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Scratchでシューティングゲームは作れる?初心者でもできる手順をご紹介

Scratchでシューティングゲームは作れる?初心者でもできる手順をご紹介

自機が弾を打てるようにする

次に自機が弾を打てるように設定しましょう。まず、ボールのスプライトを選択し、大きさを「10」と小さくします(自分の好みで変えてください)。

 

続いて、「旗が押されたとき」に「隠す」、「(スペースキー)が押されたとき」に「(自分自身)のクローンを作る」に設定します。

 

「クローンされたとき」に「(最前面)へ移動する」「表示する」「(Roketship)に移動する」にすれば、ボールが移動するロケットから発射されます。

 

また、「ずっと」内に「y座標を(10)ずつ変える」「もし<(端)に触れた>なら」内に「このクローンを削除する」と続けましょう。

 

これで、スペースキーが押されるたびにボールが連続して発生し、下へ動き、画面の端に着くと消えるようになりました。

敵キャラクターが動くようにする

敵キャラクターにも動きをつけましょう。まず、コウモリのスプライトを選択し、「旗を押したとき」「ずっと」内に「(自分自身)のクローンを作る」「(5)秒待つ」とブロックを並べます。

 

これで5秒に1回、コウモリが出現するようになりました。さらに、「クローンされたとき」「x座標を<(-100)から(100)の乱数>y座標を(100)にする」「表示する」と置きます。

 

続けて、「ずっと」内に「y座標を(-3)ずつ変える」「もし<(端)に触れた>なら」内に「このクローンを削除する」と置きましょう。

 

これで、ボールと同様、コウモリも画面の端に着くと消えるようになりました。

3:敵キャラクターの反応をプログラム

自機キャラクターと敵キャラクターの動きを設定したあとは、敵キャラクターの反応をプログラムします。

 

たとえば、ここでは弾が当たると敵キャラクターが消えたり、敵キャラクターが何度も出現したり、敵キャラクターが攻撃できるようにしたりしましょう。

弾が当たると敵キャラクターが消えるようにする

まず、敵キャラクターのコウモリのスプライトを選択します。前述したとおりに作成した最後のブロック「ずっと」内に、「もし<(Ball)に触れた>なら」「(げきつい)を送る」「このクローンを削除する」のブロックを入れこみます。

 

これで弾が命中すると、コウモリが消えるようになります。効果音をつけると、よりリアルになるでしょう。

敵キャラクターが何度も出現するようにする

さらに、「ずっと」ブロックを追加して、「(自分自身)のクローンを作る」にすれば敵キャラクターが作り続けられます。

 

ただし、このままでは大量にクローンができるため、「(1)秒待つ」を追加します。

敵キャラクターが攻撃できるようにする

敵キャラクターも攻撃できるようにするには、自機キャラクターの攻撃と同様のブロックを置いていきます。

 

コウモリのスプライトを選択し、弾となるスプライトを選択したあと、クローンを作ってy座標を移動させ、端に触れたらクローンを削除するようにしましょう。

 

また、コウモリがロケットに当たったらロケットが消えるようにするには、ロケットのスプライトを選び、「ずっと」内に「もし<(Ball)に触れた>なら」「このクローンを削除する」のブロックを入れこみます。

4:HPと得点を設定

さらに、HP(ヒットポイント:ライフと同様の意味)と得点を設定しましょう。

 

コウモリがロケットに触れたらHPが減ったり、ロケットがコウモリを打ち落としたら得点が入ったりする設定をプログラムします。

自機のHPを設定する

ロケットのスプライトを選択し、「旗が押されたとき」「(ライフ)を(5)にする」「最前面にする」「表示する」を並べると、ゲーム開始時にロケットの残り機体数(5)が表示されます。

 

続いて、「ずっと」内に「もし<(Batt)に触れた>なら」を、その内に「(げきとつ)を送る」「(ライフ)を(-1)ずつ変える」「もし<(ライフ)<(1)>なら」内に「(ゲームオーバー)を送る」を入れます。

 

これで、ロケットがコウモリに触れるたびに表示されたHPが1Pずつ減るでしょう。

敵キャラクターを倒すと点数が入るようにする

コウモリのスプライトを選択し、前項で作成した「旗を押したとき」「ずっと」の間「(てんすう)を(0)にする」を入れます。

 

続けて、前述したとおりに作成した「もし<(Ball)に触れた>なら」内の「(げきつい)を送る」「このクローンを削除する」の間に「(てんすう)を(10)ずつ変える」を入れます。

 

さらに「変数(てんすう)を表示する」「もし<(てんすう)>(99)>なら」内に「(ゲームクリア)を送る」も入れこみましょう。そして、「(げきとつ)を受け取ったとき」に「このクローンを削除する」をつなげます。

 

これで、ボールがコウモリに当たるとコウモリが消え、そのたびに点数が10ずつ増えていくでしょう。

5:ゲームクリアとゲームオーバーの処理を追加

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