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私立高校での学力特待生の選考方法とは?免除される費用についても紹介

私立高校での学力特待生の選考方法とは?免除される費用についても紹介

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3:高校在学中の成績で特待生を選考する

3つ目は、高校在学中の成績で特待生を選定する方法です。入学後に優秀な成績を修める生徒を増やすための選定方法といえます。

 

高校の成績が上位であれば特待生として選定されるので、先に説明した入試選定や中学内申書選定とは違い、高校入学後からでも特待生制度を利用できます。

 

この選定方法は成績だけでなく、授業態度や生活態度も合わせて選定基準になるので、普段から意識して高校生活を送る必要があります。

特待生の入試には単願と併願がある

特待生の選定を入試で決める場合は、単願と併願のどちらかを選べます。

 

単願はその高校だけを志望して入試を受けることであり、併願とは受験日時の違う高校を2校以上志望して入試を受けることです。

 

たとえば、私立高校と公立高校を併願して受験する場合、まず入試日程の早い私立高校を受験して、後で公立高校を受験できます。私立高校の併願入学手続きは、公立高校の合格発表の後に設定されているので、公立高校と私立高校のどちらに入学するかを自分で決められます。

 

試験日時をずらして私立高校を複数受験することもでき、本命の高校よりも偏差値の低い高校を併願して、どちらでも特待生入試を受ける方法もあります。

「内申書による特待生認定」と「併願可の高校」の併願がおすすめ

保護者や受験生にとっては、入試ではなく中学内申書で特待生に選定される場合のほうが、安心感が増して本番の入試に向けての勉強もはかどります。

 

さらに他の高校との併願ができれば、高校選びの選択肢が増え、余裕をもって高校受験に望めます。

 

そのため、中学内申書による特待生制度のある私立高校で、他校との併願志望ができるところをおすすめします。

学力特待生以外にもある特待生の種類3つ

入試結果や学業成績で選定される学力特待生の他にも、特待生には3つの種類があります。まず、スポーツ推薦のスポーツ特待生、芸術分野の特待生、そして経済特待生です。

 

学力特待生とは違う選定方法で選ばれるので、それぞれ詳しく解説していきます。

1:スポーツ特待生

スポーツに力を入れている私立高校では、学費だけでなく施設費なども免除もしくは減額されるスポーツ特待生制度もあります。

 

スポーツ特待生になるには、大会で活躍してスカウトされるか、実際の高校の部活練習に参加してオーディションを受けるか、自己推薦としてスポーツ推薦入試を受けるかなど、高校により多様な選定方法があります。

 

ただ、部活の実績だけでなく学力を重視する私立高校もありますので、勉強をおろそかにはできない点は覚えておきましょう。

2:芸術分野の特待生

専門学科として芸術科・音楽科などがある私立高校では、芸術分野に力を入れるため、特待生制度をおこなっている場合もあります。

 

在籍中学校からの推薦が主な条件として挙げられ、またコンクール入選などの実績が求められることもあります。

 

珍しい例としては、書道特待生として習字の優秀な生徒を特待生にする学校もあります。

3:経済特待生

経済特待生は、成績に関係なく、ご家庭の経済事情によって選定される場合が多く、教科書代の免除など、学業に関する特待を受けられます。

 

一時的に経済状況が悪化しているなど、後での返済が可能なら、奨学金の利用も視野に入れるといいでしょう。

私立高校の特待生が免除される3つの費用

私立高校の特待生になると、その高校でかかる学費などが免除もしくは減額されます。主に免除対象になる費用は3つあり、入学金・授業料・施設費です。

 

学力やスポーツ・芸術など、それぞれの高校で特待生を募集する意味は変わります。どの費用を免除対象にするかも高校ごとに違います。

 

それでは費用の詳しい内容を順番に解説していきましょう。

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