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正しいビデの使い方とは?スペインやフランスなど各国の使い方も紹介

正しいビデの使い方とは?スペインやフランスなど各国の使い方も紹介

ヨーロッパ旅行をしたことがある人は、ホテルのトイレに便器が2つあるという光景を目の当たりにしたことがあるでしょう。実はこの光景、便器が2つあるのではなく、便器とビデが別個に置かれているというものです。

スペインにはウォシュレットは無く、このビデが伝統的に使われています。ホテルだけでなく一般家庭にもビデは普及しています。便器にビデが付属しているわけではないので、初めて目にする日本人は戸惑ってしまうでしょう。

使い方はいたって簡単です。トイレで用を足した後ビデの方に移動し下半身を洗います。洋式トイレとは逆向きに座るところがポイントですが、逆向きに座っても問題ありません。

ビデの形状もそうですが、その幅広い使い方にも驚かされます。スペインにおいて、ビデは下半身を洗うためだけのものではありません。足を洗う・ペットの身体を洗う・洗濯物をつけ置きするなどといったように多様な使い方をしています。

使用する度に水を流したり、定期的に洗ったりしているので、ビデが汚いものだという認識は無いでしょう。

イタリアの場合

イタリアのトイレでもビデを必ず見かけます。その普及率は9割にもおよび、スペインをも凌ぐ勢いです。実はビデは南ヨーロッパで広く普及しており、イタリアでの浸透率が最も高いとされています。

ビデの使い方は、スペインと全く同じです。下半身を水で濡らした後綺麗に洗うため、専用のボディーソープが設置されていることも多いです。

また公共トイレには、ビデが設置されていない場合があります。その場合は、代わりにホースが備えられており、ホースをビデに見立てて下半身の洗浄を行うでしょう。

フランスの場合

ビデの語源はフランスにあり下半身や子馬を意味します。また、ヴェルサイユ宮殿でビデが使用されていたという記録が最古であるため、ビデはフランスで誕生したとされています。

最近では若者の使用率が下がり、家庭での普及率は4割となっていますが今でもしっかりと文化に根差しています。

フランスでは主に就寝前に使用されることが多いです。フランス国民は朝シャワーを浴びるため、夜お風呂に入るという習慣がありません。しかし、就寝前に身体を清潔にするため、ビデでささっと下半身を洗います。ビデを簡易的なシャワー代わりにしていることが伺えます。

勿論トイレ後に使用したり、足を洗うために使用したりするという本来の使い方もされています。

携帯用ビデの使い方

携帯用ビデという言葉を聞いたことはありますか。この携帯用ビデ、実は日本でも海外でも販売されています。最近では、日本でもじわじわが出てきています。

しかし慣れてしまえば、これほど便利なものがあったのかと思う程重宝します。コンパクトで持ち運びに便利ですし衛生的です。バッグに1つ入れておけば、いつでも使用できるのでお手軽です。

クリーンシャワー

携帯用ビデと言えばこれだと言っても過言ではないのが「クリーンシャワー」という商品です。オカモトというメーカーから発売されています。4本入りで410円(税抜)、120ml入りです。生理が終わりかけている時に使用すると良いので、2か月に1度購入する程度で済むでしょう。

この「クリーンシャワー」は主に生理が終わりかけている時期に使用します。内部に洗浄液を流し込むことで、内性器を洗浄するというしくみです。そうすることで、だらだらと長引く生理をさっぱり終わらせることができます。

また、生理の終わりかけだけでなく、おりものの洗浄や海で泳いだ後の膣内洗浄といった使い方もあります。有名な@cosmeでも評価が高く、女性のニーズにぴったりな商品だと言えるでしょう。

他メーカーからも携帯用ビデは販売されていますが、「クリーンシャワー」が圧倒的なを博しています。


 

使い捨て

携帯用ビデは全て使い捨てで、ドラッグストアなどで販売されています。プラスチックの容器の中に洗浄液が入っています。この洗浄液とは精製水のことを指し衛生的で無害なものです。

使い方はいたってシンプルです。洗いたい時にトイレなどで使用します。注入した洗浄液は自然と流れ出てくるので、全部排出されるまで待つと良いでしょう。

内性器を清潔に保つことは大切ですが、携帯用ビデを使用し過ぎても良くありません。過度に使用すると膣内の自浄作用が損なわれ、必要な菌まで外に出てしまうからです。パッケージに記載されている使用頻度・使い方をしっかり守ると良いでしょう。


 

ビデを上手く活用しよう

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