中学校の通知表の付け方とは?通知表の評価を上げる方法についても解説 中学校の通知表の付け方とは?通知表の評価を上げる方法についても解説 - chokomana
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中学校の通知表の付け方とは?通知表の評価を上げる方法についても解説

中学校の通知表の付け方とは?通知表の評価を上げる方法についても解説

小学校と中学校の通知表の違いとは

小学校と中学校の通知表の大きな違いは「評価が数値」となる点にあります。そのため、通知表の内容は明確化されます。

 

小学校の通知表では、「丸」や「三角」で評価されていましたが、中学校になると5段階評価となり、数値で示されるようになります。

 

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テストで良い点をとっても通知表に5がつかない理由

時として、試験でよい点数を取ったにもかかわらず、通知表には最高評価である「5」に到達していないといったクレームが保護者から見受けられます。

 

これは、その数値評価の中に、テストの点数以外にも「授業態度(意欲)」・「その教科にかかる探求心(関心)」といった要素が含まれているためです。

 

したがって、テストで満点に近い点数を獲得しても、「意欲・関心」といった要素がマイナスとなれば、通知表における最高評価は得られないという点に注意が必要です。

中学校の通知表で重要な観点別評価とは

従来、中学校での通知表における重要な観点は、「関心・意欲・態度」・「思考・判断・表現」・「技能」・「知識・理解」といった4つの項目でした。

 

2021年度からは、上記4つの項目が3つとなり「知識・技能」・「思考・判断・表現」・「主体的に学習に取り組む態度」に整理されました。

 

これらのことを踏まえると、たとえテストで100点を獲得した場合でも、「主体的に学習に取り組む態度」といったその他の要素も評価項目となっているため、差異が生じることになります。

 

出典:文部科学省初等中等教育局教育課程課
参考:https://www.mext.go.jp/content/20201023_mxt_sigakugy_1420538_00002_004.pdf

通知表の評定を決める主な流れ

中学校での通知表の評定を決める場合、まずはその教科における観点別学習状況の結果を総括的に捉える必要があります。

 

まずは、学習指導要領が定める教科の目標や内容に照らし合わせて、学習状況を強化します。これを目標準拠評価といいます。

 

その後、それぞれの観点別学習状況評価を行います。

 

評定とは、観点別学習状況の評価結果を総括するものであり、原則、5段階で評価を行います。なお、小学校の場合は3段階評価となっており、小学校低学年時は行わないものとなっています。

 

出典:文部科学省 国立教育政策研究所過程研究センター
参考:https://www.nier.go.jp/kaihatsu/pdf/gakushuhyouka_R010613-01.pdf

内申点の出し方は?

中学校での内申点とは、通知表における9教科の5段階評価の評定値を足したものをいいます。評価5×9教科となるため45点満点が基本型です。

 

ただし、計算方法はさまざまで5教科の評定値を2倍にして合計する場合や、1学年から3学年までの評定値を合計する場合など、都道府県によって計算方法は異なります。

 

この内申点にも、当然「観点別評価」が包括されており、前述した3つの項目があげられます。

中学校の通知表の評価をあげる方法11個

ここからは、中学校時の通知表の評価を上げる方法について紹介していきます。

 

前述したように、主となる評価の観点は「知識・技能」・「思考・判断・表現」・「主体的に学習に取り組む態度」(「関心・意欲・態度」・「思考・判断・表現」・「技能」・「知識・理解」)であるため、以下でこれらの側面から見て行きましょう。

 

出典:中学校の通知表の付け方
参考:https://up-station.jp/entrance-examination/tuuchihyou/

関心や意欲や態度についての評価

まずは、観点別評価項目である「主体的に学習に取り組む態度」について見て行きます。この「主体的に学習に取り組む態度」を細分化すれば、「関心・意欲・態度」になります。

 

これらは、テストの点数による評価ではなく、日ごろの授業態度やその教科における探求心を測る項目となっています。

 

つまりは、普段の積み重ねによって、評価を上げていくといった方法になります。

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