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バナナも日焼けするのか実験してみよう

バナナも日焼けするのか実験してみよう

「バナナって日焼けするの?」
「バナナは日焼けするのか実験してみたい!」
「実験に必要なものや方法って?」
このような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

 

夏になると紫外線対策が大変ですが、本当に効き目があるのか疑問に思う方もいるでしょう。この記事では、バナナを使って紫外線について学ぶ方法を紹介しています。

 

なぜバナナを使うのかというと、バナナの皮は紫外線をよく吸収し、細胞が壊れた部分が変色するのです。この性質を利用し、バナナの皮で紫外線の影響を調べます。

 

この記事を読むことで、普段使っている日焼け止めクリームなどの効果も理解できることでしょう。バナナは日焼けするのか気になるという方はぜひチェックしてみてください。

 

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実験に必要なもの・環境・準備

 
  • バナナ
  • アルミホイル
  • 透明セロハン
  • トレー
  • 日焼け止め

バナナはなるべくシミがない、きれいな色のものを用意します。

 

透明セロハンは、日焼け止めを塗るときに使います。おせんべいのパッケージの透明部分などでも代用可能です。ちなみに今回は焼きのりの袋を利用しています。

 

日焼け止めでは、紫外線をさえぎる働きの強さを示す単位として「SPF(紫外線防御指数)」が使われています。SPFの数値が高いほど紫外線を防ぐ効果が高いとされているため、数値が違う日焼け止め剤を複数用意すると焼け方の違いを比較しやすいでしょう。

 

今回使用している日焼け止めはSPF50の商品だったため、スプレータイプとミルクタイプで実験してみました。

実験の方法・手順

 
  • 2~3cm幅に切ったアルミホイルをバナナに巻きつけテープで留める
  • 透明なセロハンを同じように2~3cm幅に切り、日焼け止め剤を塗り、バナナに巻きテープで留める
  • 太陽光が直接当たる場所に出しておく
  • 3~6時間太陽光に当て、アルミホイルやセロハンを外して観察する
  • そのまま冷蔵庫などで2日ほど保存し、同様に表面の様子を観察する

バナナにセロハン等を巻くときは、互いの間を少しずつ空けて、比較しやすいようにします。

 

日焼け止めを塗ったセロハンは、テープが貼りづらかったり、固定するときに日焼け止めに触れてしまったりすることがあるため、気をつけてください。

 

何もつけないセロハンの一部にマジックで模様を書くとその形に残り、日焼けアートになります。今回は星形のマークをつけてみました。

実験からわかること(解説)

今回は、ほぼ晴れの日に日差しを6時間ほど当ててから巻いていたものを外しましたが、ほとんど変化はありませんでした。

 

その後、2日ほど暗い場所に保存しましたが、なかなか変色が起こらず、実はこの写真は4日目のバナナです。太陽に時々雲がかかっていたのが影響した可能性があります。

 

結果は、アルミホイルやセロハンを巻いた箇所に比べて、日差しが当たった箇所がより黒っぽく変色しました。アルミホイルが一番紫外線をカットしているようです。

 

星マークは写真では見にくいですが、実物は星の形に残っています。マジックが薄いと反応が出にくいこともあるため、重ね書きするのがおすすめです。

 

日焼け止めはどちらも同じ程度の日焼け具合で、スプレータイプでもきちんと紫外線をカットしていたことがわかりました。もし日焼け止めが1つしかない場合は、塗り重ねる回数で焼け方に違いが出るのか調べるのも良いでしょう。

 

この実験ではさまざまな応用ができます。観察が終われば普通に食べられるため、色々試してみてください。

まとめ方

このような実験系の研究は文字ではなかなか伝わりづらいため、写真やイラストを使ってまとめましょう。模造紙で研究の概要が一目でわかるよう作成してもいいですし、スケッチブックにかいて、紙芝居調にまとめるのも面白いです。

 

内容は、「実験の目的」「方法」「仮定(予想)」「結果」「感想」「発展」といった流れで作るとわかりやすく、簡単にまとめられます。

 

研究の過程は写真やイラストでわかりやすくシンプルにまとめましょう。写真は後から撮り直しができないため、なるべく多めに、実験の工程を考えながら必要枚数を撮っておきます。

 

また、イラストは写真が足りなかった場合だけでなく、あえてイラストに書き直すことで、オリジナリティが生まれるためおすすめです。

 

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