洗濯のりを使って簡単にスライムを作ろう!

ぷにぷに・とろとろと不思議な感触についつい夢中になってしまうスライム。
この記事では、洗たくのりとホウ砂(ほうしゃ)を使ったスライムの作り方を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
かわいく楽しいスライムのアレンジアイデアもたっぷり掲載しています。
「簡単なスライムの作り方を知りたい」
「簡単にできる自由研究を探している」
「自分だけのオリジナルのスライムを作りたい」
という方は、ぜひ最後まで読んで、スライム作りにチャレンジしてみてくださいね。
目次
このページでわかること
・洗たくのりで作るスライムの基本の作り方
・ホウ砂の使い方と注意点
・スライムの作り方の注意点と保存方法
・スライムの人気アレンジアイデア
・スライムを自由研究としてまとめる方法
洗たくのりスライムの作り方
準備するもの(材料)
・洗たくのり(PVAタイプ)…50ml
・水…50ml
・ホウ砂水(水100mlにホウ砂2gをよく溶かしたもの)
・ボウルや紙コップ
・割り箸(まぜる用)
・食紅やラメ、ビーズ(アレンジ用)
※「洗濯のり スライム」で使うのはPVA(ポリビニルアルコール)入りの洗たくのりです。表示を確認してから使いましょう。
ホウ砂(ほうしゃ)とは?
ホウ砂(英語:Borax)は、白い粉のような見た目の天然にある鉱物の一種です。
水にとかすと「ホウ砂水」になり、洗たくのりの中にあるPVAと反応してスライムをかためる働きをします。
もともと掃除や洗たく用としても使われていましたが、理科の実験やスライム作りにもよく使われます。
⚠️注意:ホウ砂は口に入れると危険です。必ず大人といっしょに使いましょう。
あそんだあとはしっかり手を洗うことを忘れないでくださいね。
作り方ステップ
1.ボウルに洗たくのり50ml+水50mlを入れ、割り箸でしっかりまぜます。
2.好きな色の食紅やラメを入れると見た目も楽しくなります。
3.ホウ砂水を少しずつ加えながら、さらにまぜていきます。
4.まとまってきたら、手でこねてみましょう。手につかなくなれば完成です!
スライムを作るときの注意点
スライムを安全に作るために、いくつか気をつけることがあります。
・ホウ砂は飲みこまない!
→ 誤って口に入れたりしないよう、作るときは大人の人といっしょに。小さなお子さまの近くでは使わないようにしましょう。
・目に入れないように注意
→ 万が一目に入ったら、すぐに大量の水で洗い流して病院へ。
・手についたら石けんでしっかり洗う
→ あそんだ後は手をしっかり洗って清潔に。
・机や床につかないように工夫する
→ 新聞紙やシートをしいておくと片づけも簡単です。
・洋服やカーペットにつくと取れにくい
→ お気に入りの服はよけておくと安心です!
よくある質問(スライム作りQ&A)
Q. ホウ砂水を入れすぎるとどうなる?
→ スライムが固くなりすぎて、のびにくくなります。少しずつ入れて、様子を見ましょう。
Q. 洗たくのりはどこで買える?
→ スーパーや100円ショップ、ドラッグストアの「洗たく用品コーナー」に売っていることが多いです。
Q. スライムが手につくときは?
→ ほんの少しだけホウ砂水を足してまぜてみてください。すこしずつでOKです。
スライムの保存方法と長持ちさせるコツ
作ったスライムはそのままにしておくと、かたくなったり乾燥してしまいます。
長く楽しむために、保存のコツも知っておきましょう。
保存のしかた
・フタつきの保存容器やジッパーバッグに入れる
→ 空気にふれないようにするのが大切!
・冷蔵庫に入れると長持ちする(冷えすぎに注意)
→ 夏場などは特に冷蔵保存が安心です。
・乾燥してきたら水を1〜2滴たらして、よくこねると復活することも!
保存できる日数の目安
・常温保存:2〜3日程度
・冷蔵保存:1週間前後(においや見た目が変わったら捨ててくださいね)
スライムのアレンジ方法【人気アイデア7選】
スライムはくふうしだいでいろいろな見た目・さわり心地にアレンジできます!
ここでは、小学生に人気のおすすめスライムアレンジをご紹介します。
🌈カラーアレンジスライム
食紅や絵の具を使って好きな色にアレンジしてみましょう。
まぜかた次第でマーブル模様も作れます。
レインボースライムを作るには、色を変えて何色かを重ねてみてください。
✨キラキラスライム
ラメ・ホログラム・スパンコールを入れるとキラキラになります。
「星空スライム」「宝石スライム」など、名前をつけても楽しいですね。
☁️フラッフスライム(ふわふわ)
シェービングフォームをまぜるとふんわり仕上がります。
軽くてやわらかい感触が人気です。
🧊クリアスラ(透明)
透明タイプの洗たくのりを使うと透き通ったスライムが出来上がります。
ビンに詰めてビーズや小物を入れると「飾れるスライム」になります。
🫧バブルスライム
よくまぜて泡を入れると「もこもこスライム」になります。
時間がたつと泡がぬけていくので、観察にもぴったりです。
💡光るスライム(夜光)
夜光パウダーをまぜて、ライトで光るスライムになります。
部屋を暗くして観察してみましょう。
🌷香りつきスライム
アロマオイルやせっけんでほんのり香りをつけてみましょう。
リラックスできる「いやしスライム」になります。
🧲マグネットスライム
鉄粉をまぜて、磁石で動かせる不思議スライムになります
自由研究にもチャレンジ
スライム作りは、実験と観察ができるので、自由研究にもぴったりです。
まとめ方のポイント
・ホウ砂水の割合を変えた時のスライムの固さの変化を、表にしてまとめてみましょう。
・机に置いた時の広がる速度を測ったり、つまんで持ち上げられるか試したり、比べ方も考えてみましょう。
・固さが伝わりやすいように、持ち上げてスライムがたれる様子を写真にとったりイラストにしたりするなど、見せ方を工夫しましょう。
・数日置いたときの色の変化にも注目してみましょう。
・洗濯糊の割合を変えたスライムも作って、固さを比べてみましょう。
・作ったスライムを一緒に提出する時は、チャック付きポリ袋に入れて、分量をラベルシールに書いて貼りましょう。
まとめ
洗たくのりとホウ砂があれば、おうちで簡単にスライム作りが楽しめます。
少ない材料でも、工夫次第で色や感触を自由に変えられ、実験と観察がしやすい点もスライムの魅力です。
アレンジを加えることで、創造力や好奇心を刺激し、遊びながら自然と観察力や手先の器用さも身につきます。
何度も作って、自分だけのオリジナルスライムを完成させてみましょう。
作るときは、ホウ砂の取り扱いに注意しながら、保管方法も守って安全に楽しんでください。
手軽に始められて、ずっと遊びたくなるスライム。ぜひ、楽しみながら実験をして自由研究としてまとめたり、
あなただけのお気に入りのスライムを見つけてみてくださいね。