中学生の勉強時間における目安｜勉強をするときに押さえるポイント

中学生が勉強するのに必要な時間って？

中学生になれば学習内容は難しくなります。また、高校受験のことも考える必要があるため、保護者は子供がしっかりと勉強できているか心配になってしまうこともあるでしょう。

子供の学習状況を把握するにはいろいろな方法がありますが、その中でも勉強時間が子供の学習状況を把握するには目安としてわかりやすいです。子供がしっかりと勉強できているか把握するためにも、保護者は中学生の勉強時間について詳しく知っておくようにしましょう。

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中学生の勉強時間における7つの目安

中学生に必要な勉強時間には個人差があります。しかし、目安となる勉強時間はあるため、保護者はその目安を把握しておきましょう。

また、中学生の勉強時間は時期や勉強内容などの状況や条件によっても変わることがあります。どのような状況や条件によって変わるのか勉強時間の目安も把握しておくようにしましょう。

1：1日あたりの平均的な勉強時間

中学生が学校や塾などの授業や予習、復習などの学業以外に使う平日の勉強時間の平均は1時間ほどです。中学生になると、部活や学校行事などもあり、なかなか勉強時間が確保できないという学生も多いでしょう。

ただし、これは中学生全体の平均であり、中学生に必要な勉強時間は自身の成績や通っている学校のレベルなどによって変わることもあります。そのため、平日でも1時間以上の勉強をする学生も多くいます。

出典：２－８　学生の勉強時間に関する調査結果｜文部科学省
参照：https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2011/09/30/1311574_4.pdf

2：夏休みの勉強時間

中学生の勉強時間を夏休み中のみで絞って調査したような国のデータはありません。また、必要な勉強量や勉強時間の個人差は大きいです。

しかし、夏休みに必要な勉強時間の目安は2年生と3年生であれば2時間半〜3時間半ほどと言われています。夏休みになれば受験対策が本格化して、多くの学生が勉強をする時間が増えるでしょう。

3：夏休み後の勉強時間

中学3年生であれば、夏休み後は受験本番となります。そのため、夏休み中よりも勉強時間を4時間半ほどに増やすことが望ましいです。

ただし、高偏差値の学校を目指す場合や、受験勉強が遅れているなどの場合には、さらに勉強時間を増やす必要があるでしょう。夏休みが終われば徐々に受験の本番が近づいてくるため、勉強時間も増えていきます。

4：受験直前の勉強時間

受験直前は追い込みの時期となります。そのため、勉強時間をさらに増やして5時間ほどにすることが望ましいでしょう。

ただし、受験直前は時間の使い方が少し変わります。新しいことを覚えるよりも、これまでに覚えたことを復習して、知識の確認や定着を重要視する勉強に切り替える学生が増えてきます。