二十節気「秋分」とはどんな季節?なぜおはぎを食べるのか解説!
季節の学び
2021.08.20

9月の2つ目の二十四節気「秋分(しゅうぶん)」。
2023年の秋分は9月23日(9月23日~10月7日)です。
では「秋分」はどのような季節なのか詳しくご紹介します。
「秋分」とは?
「秋分の日」と祝日にもなっていることから、「秋分」という言葉は聞きなじみがあると思います。
暦の上では「立秋」から「立冬」の前日までが秋とされ、「秋分」はその中間にあたります。
秋分が始まる日を「秋分の日」といい、昼夜の長さがほぼ同じになります。この日を境にだんだんと夜が長くなっていくことから、「秋の夜長」と表現することもあります。
「秋分」のイベント
秋分の日の前後3日間には「秋のお彼岸」があります。
お彼岸には仏壇にお供えをしたり、お墓参りに行くのが一般的です。
「彼岸」とは仏教用語で、「向こうの岸」という意味で「あの世」のことを指します。
仏教では秋分の日を「この世とあの世が最も近くなる日」と考えられていることから、生きている私たちの思いが「故人に届きやすい日」として、お彼岸の日に「お墓参り」をする風習が根付くようになりました。
そしてこの風習をもとに「先祖を敬い、亡くなった人をしのぶ日」という意味をこめて、「秋分の日」が祝日として制定されました。
どうしておはぎを食べるの?
お彼岸でお供えする食べ物といえば「おはぎ」です。
ご先祖様にお供えし、いただく習慣は江戸時代頃から始まったといわれています。
では、なぜ「おはぎ」なのでしょうか…?
「おはぎ」のあんこに使われる小豆の旬が秋であること、当時砂糖が貴重品だったことなどから、特別な日や大切な人に振る舞う贅沢な食べ物として定着しました。
また、小豆の赤い色には邪気を払う力があるとされ、ご先祖様の供養になるともいわれています。
「おはぎ」の名前の由来は、粒あんのつぶつぶが、秋分の時期に咲く「萩の花」によく似ているからとされています。
秋分の時期の美味しい食べ物
<いちじく>
いちじくは年に2回、旬を迎える果物です。夏に旬を迎える夏果専用種、秋に旬を迎える秋果専用種、夏と秋の時期にとれる夏果秋果兼用があります。
その中でも、秋に旬を迎えるものが一番美味しいと言われています。
いちじくの赤い部分は、抗酸化作用のあるアントシアニンを豊富に含んでいます。
整腸作用のあるペクチンも豊富に含むため、便秘や下痢を改善し、腸内環境を整える効果も期待できます。
生のままスプーンですくったり、皮ごとコンポートやジャムなどにしたり、
自分好みの食べ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
<里芋>
ねっとりとした食感が美味しい里芋も、秋分の時期に旬を迎える食べ物です。
親芋に子芋がつき、子芋に孫芋がつくことから子孫繁栄の印とされ、縁起の良い食べ物とされています。
家庭で調理をする際には、ネバネバしたヌメリが厄介…と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、あの独特のヌメリの成分はムチンやガラクタンという食物繊維の一種で、胃腸の粘膜の保護や血糖値の上昇を抑えることが期待できます。
しかし、煮物を作る際にはヌメリを取り除くことで煮汁が濁らず、味が染み込みやすくなることから、下ごしらえをすることをおすすめします。
まとめ
今回は、秋分についてご紹介しました。
秋の季節は「食欲の秋」ともいい、これから美味しい食べ物がたくさん旬を迎えます。普段の食事に旬のものを取り入れて、食卓から秋を感じるのもいいですね。
また、秋分の日はご先祖様への想いを募らせ、ご家族でおはぎを作りお墓参りに一緒に行ってみてはいかがでしょうか。
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