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中高一貫校に進学するメリット11個とデメリット7個|公立と私立の差

中高一貫校に進学するメリット11個とデメリット7個|公立と私立の差

4:高校受験をするよりゆとりがある

中高一貫校に通っていれば、一般的には高校受験をする必要がありません。しかし、「もう少しレベルの高い学校に行きたい」「新しい環境に行きたい」 など気持ちが変わってくるかもしれません。

そのとき、中高一貫校に通っていても別の高校を受験できます。もし合格できたらそっちの高校に通う、落ちてしまったら今の付属の高校に行くと気持ちにゆとりを持ってチャレンジできるでしょう。

5:長期間かけて友人を増やせる

中学校、高校という多感な時期に得た友人というのは絆が強くなります。

6年間という長い時間をかけて友達を増やせるので、 本当に信頼できる親友もできるでしょう。中高一貫校だからこそ、自分に合う生涯の友を見つけやすい環境にあるともいえます。

6:部活動に打ち込める

部活動に打ち込めるという点も、中高一貫校に進学するメリットと言えるでしょう。

多くの中高一貫校では、高校へ進学する際の入学試験等を設けていないため、進学するための試験対策に時間を取られ、部活動に割く時間が削られるという心配がないからです。

環境の変化に時間や気を取られることがなく、慣れ親しんだ環境の中で部活動に打ち込めます。

7:大学への推薦枠が充実している

学校の伝統や卒業生の活躍のおかげで、指定校推薦の枠が充実している進学校も多くあります。

できれば受験勉強をしたくないと考えている中高一貫校生は、日々の勉強をしっかりと身につけ、良い成績を継続していくことで、大学への推薦枠を勝ち取れるでしょう。

8:生徒の学力差がない

中学入試によって、それぞれ子どもの学力に見合った中学校へ入学しているため、入学した時点では生徒の学力に大きな差はありません。

生徒の学力レベルにそれほどばらつきがないため、先生たちは授業がしやすく、生徒もわかりやすい授業を受けられるでしょう。

生徒の学力の差がないことで、生徒にとって最適な難易度の授業や問題演習を受けられ、より効率的に学力を伸ばしていける点が中高一貫校のメリットの一つと言えます。

9:授業の質やレベルが高い

学力が平均的に高めの生徒たちに向けて、授業で高度な内容を教えなければならないため、先生の採用や育成に力を入れている学校が多いのが中高一貫校の特徴の一つと言えます。

特にそれぞれの学校ごとに先生を採用している私立中高一貫校には、その学校の校風に合った質の高い先生たちが揃っています。

また中学と高校の一貫教育となるため、6年間という長い期間を見据えてのカリキュラムが組まれており、教科ごとに異なる先生たちの連携が上手くとれていて、統一感のあるカリキュラムが期待できるでしょう。

10:それぞれ独自の文化や雰囲気がある

中高一貫校はそれぞれ独特の文化を持っていて、それぞれの学校に「この学校でしか学べないこと」があるのも中高一貫校の魅力と言えます。

また、各中高一貫校は独自の雰囲気も持ち合わせていることが多く、学校の年間の伝統行事をはじめとする生徒の活動や、そこで6年間を過ごす生徒たちの生活態度にそれが顕著に表れてきます。

卒業後もそれぞれの中高一貫校らしさの名残を持ち合わせていることがあります。

11:授業がスピーディー

中学入試の過程ですでに中学範囲のレベルまで学習済みの生徒が多いことや、同じ学力レベルの生徒が集まっていることもあり、公立の中高よりもスピーディーに授業を進めることが可能です。

また、中学と高校それぞれの3年ずつに区切ることなく、6年間を見通して授業計画を立てられるため、効率的に科目履修ができる点も中高一貫ならではの仕組みです。

そのため、中学範囲が2年、高校範囲が3年、大学受験が1年という「2・3・1年制」をとっている中高一貫校が多い傾向にあります。

中高一貫校に進学するデメリット7個

その子の個性や性格によって、中高一貫校が合わない場合もあります。

学校に通うのなら、のびのび楽しく通学してもらいたいものでしょう。そのために、デメリットもしっかり理解しておきましょう。

ここでは、中高一貫校に通学するデメリットを7つ紹介していきます。

1:6年間変わらない環境

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