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中学生の記憶力を高める!勉強が出来るようになる暗記方法10選

中学生の記憶力を高める!勉強が出来るようになる暗記方法10選

覚えたい事柄を歌のフレーズに合わせる、「覚えたいことを替え歌にして暗記する」という記憶方法があります。替え歌にすると、覚えたい事柄をその歌のリズムに関連付けられるので思い出しやすくなるのでしょう。

替え歌にする方法は、記憶力を高めるというよりも「忘れない方法」、「思い出す方法」と言ってよいかもしれません。

子供は大人よりも知っている歌が多い場合があり、覚えたい内容に合わせてベースになる歌を選びやすいでしょう。

6:語呂合わせにして覚えさせる

語呂合わせが記憶力を高める方法であることは一般的によく知られています。

語呂合わせは「覚えたい情報を別の情報と組み合わせる」という方法で、脳の中で2つの情報を結びつけることで記憶力の中の暗記力を向上させるようです。

子供には覚えたい情報を単に記憶させるよりも、別のことと関連付けをさせることで効率よく勉強させられるでしょう。

7:写真や動画などを利用して覚えさせる

「写真や動画などの視覚的な情報は、文字情報よりも記憶に残りやすい」という特徴があるそうです。

文字情報を覚えさせたいときは、それと関連のある視覚的な情報と組み合わせをつくることで記憶を定着させる可能性があるでしょう。

また、見るだけでなくイラストを描くという動作も同様に視覚的な情報となるそうです。理科系の科目であればよく出てくる図、地理であれば名産品のイラストを描かせる、といった方法がありそうです。

8:暗記アプリを利用させてみる

通学などの隙間時間を利用できるスマホの暗記アプリを使わせるのも、記憶力を高める方法として良いでしょう。

暗記アプリは操作が簡単、繰り返して確認できる、画像や文字にマーカーで印をつけられる、学習内容や結果を記録、管理できるなど様々な機能があります。

暗記アプリは様々なものが公開されていますから、子供に実際に使わせてみて、続けられそうなものを選ばせましょう。

9:覚えた内容を家族に説明させる

その日の授業の内容を家族に説明させると、喋るという動作でアウトプットするため記憶に残りやすくなるようです。

これは「単に家族に聞かせる」というのではなく、「授業の内容などを自分なりに考え、まとめて、自分の言葉で説明させる」に意味があるようです。

また、家族はその分野(例えば数学など)に必ずしも明るいとは限らないため、「家族にもわかる言葉で説明させる」と記憶に残りやすくなるでしょう。

10:覚える内容と思い出す内容を同時に行わせる

新しく覚える内容と今までに覚えた内容を思い出す、つまり復習を同時に行うと、記憶力を高める方法として有用です。

これは、例えば英単語であれば「暗記のための繰り返し」と、「苦手な単語を知る」を同時に行えるようになります。

この方法は年表や化学式などの暗記にも利用できます。

覚える内容と思い出す内容を同時に行わせる方法

子供に「覚える」と「思い出す」を同時に行わせる方法の例として英単語があります。

1日目に新しい単語を10個覚えます。2日目には新しい単語を10個覚え、1日目に覚えた単語を復習しますが、忘れてしまう単語が出てきます。

3日目は新しい単語を10個覚え、2日目に覚えた単語と1日目の忘れてしまった単語を復習します。

このように、新しい単語を覚える、昨日までに覚えた単語を復習する、そして忘れてしまった単語を再度覚える、を一度にできます。

記憶力を高めるために必要な事3選

子供の記憶力を高めさせるには、保護者の意識を変えることも大切になってくるでしょう。

まず、「子供に合った暗記方法を見つけること」です。記憶力を高める多くの方法が知られていますが、子供の性格などや教科によって向き不向きがあるでしょう。

また、保護者も記憶の種類である「短期記憶」と「長期記憶」について、また「反復学習をさせることがなぜ有用なのか」を知っておいたほうがよいでしょう。

1:子供に合った暗記方法を見つける

記憶方法には様々なものが知られていますが、人によって向き不向きがあります。子供に特定の方法を強いるのではなく、いくつかの方法を試してみて一番やりやすいもの、覚えやすいものを選ぶことになるでしょう。

また、教科や覚える内容によって記憶方法を変える、複数の記憶方法を組み合わせる、といった方法もよいかもしれません。

2:記憶の特徴について保護者は知っておく

記憶にはいくつかの種類があり、良く知られているのは「短期記憶」と「長期記憶」です。これらは、字の通り覚えていられる時間の長短による分類です。短期記憶は長くても数分間だけ覚えていられるもので、長期記憶は何年経っても覚えていられるものです。

短期記憶と長期記憶は、それぞれの記憶のメカニズムや、どのような場面で使うかが異なります。また、勉強で必要なのは短期記憶をどのように長期記憶に変えるかです。

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