子供にとって消化にいい食べ物とは？調理方法と注意点も合わせて紹介

子供にとって消化にいい食べ物の特徴とは

消化に良い食べ物として一般的に柔らかく脂質の少ないもの、食物繊維の少ないものが挙げられます。

肉の中では鶏もも肉よりも鶏のささ身、野菜であれば筍や茸よりも人参やじゃがいもの方が消化に良いとされています。

さらに調理方法でも消化の良し悪しが変わります。子供が風邪や胃腸炎、下痢などで胃腸の調子が悪い時には消化の良い食事を用意したいものです。今回は子供にとって消化のいい食べ物や調理方法を紹介します。

出典：1　消化の良い食品や調理方法を選びましょう|東京都病院経営本部
参照：https://www.byouin.metro.tokyo.lg.jp/shoukai/eiyou/kaiyou/

【食材】子供にとって消化にいい食べ物5選

ここからは子供にとって消化に良い食べ物について解説していきます。今回は、じゃがいもを始めとした5項目をピックアップしていきます。

子供にとって消化に良い食べ物についてご興味がある方は、参考にしてください。

1：じゃがいも

じゃがいもの食物繊維は水溶性食物繊維なので消化に良い食べ物と言われています。

日本人には比較的普段からよく食べられている野菜で馴染み深く、茹でると柔らかくなり潰してスープに出来るのでお腹の調子が良くない時などに適した野菜といえるでしょう。ビタミンCが豊富なため栄養もしっかり摂れるでしょう。

2：かぼちゃ

消化に良いとされる食べ物は脂質と食物繊維が少ないものと前述しましたが、それに加えて水分量が多いものが消化に良いとされています。

かぼちゃは7割以上が水分と言われており、消化に良い野菜とされています。ジャガイモと同様に潰してスープにするなど消化にエネルギーを使えない時に適した野菜です。

3：人参

人参は食物繊維が多い野菜で消化に良くないと思われがちですが、水分量が多い野菜です。

柔らかく茹でれば潰してペースト状にもでき、自然な甘みがあり体調が良くない時に食べやすい野菜と考えられています。僅かな苦みもあるので嫌いな子供が多い人参は、じっくり火を通すと消化にも良く自然な甘みが出てきて食べやすくなります。

4：白米

白米はおかゆにすれば消化に良い食べ物と言われています。白米は炊く時に水分量を簡単に調節できる食材です。

炭水化物を摂りすぎると良くないと話題になっていますが、炭水化物はエネルギーです。子供にとってしっかり摂らなくてはならない栄養で、特に体調が悪い時はエネルギーを摂らなくてはなりません。

白米はビタミンや鉄分、亜鉛やカルシウムなども含まれているので安心して食べさせましょう。

5：白身魚

白身魚は脂質が少なく、食物繊維も多くないので消化の良い食べ物とされています。

いくら白身魚が消化に良いと言われていてもフライやバター焼き、お刺身で食べては意味がありません。体調が悪い時やお腹の調子が良くない時に白身魚を食べる際は煮魚にしたり、茹でたり、そのまま焼くなどなるべく油分を少なくして摂取しましょう。

【料理】子供にとって消化にいい食べ物5選

消化に良い食べ物は水分量が多いので、子供の体調が良くない時は水分量が多く温かい料理を食べさせましょう。

これから消化に良い食事を5種類紹介します。紹介したものは一例ですので、水分量が多く温かい食事であれば消化に良いと考えられます。めんつゆをいつもより多めの水で薄めて温めるだけでも身体が温まる汁物になります。

ぜひ工夫して食べさせてみてはいかがでしょうか。