余った保冷剤で芳香剤を簡単に作れる方法とは?おうちにある材料で工作しよう!
「家にある材料で工作がしたい」
「自由研究のテーマが見つからず困っている」
「短時間で終わらせられる自由研究はある?」
このように、手軽にできる工作や自由研究のテーマを探している保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、保冷剤を使った芳香剤の作り方を紹介します。色合いや飾り方を工夫することで子どもの発想力や表現力を発揮できる工作です。
材料を混ぜて入れるだけとシンプルな工程で、火や特別な道具は使いません。材料も身近なものばかりでできるため、この記事を読んだらすぐに取り掛かることができるでしょう。
冷凍庫に保冷剤が余っている方や家にある材料でできる工作を探している方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
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目次
実験に必要なもの・環境・準備
保冷剤を使った芳香剤作りの基本的な材料は、保冷剤・香りの素・容器の3つです。
香りの素となるアロマオイルは、エッセンシャルオイルや柔軟剤など普段家で使っているもので代用可能です。中身を混ぜるのに今回は使い捨てスプーンを使用しましたが、コーヒー用の短いマドラーや割りばしなど用意しやすいものを選んでください。
保冷剤に色をつけたり装飾したりする場合は、お好みの材料を加えましょう。余った絵具や空き瓶、海で拾った貝殻、プレゼントについていたリボン、100均グッズのインテリアストーンやビーズなど、身近なものを活用すれば十分すてきな芳香剤ができます。
なお、保冷剤はゲル状のものを用意し、前もって常温に戻しておきましょう。
- 保冷剤(ゲル状のもの)
- ガラス容器
- アロマオイル
- 装飾品(絵具、貝殻、インテリアストーン、リボンなどお好みで)
- はさみ
- 材料を混ぜるもの(空き容器やスプーンなど)
実験の方法・手順
保冷剤の中身とアロマオイルを入れて混ぜ、上から貝殻やインテリアストーンなどを飾れば基本の芳香剤のできあがりです。アロマオイルは3~10滴ほどがおすすめですが、香りの強さの好みには個人差があるため、様子をみながら少しずつ加えてください。
さらにお好みで、保冷剤に絵具を混ぜてカラフルにしたり、複数の層を作ったり、容器にリボンを巻いたりして自由にデコレーションしてみましょう。
なお、保冷剤を扱う際には中身を水道に流さないよう注意してください。保冷剤に使われる吸水性ポリマーには水分を吸収する性質があり、排水口やトイレに流してしまうと排水管を詰まらせる可能性があります。
そのため、開けた保冷剤が残ってしまった場合は、中身が漏れないようビニール袋に入れて捨てるようにしましょう。
- 保冷剤の袋の端を切って開け、中身をガラス容器に入れる
- アロマオイルを適量入れて混ぜる
- お好みで装飾品を入れる
- リボンなどで容器をデコレーションしたら完成
実験からわかること(解説)
材料を混ぜて好きなように装飾するだけなので、小学校低学年の子どもでも簡単にできる工作です。絵具を混ぜて色の組み合わせを楽しんだり、装飾アイテムを入れた複数の層を重ねてみたりと、工夫次第で子どもの感性を活かしたすてきな作品になります。
置く場所やアロマオイルの量などにもよりますが、1週間~10日程度は香りが楽しめるでしょう。薄い布でふたをしておくと、ほこりをよけられ長持ちします。
まとめ方
冷凍庫に余りがちな保冷剤ですが、簡単な工作で芳香剤という実用的なアイテムに変身させることができます。
小学校高学年以上の自由研究のテーマにする場合は、芳香剤を作る以外に保冷剤を再利用する方法を見つけたり、保冷剤の成分である吸水性ポリマーについて調べたりするのもおすすめです。
この記事を参考に、家にある身近な材料が新しく生まれ変わるおもしろさをぜひ味わってみてください。