不登校の子供が高校進学を考えたとき注意すべきこと5つ|おすすめの進学先も 不登校の子供が高校進学を考えたとき注意すべきこと5つ|おすすめの進学先も - 2ページ目 (4ページ中) - chokomana
ホーム >

不登校の子供が高校進学を考えたとき注意すべきこと5つ|おすすめの進学先も

不登校の子供が高校進学を考えたとき注意すべきこと5つ|おすすめの進学先も

2:学力

高校受験に合格するには、当然ながら学力が必要になります。学校に通っていれば、1日に6時間ほどの授業を受けることになりますが、不登校になれば基本的に自宅学習となります。

 

そのため、不登校になると、どうしても勉強の量や質が下がってしまいがちです。受験は競争なので、学力が足りないとそれだけ高校進学に不利となってしまいます。

対処法

勉強は学校でなくてもすることができます。むしろ学校で勉強するよりも、自分のペースで勉強した方が効率が良いという子供もいます。また、今では家庭教師やネット講義などのサービスが充実しています。そのため、自宅でも質の高い勉強をすることはできます。

 

他の問題点とは異なり、子供の努力次第でカバーできる部分でもあるので、学力はそれほど大きな不安材料と捉える必要はないでしょう。

3:出席日数

不登校の子供が高校進学する際に、注意すべき大きな点の1つに出席日数があります。

 

受験する学校によっては、欠席日数が多いことが原因で不合格が確定してしまう場合もあります。当然ながら、不登校になれば欠席日数が非常に多くなるので、それだけ受験が不利になってしまいます。

対処法

欠席日数が多くなると高校進学に不利となってしまうので、出席日数を稼ぐ必要があります。出席日数は、教室以外の別室であっても出席確認が取ることができれば、出席日数にカウントされます。

 

そのため、子供が別室であれば登校できるという場合は、学校と相談して保健室登校などの対応をしてもらいましょう。

 

また、欠席日数が多くても受験の合否判断に影響しないという高校もあるので、欠席日数が多いから高校進学が絶対にできないというわけでもありません。

4:気持ちが弱くなっている

不登校の子供の中には、自分が学校に行っていないことに引け目を感じてしまっている子供がいます。また、不登校になった原因によって、心に大きな傷を持っている場合や、受験に対して大きなプレッシャーを感じるなどの場合もあります。

 

これらによって、不登校の子供はメンタルが弱ってしまうことで、勉強や受験に対するモチベーションが維持できなくなってしまう可能性があります。

 

いくら保護者がいろいろなことに注意をしても、子供本人のやる気が失われてしまうと高校進学はできなくなってしまいます。

対処法

保護者は不登校の子供が勉強や受験へのモチベーションを下げてしまわないためにも、気持ち面のサポートをしてあげる必要があります。

 

そのため、子供が勉強しやすい環境を整えてあげるようにしましょう。また、オープンキャンパスに行くなどして、自分が高校に通っている姿を想像できるようにしてあげましょう。

 

ただし、子供によって不登校になった原因や学校に対する考え方などはそれぞれ異なります。必ずしも高校進学が子供にとって良い選択とは限らないので、子供に合わせたサポート方法を選ぶ必要があります。

5:高校受験の情報

中学校にはいろいろな高校の情報が集まってきます。また、学校に通っていれば、進路指導を受けることができ、受験に必要な知識や志望校に関する情報などを得ることができます。

 

しかし、不登校になれば自分で受験の情報を集めることになるので、学校で進路指導を受けた場合と比べると非効率になってしまいます。

 

また、受験情報が少ないと、受験に対する不安が大きくなり、モチベーションを下げてしまう原因となってしまう場合もあるので注意しましょう。

対処法

子供だけや、保護者だけでは集められる受験情報には限りがあります。また、一般向けには発信されていない情報もあります。そのため、子供に必要な受験情報を整理し、その情報を学校に相談してもらうようにしましょう。

 

また、受験情報を持っているのは学校だけではありません。家庭教師や塾、フリースクールなど、受験情報を持つ場所は多くあります。学校に頼れない場合は、子供が頼りやすい場所から情報収集すると良いでしょう。

不登校の子供におすすめの高校進学先4つ

高校にはいろいろな種類があり、それぞれ持っている特徴が異なります。もし、その高校選びに失敗してしまうと、せっかく高校進学をしても、子供が再び不登校となってしまう可能性があります。

 

そのようなことを避けるためにも、不登校の子供におすすめな高校進学先にはどのようなものがあるのか把握しておきましょう。

1:定時制高校

関連記事一覧

関連記事一覧へ