Scratch（スクラッチ）とは？使い方やプログラミング例を紹介

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2：プロジェクトを作る

アカウントが作れたら、プロジェクトを作成できるようになります。

公式サイトの初期画面にて、上段にある『作る』ボタンを押しましょう。 画面が切り替われば、そこからプロジェクトを作ることができます。

3：背景とスプライトを設定する

Scratchの初期画面は背景を好きに編集できます。

画面右下の画像マークをクリックすると、『背景を選ぶ』『描く』『サプライズ』『背景をアップロード』と表示されます。

『背景を選ぶ』は、Scratch内であらかじめ用意されている背景を選べ、『描く』は、自分でオリジナルなものを作ることが可能です。

『サプライズ』は、Scratch内に用意されている中からランダムで背景が選ばれます。『背景をアップロード』は、パソコンに保存されている画像ファイルをアップロードして背景にすることが可能です。

また、背景以外にスプライトペインを設定することができます。スプライトの追加や編集、削除などを適切に行い、完成イメージに近づけていきましょう。

4：コードを作成する

作業環境を整えたら、いよいよコードを作成します。

先述したように、Scratchのコードはすべてブロックの組み合わせで完成できます。ブロックの操作はマウスとクリックのみで、表示させる、隠す、吹き出しを表示する、といった内容変更が可能です。

また、ブロックには9つの種類がありそれぞれ特徴が異なります。

例えば、動きブロックはスプライトを前後に動かす、回す、移動させるといった動作をさせられ、イベントブロックは『この場所についた時』『キーが押された時』といったきっかけに自動で反応し、勝手に動作を始めてくれます。

ブロックの組み合わせ次第でプログラミングの幅は大きく広がっていくため、それぞれの特徴を理解しておくとより楽しめるでしょう。

Scratchで作成されたゲームの例

Scratch公式サイトの画面上部のメニューバーに『見る』をクリックすれば、他人の作品を見ることができます。 他人の作品から刺激を受ければ、その後の自分の作品作りに新たな試みが増えることでしょう。

ここではScratchで作成されたゲームの例を紹介していきます。

シューティングゲーム「mouse attack」

『mouse attack』はsiyoikauさんが作ったシューティングゲームです。

基本操作はマウスとスペースキーのみで、戦闘機を動かして弾を発射し、隕石を破壊するというシンプルなゲームになります。

このゲームの注目する点は、得点やライフの表示、効果音がしっかりあるところです。 ゲーム内容自体は単純なものですが、プレイヤーがやりやすいように工夫されており臨場感があります。

アクションゲーム「《#4》ғɪsʜɪɴɢ」

「《#4》ғɪsʜɪɴɢ」はzohsamaさんが作った、釣りを題材にしたアクションゲームです。

マウスクリックで釣り竿を操作して魚を釣るという分かりやすい内容で、ゲーム初心者でもとても遊びやすいゲームになっています。

このゲームでは可愛らしいキャラクターが複数用意されていますが、キャラクターごとに動作が異なります。プレイヤー側としては細かい違いに見えるでしょうが、実は全員の動きを別のものにすることは高いプログラミング能力が必要です。

パズルゲーム「Reversi（オセロ）」

『Reversi（オセロ）』はsyatoさんが作ったパズルゲームです。

タイトル通りあの有名なパズルゲームをそのまま再現しており、コンピュータのネコを相手に対戦できます。

パズルゲームを制作するためには局面ごとに適切なコードを当てはめなければならず、ゲーム制作の中では上級者向けです。Scratchであればその複雑な部分を直感的に理解できるため、プログラミングに慣れてきたら挑戦してみると良いでしょう。

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リミックスとは？

本来完成されている作品に編集やミックスすることを一般的にリミックスと呼びます。簡単なゲームが作れるようになったら、その次は作成したゲームにアレンジを加えリミックスに挑戦してみると良いでしょう。

例えば、シューティングゲームであれば得点表示を追加したり、アクションゲームであればスピードを編集して難易度を調整したりと、編集の仕方でリミックスの幅は広がります。

プログラミングに挑戦しやすいScratchについて知っておこう