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中学3年生で理科が苦手な場合の勉強法は?学習内容や受験対策も紹介

中学3年生で理科が苦手な場合の勉強法は?学習内容や受験対策も紹介

中学3年生の時点で、理科が苦手だというお子さんに対し、その理由を確認してみたことがあるでしょうか。多くのお子さんは、苦手意識があっても「なぜなのか」という原因まではつきつめていません。自分には合わない科目だと思い込んでいる場合もあります。

 

苦手となった原因がわからないままやみくもに理科を勉強しても、大きな改善は見られず、時間だけが過ぎていくことになってしまいます。ここでは、中学3年生の段階で理科が苦手になってしまっている原因を考えてみましょう。

前学年までの内容が理解できていない

当然ともいえますが、中学3年生の理科は中学1年、2年で学習したことを踏まえて学ぶことになります。前の学年までの単元を理解できていないと、中学3年生で新たに学ぶ単元の前提知識が欠けていることになってしまいます。

 

特に第1分野は、前の学年までで学んだ知識が必要になる分野です。第1分野が苦手だという場合は、中学3年生の学習が原因なのか、中学2年生までの知識が足りていないのか確認してみましょう。

計算問題が苦手

中学3年生の理科では、第1分野、第2分野とも計算が必要になる単元があります。特に物理分野の単元では、計算問題の占める割合が高くなります。物理分野だけでなく、全ての分野に計算を要する単元があるため、理科全体を点検してみてください。

 

テストの結果を見直し、計算問題がネックとなっている場合は、苦手なのは理科全般ではなく計算問題だと判断できます。計算問題が苦手だという結論になった場合は、あわせて数学に関しても見直してみることをおすすめします。

暗記が苦手

中学3年生の理科では、暗記が中心となる単元もたくさんあります。テスト結果を見直して、名称を間違えていることが多いようであれば、暗記不足の可能性が高くなります。

 

物理分野が得意で、化学分野が苦手な場合は、暗記不足を疑ってみましょう。化学分野の習得には、暗記が鍵となるといわれているためです。

中学3年生の理科の勉強法

中学3年生で理科が苦手となってしまった原因が、前の学年までの知識不足や計算・暗記の苦手意識にある場合は、中学3年生で履修する内容に着手する前に強化しておく必要があります。

 

中学2年生までは苦手意識はなかったという場合には、中学3年生になって苦手を感じるようになった履修内容を克服していきましょう。

 

ここでは、中学3年生で取り組む理科の単元ごとに勉強方法を解説していきます。

運動とエネルギーは計算問題を重点的に

「運動とエネルギー」では、力の合成や分解、運動の速さと向きに関しては、理論を覚える必要があります。「運動とエネルギー」では、仕事や仕事率を算出できることもポイントとなるため、公式を覚え、単位を意識しながら計算問題を解けるようにしておくことが大切です。

 

計算問題を苦手としている人は特に、公式の暗記と問題を公式にあてはめて計算する練習を重点的に行いましょう。

化学変化とイオンは化学式を覚える

中学3年生の化学分野では、公式を覚えて計算させる単元はなく、理論を覚え、記憶することが学習の中心となります。中学3年生の化学学習としては、化学式を覚えることを重点的に行いましょう。

 

中学3年生で学ぶイオンや中性・中和を覚えていくうえで必要となる、イオン記号や化学式を確実に覚える必要があります。暗記ができたら、電気分解による中性・中和などの物質の変化について、理論を覚えるようにしましょう。

生物は遺伝の規則性を理解する

中学3年生の生物は覚えなければいけない用語や規則が多い分野です。中学3年生で学ぶ遺伝の規則性については、用語だけでなく理論も含めてしっかり覚えておきましょう。

 

中学3年生で学ぶ生物分野「生物の細胞とふえ方」は、遺伝の規則性だけでなく、細胞分裂や生殖も重要です。授業中に要点を聞き逃さないよう集中し、要点の暗記により知識固めをしっかりしておきましょう。

天体は図を書いて考える

中学校で学ぶ地学分野には、計算を必要とする単元もありますが、中学3年生の単元は基本的に暗記が必須です。

 

ただし、「地球と宇宙」では、宇宙に関する用語の他、天体の配置や見える方向・角度などに関しては、教科書や参考書に掲載されている図をもとに覚えることもたくさんあります。

 

「地球と宇宙」では、言葉の暗記に集中するのではなく、配置や見え方を示す図を描きながら覚えていくことも大切です。

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