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中学生で図形が苦手な人の克服法は?問題点や特徴をくわしく紹介

中学生で図形が苦手な人の克服法は?問題点や特徴をくわしく紹介

空間図形が苦手な原因は、空間認知能力が低いことにあります。

 

空間認知能力が低い人には、以下のような特徴があります。
・球技が苦手
・地図を見ながら移動できない
・よく転ぶ
・美術の実技が苦手

 

このような人は、立体を頭の中でイメージするのが苦手なので、空間図形の問題でつまずいてしまうことが多いです。

中学生の空間図形の苦手克服法

ここまで、図形の問題が苦手な人の特徴について紹介しました。図形の問題は高校入試では必ず出ていますし、配点も高いので、なんとか解けるようにしたいでしょう。

 

そこで、ここからは図形の苦手を克服する方法について紹介します。

わかった情報を図に書きこむ

大切なのは、問題で与えられた角度や長さなどの情報を図の中に書き込む習慣をつけることです。わかった情報を図に書き込むことで、問題を解く道筋が見えてくることがあります。

 

例えば、問題文の中に「△ABCは正三角形」という情報が書かれていたとします。
その場合、
・3つの辺の長さが等しい
・3つの角はすべて60°
という情報がわかるでしょう。

 

このように、文章から読み取れる情報をその都度図に書いていくことが重要です。

立体をかく

空間図形が苦手な人は、簡単な立体の見取り図をかく練習をするのがおすすめです。

 

見取り図をかくことで、どの辺や面が接していたり交わったりしているのか、また、見える辺や面と見えない辺や面の位置関係がわかるようになります。

 

立体をかく時は、見える線は実践で、見えない線は点線でかきましょう。方眼やドットが印刷されたノートを使って練習するのがおすすめです。

 

普段から、図形の問題が出た時には見取り図をかく習慣をつけておくと、テストや入試本番でも短時間で問題を解くことができるようになります。

立体を作る

図形の問題が苦手な人は、実際に厚紙などで図形を作ってみることをおすすめします。立方体や三角柱、円錐など様々な立体を自分で作ってみましょう。

 

頭の中だけで立体を考えるのではなく、実際に手を動かして作って体験してみることが重要です。

 

また、発泡スチロールやスポンジなどの身近にあるものから立体を作ってみるのも良いでしょう。実際に切ってみることで断面図もわかります。

 

立体を、実際にいろいろな角度から眺めてみたり、分解して組み立てなおしてみたり、模写をしてみたりすることで、空間認知能力が鍛えられます。

身近なモノを使い問題を再現する

立体図形をイメージできるようになるために、身近なモノを使って問題を再現してみることも有効です。

 

例えば、三角形の回転体の問題がわからない場合は、三角形の旗を作って回してみると良いでしょう。

 

他にも、直方体の切り口のイメージができない場合なら、豆腐を包丁で切って断面を見てみるのもおすすめです。

 

身近なモノを使うと、教科書やテストではよく理解ができなかった事柄が理解しやすくなります。

図形の苦手意識を克服させよう

本記事では、図形が苦手な中学生の問題点とその克服法について紹介しました。

 

ぜひ、この記事を参考にして、図形の問題を苦手から得意に変えていきましょう。

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