消しゴムハンコの作り方とは?初心者でも簡単にできる
「夏休みの自由研究で工作をしたいけれど、何を作れば良いかわからない」
「こどもと一緒に夢中になれるものを作りたい」
夏休みの自由研究を通じて、こどもと寄り添う時間を持ちたいと思う人も多いでしょう。
今回は親子で楽しく、夢中になって作れる消しゴムハンコの作り方を紹介します。揃える道具やハンコを作る上でのポイントなどもしっかりまとめてあります。
この記事を参考にすれば、温かみがあるオリジナルのハンコが簡単に作れるでしょう。削るところ、残すところを考えながら作業することで、先を見通す力や集中力が身につきます。
こどもと一緒に夢中になれる自由研究を探している人は、ぜひ親子で消しゴムハンコ作りにトライしてみてください。
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消しゴムハンコを作るのに必要なもの・環境・準備
消しゴムでハンコを作るのに必要なものはリストの通りです。
通常の消しゴムでも作れますが、ハンコを作る専用の大きな消しゴムが100均などで売っています。カッターで削りやすいように柔らかく作られているのでおすすめです。
消しゴムハンコは細かい作業が多いので、小さめのカッターや彫刻刀などがあると便利です。大きいカッターは消しゴムをハンコの大きさに切る時に使います。
何かのイラストを写してハンコを作る時や文字のハンコを作る時には、トレーシングペーパーと鉛筆を使うと綺麗にできるので、用意しておくと良いです。
最後にカッターを使うので、怪我には十分気をつけてください。特にこどもは夢中になりすぎてカッティングボードからはみ出して作業していた、なんてこともあるので、目を離さないようにしましょう。
- 消しゴム
- スタンプパッド
- カッティングボード
- カッター
- トレーシングペーパー
- 鉛筆
消しゴムハンコを作る方法・手順
- 消しゴムにハンコにしたい絵や文字を書く
- 絵や文字の中で、インクがつくところ、つかないところを決める
- インクがつかないところ(白くしたいところ)をカッターで削る
まず消しゴムに、絵を書きます。直接書いても良いのですが、特に文字を書く場合には注意が必要です。直接消しゴムに文字を書くと、押した時に文字が反転してしまいます。
そのような場合におすすめなのが、トレーシングペーパーで移す方法です。やり方は、トレーシングペーパーに鉛筆で文字を書いて、書いた面を消しゴムに押し当てて、上から擦ります。それだけで反転した文字が消しゴムに移るので、簡単に文字のハンコが作れます。
トレーシングペーパーがない場合は、オーブンなどで使うクッキングシートで代用すると良いでしょう。
消しゴムに絵や文字が書けたら、インクをつけたい部分とインクをつけないで白くしたい部分を決めます。インクをつけたい部分は削らずに残して、インクをつけたくない部分はカッターで削って高低差をつけていくのです。
消しゴムハンコを作ってからわかること(解説)
削る作業は、最初は難しいかもしれません。また、簡単な絵を描いたつもりなのに、いざ削ると思ったより難しかったなど、実際やってみると様々な感想や苦労が出てきます。
いくつか作っていくうちに、どんなイラストなら簡単に作れるか、どんなところが難しいかがわかります。
慣れないうちやこどもが作る場合は、イラストの線の上だけ削るようなハンコが作りやすいです。慣れてきたら、絵や文字が浮かび上がるようなハンコをデザインしてみてください。
完成品を想像しながら試行錯誤することは、こどもにとっても保護者にとっても楽しく有意義な時間となります。
自由研究としてのまとめ方
消しゴムでハンコを作るために必要な材料や手順などを紹介しました。作り終わった後、インクをつけて押してみると達成感があります。ただの消しゴムがこんな可愛いハンコになるなんて驚きです。
こどもがカッターを使う時はヒヤヒヤしますが、真剣な眼差しで消しゴムを削っている姿は、頼もしく感じます。そしてこどもだけでなく大人も楽しんで取り組めます。
最後に自由研究としてまとめるやり方を紹介しましょう。
例えば、夏休みを通じて色々な絵や文字のハンコを作り、その都度難しかったことや新たに挑戦してみたことを日記のように残すと成長が感じられるのでおすすめです。また、画用紙などに自分で作った消しゴムハンコだけで、大きな絵を描くのも素敵です。
何か形が残る自由研究がしたい、親子で工作に取り組みたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。