中学生が定期テストで伸び悩む要因は?|中間・期末テストのアドバイス方法4つ
教育(中学生)
2021.01.04
目次
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多くの中学生は、「テストは一夜漬けでなんとかなる」と考える傾向にあります。そのため、テスト前日に朝の4時まで勉強し、徹夜でテストを受けている子も少なくありません。
しっかり勉強し、しっかり睡眠をとることが勉強内容を記憶することに繋がりますので、お子様が徹夜していたり、夜中遅くまで勉強しているのであれば、改善が必要になってくる可能性があります。
中だるみしていないか注意
テストの2週間前から勉強を始めると、中だるみしてしまう子供がたくさんいます。
初めは計画に沿って学習していても、ほとんどの子供が中だるみしてしまいます。早ければたった1日でだらけ始めます。
中だるみしないよう、毎日声をかけてあげましょう。
保護者ができる子供の定期テストへのおすすめ対策4つ
ここからは、保護者ができる子供の定期テストをご紹介します。
定期テストの勉強をするのは、あくまでも子供です。保護者が勉強するわけではないことをしっかり念頭に置いて、保護者ができる対策を知りましょう。
以下に紹介する対策をすることで、子供の学習状況も把握できますので、できる対策から取り組んでみましょう。
定期テストへのおすすめ対策1:暗記問題のための表の作り方
暗記問題のための表とは、例えば社会の年号表などです。
中学校の社会のテストは、中間テストでも期末テストでも共通して範囲が広いという特徴があります。時として教科書数十ページ分の範囲が出される場合もあり、すべて暗記することは難しいでしょう。
暗記しやすいように表にまとめることが有効な方法ですが、これを中学生の子供がやるのはかなり手間がかかります。まとめの表を作るだけで数日取られてしまう可能性もあります。
ここで保護者が表を作成してあげれば、子供の負担がかなり減ります。例えば社会の地理や歴史であれば、年、覚えやすい語呂、概要の3点を書いた表を作成してあげると、子供にとって役に立つものとなります。
各教科の教科書を確認し、基本的には太字の部分をまとめてあげると、暗記表としては十分な役割を果たしますので、まずはしっかりと教科書を見てあげてください。
定期テストへのおすすめ対策2:勉強計画表を作る
テスト2週間前からの勉強計画表を、お子様と一緒に話し合いながら作成してあげましょう。
最近では学校側から計画表を配布され、子供自身で考えて作成することが多くなりましたが、生徒の半分以上はかなり煩雑な計画表を作成しています。
ぜひお子様と話し合いながら、効果的な計画表を作成してあげましょう。
定期テストへのおすすめ対策3:教科書ワークの問題集をコピーする
各教科で準備されているワークのコピーは必ず取っておきましょう。なぜなら、何度も繰り返し同じものを勉強することで覚えやすくなるからです。
学校ではテスト直後に提出物としてワークを出します。範囲の問題をやってあるのか、丸付けはしてあるのか等を確認し、成績に反映します。
つまり、ワークには必ず問題の答えを書き込んでしまいますので、ワークをやっていない状態でコピーを準備しておく必要があります。
子供たちは、「提出するためにとりあえず書き込む」という考え方が多く、それほどワークの問題を重要視してはいません。
しかしながら、学校のテストは学校が準備した教科書やワークから出題されることがほとんどです。
しっかりとワークのコピーを取っておき、最終確認でその問題を解かせてあげるようにしましょう。
定期テストへのおすすめ対策4:丸付けをしてミスを見付ける
保護者ができる定期テストの対策に、ワークの丸付けがあります。これをしてあげると、子供もとしてはかなり助かります。
しかも保護者にとっては、子供もがどの部分でつまずいているのかを把握できるので、まさに一石二鳥です。
ワークの丸付けは思っている以上に大変な作業であり、かなり重要な部分です。勉強ができない子はこれを疎かにしている場合が多いです。また、丸付けをしても、間違えた原因を探らずにそのままにしておくこともあるでしょう。
勉強ができる子は、「なぜ間違えたのか」を考え、間違えた要因を確実に潰していきます。
定期テストで点数を上げたいのであれば、丸付けをしっかりと保護者がしてあげるか、間違った問題を見てあげるようにしましょう。
中学校の定期テストで保護者が知っておくべきこと3つ
ここからは、中学校の定期テストで保護者か知っておくべきことを3つご紹介します。
ただ点数がいいとか悪いとかの話ではありませんので、しっかりと理解しておきましょう。すでに理解されている保護者の方も、確認のためご一読ください。
保護者が知っておくべきこと1:高校進学に影響してくる
定期テストの結果は高校進学に大きく影響してきます。例えば定期テストで5教科の合計が450点以上取れるのであれば、ほとんどの高校へ進学できます。
中学校では、定期テストの結果を生徒の受験校の目安にしています。そのため、保護者懇談会などで、「この点数であれば〇〇高校は難しい」と言われることも多くあります。
保護者が知っておくべきこと2:期末テストは内申点に響く
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