公立高校と私立高校の違い7つとそれぞれのメリットとデメリット
受験
2020.12.04
目次
公立高校とは
公立高校は、地方公共団体が設置し、多くの場合税金による公的資金で運営されているため、無償で提供されている学校です。
公立高校は、普通校だけでなく資格取得や商業、工業、農業、介護、看護、音楽、調理などの専門的な勉強を目標とした専門教育を行う高校もあります。
普通高校の場合は、多くは全国一律のカリキュラムで、学校施設の多くは、必要最低限の施設設備で一律の水準となっています。
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私立高校とは
私立高校は、学校法人など民間が設置する学校です。
高等学校等就学支援金の制度改正で、年収590万未満の家庭の私立高校に通う生徒への授業料支援の上限額は上がりました。しかし、入学検定料、入学金、修学旅行などの費用、高校への寄附金など授業料以外にもかかる費用等を考慮すると、公立に比べてかかります。
その分、設備が充実していて、宗教教育や進路や就職指導など学校に特色があり専門教育を行っている学校もあります。
大学付属高校とは
大学付属高校は、大学に併設された学校です。
一定の基準を満たせば内部進学できる学校が多くあります。系列校への進学には、枠があり推薦による内部進学を目指す生徒が多いのが特徴ですが、推薦を獲得できなかった生徒や進路が変わった生徒は、外部受験をします。
大学と部活や授業が提携されていたり、教育実習の場として利用されることがあります。また、授業は、受験目的よりじっくり勉強するスタイルの学校が多いです。
国立高校とは
国立高校は、国立大学法人が設置する学校です。
国税による資金で運営されていますが、国立大学法人法によって国立大学法人が運営母体になったため、学校によって特色が違う教育が展開されるようになりました。大学進学を目指す生徒が多く、進路指導に力を入れている学校が多くあります。
国立高校の多くは普通校なので、資格取得できたり専門教育を求めるなら公立、私立から探す方がいいでしょう。
公立高校と私立高校の違い7つ
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