苦手な数学を克服しよう!数学が得意になる方法10選と数学の公式や解法を覚える
教育(中学生)
2021.03.05
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数学ができないと悩む学生は多い?
算数が嫌いな小学生は23%おり、中学生で算数から数学に替わると、苦手な科目に数学、と挙げる学生は約30%になります。高校生になるとそれはさらに増えて約50%にもなります。半数が苦手意識を持つようになっているのです。
このように、進級していくにつれて数学に苦手意識を持つ学生は多くなっています。
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数学が苦手な理由3選
先ほど述べた通り、数学ができない、苦手という生徒は多くいます。ただ、その理由は人によって様々です。そこで、その中でも多くの生徒に見られる苦手な要因を3つをご紹介いたします。
数学が苦手な理由
- ・考え方が文系である
- ・勉強しても成績が上がらない
- ・高校の数学は中学の数学に比べて難しい
数学が苦手な理由1:考え方が文系である
考え方が文系であると言うと少し分かりづらいので、論理的というより直観的である、と捉えてください。
数学には規則性があります。これは算数でも同じです。なので、順序に従って論理的に考えれば必ず答えを導き出すことができます。
しかし、これを直観的に考えてしまうと、途中経過を抜かすことがあり、ミスを生むなどして回答にたどり着くことができません。これが数学を苦手と捉える原因の1つです。
また、日常的に直観的な思考を使っていると、論理的な思考には慣れていないので非常に体力を消耗します。それによる疲労を避けるために「数学は苦手だ」と結論付けることで思考を放棄しているのです。
数学が苦手な理由2:勉強しても成績が上がらない
数学が苦手と感じる理由の2つ目として、勉強しても結果に直結しないことがあります。これは、勉強の仕方が悪い場合が多いです。
その悪い勉強法とは、「数学は公式を覚えればいい」という認識をして公式だけを覚えることです。
確かに公式を覚えること自体は効率的ですし間違いではないでしょう。しかし、その公式がなぜ成り立つのか、という過程の部分は省いてしまいがちです。その結果、その公式が実際に何を意味しているのか分からず応用することができない、ということに繋がってしまうのです。
こうして努力量が結果に反映されないことで、数学は難しい、苦手だ、という考えを持ってしまいます。
1度苦手意識を持つとそれを覆すのはなかなか難しく、そのマイナスのイメージを持ったまま問題を解くので、より思考回路が停止してしまい問題を解くことができずさらに苦手意識を持つ、という負のスパイラルを巻き起こしかねません。
数学が苦手な理由3:高校の数学は中学の数学に比べて難しい
そして3つ目の理由は高校の数学は中学の数学に比べて難しいことです。小学生から中学生になるときは算数から数学になる、という大きな変化があります。しかし、導入部分でご説明した通り、小学生と中学生の算数・数学に対する苦手意識の違いは6%程度です。
対して、中学生から高校生になると数学への苦手意識は29%から49%へと一気に20%も上昇しています。これは高校の数学が中学の数学よりいかに難しいかを示す1つの判断基準として考えることができます。
この違いは、高校の数学は中学の数学と一気に別物になるためです。中学の数学は、数字を主に扱い計算をすることが求められるので、小学校でやってきた算数に近く、多くの生徒がイメージをもち易いです。
しかし、高校の数学は1,2,3などの数字を使う機会が中学の数学のときよりも減り、文字が頻繁に出てくるようになります。中学まででは根気強く計算をすれば問題が解けることが多くあったのに対して、高校ではx,y,aなど、多くの文字が出てくるため、その計算ができません。
必要以上に計算をせず、よりスマートに問題を解くことが必要となる高校数学でつまずくことが多いのはこのためです。
数学が得意になる方法10選
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