登校拒否と不登校の違いとは?それぞれの定義や対応についても解説 登校拒否と不登校の違いとは?それぞれの定義や対応についても解説 - chokomana
ホーム >

登校拒否と不登校の違いとは?それぞれの定義や対応についても解説

登校拒否と不登校の違いとは?それぞれの定義や対応についても解説

目次

    Array

    実は異なる登校拒否と不登校の定義

    登校拒否と不登校は同じようなものだと考えている人もいることでしょう。しかし、登校拒否と不登校の定義は全く異なります。

     

    ここでは2つの定義が、どのように違うのかをご紹介します。

    登校拒否とは

    登校拒否とは、身体が健康で登校できる状態にもかかわらず、気分が乗らない、行きたくないという理由で登校しないことを指します。

     

    また、登校拒否という名称は、以前は学校恐怖症とも言われていました。

    不登校とは

    不登校とは、登校の意思はあっても、いじめなど何かしらの理由があって、年間30日以上登校できずに欠席になってしまったことを指します。

     

    そのため、辛くて学校には行けないという欠席はここに含まれますが、頭痛などの体調不良によるものや経済的な理由での欠席は含まれません。

     

    出典:不登校の現状に関する認識|文部科学省
    参照:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/futoukou/03070701/002.pdf

    登校拒否と不登校の違い

    登校拒否はサボりや非行であり、不登校はちゃんとした理由があると言われていますが、登校拒否だから怠けていると一括りに決めつけることは避けましょう。

     

    サボりや非行の背景には、精神的な不安定さや学校の授業についていけないなどの理由が隠れていることがあります。そういった背景を見過ごすと、子供との距離ができてしまう可能性があるため注意が必要です。

    登校拒否と不登校の原因に違いはある?

    登校拒否と不登校の原因の違いは、明確にはありません。

     

    先述したように、登校拒否の原因には、単に行きたくないだけではなく学業不振の悩みなどといった理由がある可能性もあります。一方、不登校の原因は、学校生活や家庭内での人間関係などが挙げられています。

     

    そのため、登校拒否と不登校の原因には大きな違いはないとされています。

    保護者がしてあげられる登校拒否や不登校への対応4選

    子供が学校に行かなくなったことで、保護者は不安になり、心配に思うことでしょう。

     

    しかし、子供の登校拒否や不登校は、心が疲れて体が動かなくなった状態の表れとして起こっている可能性もあります。

     

    そのため、これから紹介する4つの対応策で子供が気持ちよく学校に行きたいと思えるようにしてあげましょう。

    1:学校へ行くことを急かさない

    子供が体調的・精神的に不安定な場合は、無理に学校へ行かせないようにしましょう。急かしてしまうことで、子供は自分の状態を言葉にするのが困難になってしまう可能性があります。

     

    今の状態をゆっくり聞いて、子供の気持ちが「登校できる」ようになってから、学校に行かせるようにしましょう。

    関連記事一覧

    関連記事一覧へ