起こり赤ちゃんが落ち着いて寝られない場合などは、この反応がいつまで続くのか不安に思う方もいるでしょう。

 

ここからはモロー反射はいつまで見られるのか、消失時期の目安についてお伝えします。

  • ・首がすわる生後3~4ヶ月頃から見られなくなる
  • ・遅くとも生後6ヶ月頃には見られなくなる

首がすわる生後3~4ヶ月頃から見られなくなる

モロー反射が見られる時期には多少の個人差はありますが、一般的には生後4ヶ月頃から少しずつ反応がなくなっていくと言われています。

 

いつまで続くのか気になる場合は、赤ちゃんの首がすわるのが生後3~4ヶ月頃のため、首がすわるのと同時期にモロー反射が消えていくと覚えておくとよいでしょう。

遅くとも生後6ヶ月頃には見られなくなる

モロー反射は、遅くとも生後6ヶ月頃までにはなくなるとされています。

 

消失する時期になっても反応が続いていると不安になりがちですが、発育には個人差があるため問題ないケースもあります。何かの病気ではないかと心配な場合は、乳幼児検診のときなどに医師や保健師に相談してみるのもよいでしょう。

 

頻度や反応の強さなど日ごろのモロー反射の様子を記録しておくと、状況を説明する際に役立ちます。

モロー反射が多く赤ちゃんが寝られない場合の5つの対処法

関連記事一覧

関連記事一覧へ