Scratchでシューティングゲームは作れる?初心者でもできる手順をご紹介 Scratchでシューティングゲームは作れる?初心者でもできる手順をご紹介 - chokomana
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Scratchでシューティングゲームは作れる?初心者でもできる手順をご紹介

Scratchでシューティングゲームは作れる?初心者でもできる手順をご紹介

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「そもそもScratchって何?」
「Scratchでプログラミングを学ぶのは難しい?」
「Scratchでシューティングゲームを作るにはどうしたら良い?」
小中学生の子どもを持つ保護者の中には、Scratch(スクラッチ)というプログラミング教材の名前を聞いたことがある人もいるでしょう。

 

この記事では、Scratchでシューティングゲームを作る方法を紹介します。初心者でもできるように分かりやすく手順を伝えるので、この記事を読むことでScratchに関してまったく知識がない人も、操作方法が分かるでしょう。

 

「プログラミングなんて難しくて関心がない」と拒否反応を持つ保護者の方も、この記事を参考にしてScratchでゲーム作りに取り組んでみてください。

 

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Scratchのシューティングゲームとは?

「Scratch(スクラッチ)」とは、特別なアプリやプログラミング言語を必要とすることなく、ブラウザ上でプログラミングに取り組める無料のWebサービスです。

 

さまざまなゲームを作成できるScratchは、キッズ用のプログラミング教室で教材としても取り入れられており、楽しみながらプログラミングできるでしょう。

 

そのScratchで、シューティングゲーム(敵を打ち倒すゲーム)を作る方法について紹介します。

 

シューティングゲームには縦・横それぞれにスクロールさせるタイプがあります。背景を強制スクロールさせるため、移動しているような躍動感があり、スリルや爽快感が大きな魅力です。

簡単にできるScratchのシューティングゲームの作り方

Scratchでできるシューティングゲームの基本的な作り方を見ていきましょう。まずはゲームを作る準備をし、次に基本動作のプログラムを立て、さらに敵キャラクターの反応をプログラムするといった手順となります。

 

プログラムと言ってもプログラミング言語を使うことはなく、「動き」や「見た目」などのブロックを、ドラッグ&ドロップで、直観的に組み合わせていく作業が基本です。

 

なお、シューティングゲームは、主人公となる自機キャラクターが敵キャラクターを弾で打ち倒すゲームです。

1:ゲームを作る準備

まずは、ゲームの本動作を作成する前の準備として、キャラクターおよび背景を設定します。このキャラクターのことをScratchでは「スプライト」と呼びます。

 

シューティングゲームで準備するスプライトは、自機キャラクター・弾・敵キャラクターです。その他、必要に応じて自分が欲しいキャラクターの設定を行いましょう。

スプライトを用意する

Scratchには、人や動物、架空のもの、文字などさまざまなスプライトが用意されているため、画面右下の「スプライトを選ぶ」からスプライト一覧を見て選択します。また、パソコン内の画像を取り込み、それを設定することもできます。

 

ここでは、例として自分が操縦する自機キャラクターとして「ロケット(Rocketship)」、敵キャラクターとして「コウモリ(Bat)」、弾として「ボール(Ball)」のスプライトを選択します。

 

つまり、「ロケット」から「ボール」を打って、飛んでくる「コウモリ」を打ち倒すシューティングゲームになります。

背景を用意する

次に、スプライト同様、背景の画像を選びます。まず、画面右下の「背景を選ぶ」から背景一覧を見て選択します。

 

ここでは、例として「宇宙(Stars)」を選択します。この背景を強制スクロールさせるために、画像ファイルとしてパソコン内に一度保存してから、スプライトとして読み込みましょう。

 

背景の画像上で右クリックし、「名前を付けて画像を保存」して パソコン上に保存します。さらに、「スプライトタグ」から、先ほど保存した背景の画像をアップロードします。

 

続いて、「旗が押されたとき」に「自分自身のクローンを作る」、「自分自身はx座標(0)y座標(0)」に配置するようブロックを置きます。

 

さらに、「クローンされたとき」に「自分自身はx座標(0)y座標(340)」に配置し、自分自身とクローンそれぞれ「y座標を(-5)ずつ変える」にしましょう。

 

「もしy座標が<(-339)なら」の次に「y座標を(340)にする」につなぎ、これを繰り返すことで背景が縦にスクロールするような動きになりました。

2:基本動作のプログラム

前項までで、各キャラクターのスプライトの選択、および背景の選択と動きの設定が完了しました。次は、各キャラクターの基本動作をプログラムしていきましょう。

 

基本的には動きや見た目、イベント、制御などのブロックをコードから選択し、ドラッグ&ドロップで並べて、数字や文字部分を入力します。

自機が移動できるようにする

まずは、自機キャラクターであるロケットのスプライトを選択します。

 

右方向に動く場合は「(右矢印キー)が押されたとき」に「x座標を(10)ずつ変える」、左方向に動く場合は「(左矢印キー)が押されたとき」に「x座標を(-10)ずつ変える」ブロックを連結させて並べます。

 

上下方向も同様にブロックを置きましょう。なお、動く速度を早めたい場合は、数字部分を大きくします。

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