【小学2年生】自由研究のテーマ7選|研究を楽しむポイントも併せて紹介
「そもそも夏休みの自由研究って何のためにあるの?」
「小学2年生の子供の自由研究のテーマはどんなものが良いの?」
「今年の自由研究はどうしよう」
夏休みの宿題の中で、どの家庭でも頭を悩ませるのが自由研究ではないでしょうか。
とくに小学校低学年の子供の場合、子供1人で自由研究を行うことは難しいため、保護者のサポートが必要となります。
本記事では、小学2年生の自由研究のテーマの選び方や、おすすめのテーマ、自由研究で書くことなどについて解説します。
この記事を読むことで、テーマを選ぶ際にどのようなことに注意すれば良いのか、また自由研究のまとめ方について知ることができるでしょう。
また、自由研究を楽しむポイントについても併せて紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
夏休みに自由研究をする目的とは?
学習には、習ったことを覚える勉強的な学びと、自分でテーマを決めて調べる研究的な学びの2種類があります。
学校では時間の制約があるため、勉強的な学びをすることで精一杯で、研究的な学びに取り組むことは難しいでしょう。
そのため、夏休みという長期休暇を利用して、普段学校では行うことができない研究的な学びを家庭で取り組み、学ぶ面白さを感じてもらおうというのが自由研究の目的と言えます。
自由研究で学ぶ面白さを感じてもらうには
子供に自由研究で学ぶ面白さを感じてもらうには、自由研究の完成度の高さにこだわるより、子供が好きなことに熱中できるようにしましょう。
子供の好きなことを追求し、まとめることで自由研究になります。テーマは子供が好きなことなら何でも良いのです。好きなことに熱中できて楽しかったと思えることができれば、子供の自信に繋がるでしょう。
自由研究は、子供の自主性や考える力などを身に付けることができ、成長するチャンスと言えます。
小学2年生の自由研究テーマの選び方
小学2年生の子供の自由研究テーマはどのように選べば良い分からないという人もいるのではないでしょうか。
ここでは、小学2年生の自由研究テーマの選び方について見ていきます。
できるだけ簡単に取り組めるもの
小学2年生は、まだ自由研究にじっくりと取り組むのは難しいでしょう。始めはがんばろうと思って取り組み始めても、自分が考えていたよりも難しいと途中で投げ出してしまう可能性もあります。
そのため、低学年のうちは、できるだけ簡単に取り組めるものを選ぶようにするのがポイントです。
子供が面白そうと思ったもの
小学2年生の場合に限らず全学年に共通して言えることですが、自由研究のテーマには子供が面白そうと思ったものを選ぶようにしましょう。
小学2年生の場合には、子供が面白そうと思ったものをいかに簡単にして、子供が取り組める自由研究のテーマにするのかが保護者の腕の見せ所と言えます。
普段から子供が興味をもっているもの・好きなもの
普段から子供が興味をもっているものや好きなものからテーマを選ぶことで、子供が取り組みやすくなるため、おすすめです。
粘土遊びが好きだったり、ブロック遊びが好きだったり、電車が好きだったり、時間がたっぷりある夏休みだからこそ、子供が好きなものや興味のあるものにじっくり取り組ませてみてください。
そして、それを自由研究として発表できたり、提出できたりするように保護者がサポートしてあげましょう。
短期間で終われるもの
小学2年生の子供にとって、何日も続けて行うような研究や観察は飽きてしまう可能性が高いでしょう。
そのため、短期間で終われるテーマを選ぶのがおすすめです。なるべく1日で終わるようなテーマにすれば、子供も楽しみながら集中して取り組むことができ、保護者の負担も少ないでしょう。
小学2年生の自由研究におすすめのテーマ7選
ここからは、小学2年生の子供にも取り組みやすく、短期間で終わる自由研究におすすめのテーマをご紹介します。
小学2年生の自由研究のテーマを見つける参考にしてみてください。
- 割りばしで鉄砲を作る
- プラネタリウムを作る
- 果物の浮き沈みについて実験する
- 10円玉のサビをどうやって取るのかを実験する
- 好きな動物の生態などについて研究する
- 恐竜の歴史や種類などについて調べる
- 自分が住んでいる都道府県について調べる
1:割りばしで鉄砲を作る
手先が器用になってくる小学2年生には、割りばしで鉄砲を作る工作を自由研究にしてみるのもおすすめです。
割りばしを輪ゴムで留めるだけで簡単に作ることができます。自由研究に必要な材料をわざわざ買わなくても、家にある材料で作れるのが嬉しいポイントです。
家にあるもので簡単に楽しいおもちゃが作れるという発見になり、作った後は楽しく遊べるため、子供も夢中になるでしょう。
2:プラネタリウムを作る
小学2年生になると月や星、宇宙などに興味をもつ子供もいるでしょう。そのような子供におすすめなのがプラネタリウムを作る自由研究です。
まず、黒いお椀型の容器を準備します。黒い容器がない場合には透明の容器を黒く塗って使っても良いです。
星座表を見ながら星の位置に穴を開け、懐中電灯などのライトを中に入れて暗い部屋で照らすときれいな星空が広がります。
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3:果物の浮き沈みについて実験する
お風呂やプールで水に浮くものと浮かないものに気付いて疑問に思う子供もいるでしょう。そのような子供におすすめなのが、身近な果物を使って浮き沈みの実験をする自由研究です。
さまざまな果物をそのまま使ったり、凍らせたり、皮をむいたりして水に浮くのか浮かないのかを調べます。
結果と、なぜそうなるのかを考え、自分の考えなどをまとめてみましょう。
4:10円玉のサビをどうやって取るのかを実験する
子供も手にすることが多い10円玉のサビを、どうやって取るのかを実験する自由研究もおすすめです。
10円玉は銅でできており、表面が錆びていることが多いですが、お酢と塩を混ぜて10円玉をこするとサビを取ることができます。
また、タバスコやケチャップでもサビを取ることができるため、いろいろなもので試してサビが取れるまでの時間やサビの取れ方などをまとめてみると良いでしょう。
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5:好きな動物の生態などについて研究する
動物が好きな子供なら、好きな動物の生態などを研究する自由研究がおすすめです。インターネットや図鑑などで調べるのも良いですし、動物園へ行って観察するのも良いでしょう。
動物園へ行ったら、好きな動物をスケッチしながら、その動物の特徴や観察して気付いたことなどをメモしておくのがおすすめです。
自分の好きな動物なら興味をもって調べることができます。調べたことや観察して気付いたことなどをまとめてみましょう。
6:恐竜の歴史や種類などについて調べる
恐竜に興味をもつ子供も多いでしょう。そのような子供には、恐竜の歴史や種類などについて調べる自由研究がおすすめです。
図鑑やインターネットで恐竜の歴史や種類について調べるのも良いですが、夏休みによく行われている恐竜のイベントなどに参加してみるのも良いでしょう。
自分で調べたことを、自分なりにまとめれば立派な自由研究になります。
7:自分が住んでいる都道府県について調べる
身近なテーマとして、自分が住んでいる都道府県について調べる自由研究もおすすめです。自分の住んでいる都道府県にはどのような名所があるのか、またどのような食べ物が名物になっているのか、実際に名所を巡ってみたり、名物を食べたりしてまとめてみるのも良いでしょう。
自分の住む都道府県について詳しく知る良い機会にもなり、楽しみながら自由研究ができるでしょう。
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小学2年生の自由研究で書くこと
小学2年生はまだ、1人で自由研究のまとめを書くのが難しい場合もあります。自由研究でどのようなことを書くのかをきちんと知っておけば、1人でまとめやすいでしょう。
ここからは、小学2年生の自由研究で書くことについて見ていきます。
自由研究で選んだテーマ
まずは、自由研究で選んだテーマを大きく、見やすく書きましょう。「キリンの首が長いのはなぜ」や「恐竜のひみつ」など、目にした方が思わず読んでみたくなるような書き方をするのがおすすめです。
テーマを書く時は、どのようなポイントに注目した自由研究なのかが伝わるようにしましょう。
自分の学年・クラス・名前
自由研究で選んだテーマを書いたら、その次に自分の学年やクラス、名前を書きましょう。また、自由研究についてまとめた日付も書いておくのがおすすめです。
基本的にはまとめ方によって好きな場所に書いても良いですが、テーマの下に書くと分かりやすいでしょう。
テーマを選んだ理由
なぜそのテーマを自由研究に選んだのか、その理由についても書きます。「普段から不思議に思っていたから」「本で読んでできることを知ったから、自分でもやってみたいと思った」など、選んだ理由を書いてください。
どのようなところに興味をもって、調べてみたいと思ったのかも書くとより分かりやすくて良いでしょう。
どういう結果になるかの予想
テーマを決めて、どのようなことを調べたいのかを決めたら、調べたいことに対してどういう結果になるのかを予想しましょう。
「自分はこうなると思う」ということを自分なりに考えて書きます。そして、自分の予想が合っているかどうかを実験したり、観察したりして検証しましょう。
研究を進めた方法
研究テーマついて調べる際に、観察や実験でどのような道具を使って、どういった方法で進めるのかを書きます。
イラストや写真などを使用して説明すれば、見る人にも分かりやすくて良いでしょう。実験の方法と結果を分けて書くのが難しい場合は、一緒に書きましょう。
研究の結果
自由研究のテーマについて観察や実験をした結果、どのようになったかを書きましょう。結果を数値で表せる場合には、表やグラフを用いると分かりやすくなります。
たとえば、植物の成長を観察した場合は、日ごとに大きくなっていく様子をイラストやグラフを使って表すと分かりやすいでしょう。研究の結果を書く時は自分の意見や考えを書かず、事実のみを書くようにします。
また、研究の結果から分かったことも書きましょう。
研究を終えてどう思ったか
自由研究を終えてどのように思ったか、その感想をまとめます。研究を始める前に予想したことと、実際に研究を行って出た結果を比較して「研究前に予想した通り〇〇だった」や「研究前の予想とは違い、意外な結果になった」など、意見を入れても良いでしょう。
研究を終えてどう思ったかはできるだけ短い言葉でまとめ、見る人に分かりやすくしましょう。
研究をする上で参考にした資料
自由研究をする上で参考にした資料がある場合には、その資料を書きましょう。本を参考にした場合にはその本の名前や出版社名、Webサイトを参考にした場合にはそのWebサイトのタイトルやURLを書きます。
また、研究をする時に手伝ってくれた人がいれば、その人への感謝の気持ちも書いておきましょう。
自由研究をまとめるための用紙
自由研究をまとめるための用紙にはノートや原稿用紙、画用紙など、さまざまな種類のものがあります。
どのような用紙を使うかで、できあがりの見栄えも異なるため、自由研究を行う際には用紙選びも重要なポイントと言えるでしょう。
ここでは、自由研究をまとめるための用紙について見ていきます。
ノート
ノートは普段から子供が勉強するために利用しているため、子供が書きやすく自由研究に取り組みやすいというメリットがあります。
ページごとに文章の量や、イラスト、写真の量などを自由に調節することができるため、書きやすいでしょう。
また、ノートならページが多いことから、たくさん書きたい場合や、調べたいことが出てきそうな時でも対応できるため、おすすめです。
原稿用紙
自由研究として自分で物語を作ったり、詩や作文を書いたりする場合には、原稿用紙を使用するのがおすすめです。
小学2年生の場合、原稿用紙の使い方に慣れていない場合も多いですが、自由研究で原稿用紙を使用するのをきっかけに、原稿用紙の使い方を教えてあげると良いでしょう。
段落の始めでは1マス空けて書き始めること、句読点には1マス使うということを教えてあげてください。
原稿用紙の書き方を覚えられれば、作家気分で自由研究に取り組めるでしょう。
画用紙
自由研究をまとめるための用紙の定番とも言えるのが画用紙です。四つ切りや八つ切りの画用紙なら小学2年生でも書く時のバランスが取りやすく、イラストを描いたり、写真を貼ったりしやすいでしょう。
自由研究を画用紙にまとめる場合には、離れて見ても見やすいように太めのペンを使って大きめの字で書くのがおすすめです。
調べ学習や図鑑の自由研究だけでなく、折り紙の作品を貼り付ける台紙にもぴったりでしょう。
スケッチブックやアルバム
スケッチブックやアルバムも自由研究をまとめるための用紙としておすすめです。表紙が付いているため、研究したことを本のようにまとめられて達成感を得ることができるでしょう。
スケッチブックは色鉛筆やクレヨンなどを使って絵が描きやすく、見開きを使えば迫力のある表現もできます。地図作りや住んでいる都道府県調べなどの自由研究におすすめです。
アルバムは植物の観察日記や、動物図鑑など、写真をたくさん使って自由研究を行う時に適しています。自由研究を保管しておけるのもスケッチブックやアルバムのメリットと言えるでしょう。
方眼紙
方眼紙には薄くマス目が印刷されているため、小学2年生でも字をまっすぐ書きやすいというメリットがあります。
また、写真を貼る時にもマス目を利用すれば、写真が傾くことなくきれいに貼ることが可能です。マス目が付いていることで、グラフなども書きやすいでしょう。
マス目は薄く印刷されているため、遠目に見ればほとんど気にならず、見ていて邪魔に感じることもないでしょう。
巻紙
歴史に関する調べ物などには、巻紙を使うと子供のテンションも上がるため、おすすめです。アルミホイルなどの芯と紙を使って自分で作ることもできたり、文具店で購入したりすることもできます。
折り畳み式のものや罫線入りのものなど、さまざまなタイプのものがあるため、子供が使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
歴史関係の調べ物だけでなく、旅行の思い出や自分史など時系列まとめる自由研究に適しています。
模造紙
模造紙も画用紙と同じく自由研究をまとめるための用紙の定番と言えます。模造紙で作った自由研究は、壁に貼ると見栄えがして子供の達成感も得やすいでしょう。
ただし、サイズが大きいため小学2年生にはバランスを取りにくい場合もあります。そのため、鉛筆を使って下書きをしてからペンでなぞるようにするのがおすすめです。
自由研究をまとめる時の注意点
自由研究をまとめる際には、見る人が興味をもちやすいよう、また見やすいように工夫することが大切です。
ここからは、自由研究をまとめる時の注意点について見ていきます。ポイントを押さえて自由研究をまとめることで、印象に残るものに仕上げましょう。
タイトルは大きく書く
自由研究をまとめる時には最初にタイトルを書きますが、タイトルは目立つように大きく書きましょう。
とくに画用紙や模造紙などに自由研究をまとめた場合、遠くから見ることがあるため、タイトルや文字の大きさに気を付ける必要があります。
何についての自由研究なのかが分かるよう、タイトルはとくに大きな字で書くようにし、その他の文章も遠くから見やすいよう大きめに書くようにしましょう。
見出しを作る
見る人に興味をもってもらえるよう、自由研究についての見出しを作りましょう。新聞や本などを参考にするのがおすすめです。
「〇〇ってなぜなの」や「〇〇って本当かな」など、疑問形にすると見る人も興味をもちやすくなります。新聞や本の見出しをヒントに、自由研究の見出しを工夫して、見る人の目を引き付けましょう。
写真を貼る場合は工夫してみる
自由研究をまとめる際に写真を使う場合は、工夫しましょう。たとえば、研究のために使った道具などを写真で撮影すれば、メモ代わりにもなります。また、写真を撮る際にはさまざまな角度から撮影して、より分かりやすいものを使うと良いでしょう。
比較する際に写真を使用する場合は、なるべく同じ位置で撮影するようにすれば比較しやすいです。写真を工夫することで、自由研究をより分かりやすくまとめることができるでしょう。
図やグラフはカラフルにして目立たせる
風向きや実験の結果などを図やグラフにすると見やすく、分かりやすくなることもあります。自由研究をまとめる際に図やグラフなどを使用する場合には、1色よりも複数の色を使ってカラフルにするのがおすすめです。
図やグラフをカラフルにすることで、見る人の目を引き付けることができるでしょう。また、項目ごとに色を分けると見やすくなります。
しかし、あまりたくさんの色を使いすぎると、逆に見にくくなってしまうため、注意しましょう。
見た目も工夫する
自由研究をまとめる際は、見た目も工夫しましょう。文章だけでなく、イラストやグラフなどを使って見た目にも分かりやすくするのがおすすめです。
とくに小学2年生は文字を読むよりも、イラストや写真、グラフなどを見ることの方が親しみがあるため、見た目を工夫して視覚的に訴えると分かりやすくて良いでしょう。
文章が長くならないように注意する
小学2年生の自由研究で文章が長くなってしまうと、書くのが大変なだけでなく、読む人も大変になってしまいます。
そのため、文章が長くならないように注意し、イラストや写真、図やグラフなどをたくさん使ってまとめるようにしましょう。
写真の横にコメントを書いたり、イラストや写真から矢印を出してコメントを書いたりすると分かりやすく、読みやすいためおすすめです。
写真やイラスト、図やグラフをメインに、コメントを付け加えるように文章を入れると見やすくまとまるでしょう。
必ず下書きをする
小学2年生の子供は普段から大きな紙に文字やイラストを書き慣れていないため、大きな紙を前にするとどこに何を書けば良いのか戸惑ってしまうこともあります。そのため、必ず下書きをするようにしましょう。
まずはタイトルや見出しをどこに書くのかを決め、鉛筆で下書きをしていきます。タイトルや見出しの下書きができたら、マジックなどを使って下書きをなぞりましょう。
大体の枠組みができたら、鉛筆で内容を書き込んでいき、最後にペンで鉛筆の下書きをなぞって完成させます。
小学2年生の自由研究を楽しむ3つのポイント
自由研究に取り組むなら、楽しく取り組ませたいという保護者の人も多いのではないでしょうか。自由研究を夏休みの楽しい思い出にするためにも、楽しみながら取り組んでもらいたいものです。
ここでは、小学2年生の自由研究を楽しむポイントを紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
- ネットなどの便利なものは上手く活用する
- 完成度よりも子供の満足感を大切にする
- 楽しく学ぶことを忘れないようにする
1:ネットなどの便利なものは上手く活用する
保護者としては自由研究に便利なものを使ってはいけないと思いがちですが、ネットなどの便利なものは上手く活用するのがおすすめです。
ネットで調べるのももちろん良いですが、子供にタブレットを渡して1人で調べさせるのではなく、保護者も一緒に調べるようにしましょう。
ネットなどの便利なものは上手く活用しつつ、保護者ならではの視点で自分の子供らしい自由研究ができるよう手助けしてあげてください。
2:完成度よりも子供の満足感を大切にする
自由研究は子供が自分で研究して調べたことを発表する自慢作りです。そのため、完成度よりも子供の満足感を大切にしましょう。
保護者の思うようにいかなくても、子供に指示したり、否定的な言葉をかけたりせずに、子供が頑張っていることを認めて褒めてあげてください。
子供を褒めた後、こうするともっと良くなるかもしれないよとアドバイスをしてサポートするようにしましょう。
3:楽しく学ぶことを忘れないようにする
自由研究をしなくてはならないとは言っても、子供は夏休み中です。子供が小さいうちは夏休みを楽しみ、わくわくしながら研究したことが身に付きます。
そのため、夏休み中であるということを忘れずに自由研究に楽しく取り組むことが重要なポイントとなるでしょう。
夏休みの宿題だからといって無理矢理取り組むのではなく、子供が楽しみながら取り組めるようにすることが大切です。
小学2年生の自由研究で保護者ができること
小学2年生の子供の場合、1人で自由研究に取り組むのは難しいでしょう。そのため、適度に保護者がサポートすることが大切です。
ここでは、子供が自由研究を楽しみながら取り組めるように、小学2年生の自由研究で保護者ができることについて見ていきましょう。
自由研究が進んでいるかを気にかける
毎日観察をして記録するような自由研究では、ついつい子供も忘れてしまうことがあるでしょう。そのため、自由研究が進んでいるかを気にかけてあげることが大切です。
毎日記録を付けているかを確認し、忘れているようであれば声掛けをして促すことも必要になります。
また、子供が行き詰まっているようであれば、どこに注目すべきか、その着目点についてヒントを与えてあげると良いでしょう。
子供の安全に気を付ける
小学2年生はまだ低学年のため、はさみやカッターを使う際には保護者がそばで見守るなど、子供の安全に気を付けることが必要です。
子供の自由研究で使う材料や道具が危険でないかどうかをチェックすると共に、できるだけ危険な道具を使わなくても良いように工夫してあげましょう。
子供の安全に気を付けながら、楽しい自由研究ができるようにサポートしてあげてください。
子供に無理強いしない
子供が小学2年生だと、ついつい保護者が口を出し過ぎて過干渉になってしまう場合もあります。
保護者が無理強いして完成度の高い自由研究を完成させても、子供の満足感に繋がることはないでしょう。
そのため、子供に無理強いをすることなく、やりたいことをサポートしてあげることが大切なポイントです。
結論を上手にまとめ過ぎようとせず、子供が感じたこと、思ったことを素直に書かせてあげるようにしましょう。
子供が悩んでいたら一緒に考える
小学2年生の子供の場合、1人で何事も上手くできるということは少ないでしょう。そのため、子供が悩んでいたら一緒に考えてあげることが大切です。
上手くいかなくて悩んでいる場合には、なぜ上手くいかないのかその原因や解決策について子供と一緒に考えるようにしましょう。
小学2年生の自由研究は、子供1人では思うようにいかないため、保護者のサポートが必要だということを心得ておいてください。
上手にサポートする
小学2年生の自由研究には保護者のサポートが必要ですが、上手くできるようにと手を出し過ぎてしまうと子供がやる気を失ってしまう可能性もあります。
失敗しても自分で考え粘り強く挑戦できる子供であれば、手を出したいのを我慢して様子を見守ってあげるようにしましょう。
保護者のサポートが必要だからとあまり干渉し過ぎず、子供の主体性を尊重して子供がやりたいようにやらせてあげるよう、上手にサポートするのが重要なポイントです。
小学2年生の自由研究を通して子供の成長を感じよう
この記事では、小学2年生におすすめの自由研究のテーマや、まとめる際の注意点、自由研究を楽しむポイントなどについて解説しました。
夏休みに行う自由研究だからこそ、普段学校ではできないような研究を行いたいものです。また、夏休みに行うため楽しみながらできる自由研究にしたいと考える人も多いでしょう。
子供が楽しみながら自由研究を行うためには、興味のあることをテーマにするのがおすすめです。この記事で紹介した内容を参考に、小学2年生が興味をもって取り組める自由研究を行ってください。そして小学2年生の自由研究を通して、子供の成長を感じましょう。