押し花を手作りで作ってみよう!小学生でもできる簡単な作り方について紹介
「お花が好きな子どもにおすすめの自由研究はないかな?」
「自由研究で1日あればできるものってあるかな?」
「自由研究後でも、あとで保存して楽しめるものってないかな?」
そのような方にぴったりな自由研究があります。押し花を手作りしてみるのはどうでしょうか。
本記事では、家でできる手作り押し花のやり方を説明しています。この記事を読むことで、簡単にできる押し花の作り方がわかるでしょう。また、作った押し花を冊子にまとめるやり方も説明していますので、自由研究後も手軽に見返すことができ、楽しめるでしょう。
自由研究のテーマ探しで迷っている方は、ぜひこの記事を読み、参考にしてみてください。
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目次
工作に必要なもの・環境・準備
まずは、この自由研究をする際、どんな花を押し花にしてみたいのかを花図鑑などを見て子どもと話し合ってみましょう。あとで作った押し花を冊子にしていくので、できれば自然で取れる草花もしくは、身近な花がおすすめです。
たいていの花は押し花にできますが、特に向いているものがあります。向いている花は、花弁が薄く水分がすくないものです。例を挙げると、コスモス、タンポポ、カスミソウ、レンゲソウ、パンジー、ビオラ、あじさい、ダリア、バラなどです。ベゴニアやムスカリで試してみましたが、水分が多いためにきれいな押し花になりませんでした。
押し花がお家で簡単にできる秘密は、電子レンジを使うからです。
- 押し花にしたい花
- 段ボール2枚(今回は皿と電子レンジのサイズに合わせ縦横約23センチの正方形のものを使いました)
- キッチンペーパー
- 大皿とどんぶり
- 輪ゴム
- 電子レンジ
- はさみもしくはカッター
- 穴あけパンチ(冊子を作るときに必要です)
- ひも(冊子を作るときに必要です)
- セロハンテープ(冊子を作るときに必要です)
- 画用紙(冊子を作るときに必要です)
- ピンセット(温めた押し花をペーパータオルからはがすときにあると便利です)
工作の方法・手順
- 押し花にしたい花の水分を丁寧にキッチンペーパーなどでふき取る
- 段ボールの上にキッチンペーパーを敷き、その上に花を置く
- 花の上にキッチンペーパーを置き、段ボールをのせて輪ゴムで固定する
- 皿の上に段ボールをのせ、どんぶりを重石として置き、電子レンジに入れる
- 500ワットの電子レンジで約1分間加熱する
- 重石と段ボールを取り、押し花を丁寧にキッチンペーパーからはがす
茎やガクが固い場合は、押し花が上手にできない場合があります。かなづちなどで優しくたたき平らにするといいでしょう。輪ゴムで固定させたあとは、段ボールを上から軽く手で押して圧をかけます。
電子レンジに入れる際は、加熱しすぎないように注意しましょう。機種や花により1分間の加熱が最適とは限りません。最初は、30秒ずつから始めて15秒ずつ足していくといいでしょう。また、電子レンジから取り出すときは、熱いので気をつけてください。
工作からわかること
手作り押し花を作ったあとは、冊子にまとめてみましょう。押し花を1枚ずつセロハンテープで画用紙に貼りつけます。表紙と最後のまとめのページをつけ、穴あけパンチをあけ、ひもを通せばできあがりです。
画用紙の余白に書く詳細は、自由研究をする子どもの学年により変えていきましょう。低学年から中学年の子どもは、ページ余白部分に花の名前や採取した場所を記入します。
高学年の場合は、余白に植物用語や説明図を入れます。おしべ・めしべ、ガク片はどうなっているのかなどの細かい情報を加えていきましょう。
冊子作りは、コツをつかめば意外にすらすらと進められます。身近な花の知識が増えるだけでなく、自分だけの花図鑑を作るつもりで楽しみながらチャレンジしてみてください。