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中学受験の際の志望動機の書き方とは?例文や注意点もあわせて紹介

中学受験の際の志望動機の書き方とは?例文や注意点もあわせて紹介

大学付属の中学校の場合、中学・高校・大学まで一貫して進学を希望しているのか聞かれる場合もあります。そのため、志望動機で高校・大学の特徴で魅力に感じているところを挙げると良いでしょう。

子供が書く際の例文

大学付属中学校の志望動機の例文は、以下の通りです。

「私が貴校を志望した理由は、医療に携わる仕事に就きたいという私の夢を叶えることができる○○大学の付属学校であるからです。

私は最先端の医療を、○○大学で勉強したいと考えています。貴校であれば同じ目標の同級生や在校生と共に、早い段階から学ぶことができるのではないかと考えました。

公開授業で見た授業風景では、先生の授業の雰囲気や在校生の授業への取り組み方をみて、自分も一緒に授業を受けてみたいと感じました。」

付属の大学に進むことを目指す場合、なぜその大学に入りたいか魅力に感じた部分を一緒に書くと良いでしょう。

保護者が書く際の例文

保護者が書く場合の志望動機の例文は、以下の通りです。

「私共が貴校を志望した理由は、娘の目標と貴校の教育環境が合致していると感じたためです。娘は将来の目標として医療に携わる仕事をしたいと挙げており、最先端の医療を学ぶことができる○○大学への入学を希望しています。

公開授業や説明会に参加してお話を伺い、○○大学へ入学を実現するため、中学からの同級生と共に意識高く学べる貴校は娘の将来の夢を後押ししてくれると感じております。娘には貴校に入学し、充実した日々を送ってほしいと願っています。」

上記のように、付属大学の魅力と共に子供が付属大学への入学を希望しているなど、子供の思いも代弁できると良いでしょう。

中学受験で志望動機を書く際の4つの注意点

では、ここからは志望動機を書く際に気をつけたいポイントを紹介します。単に自分の思いを書いても、内容がまとまっていなかったりありきたりな内容だったりすると、他の生徒と差別化することができず、印象にも残りにくくなってしまいます。

きちんと思いが伝わる志望動機が書けるようにするためにも、以下の内容を参考にしてください。

1:ありきたりな文章にしない

中学校の先生は、毎年数多くの志望動機を添削しています。そのため例文に出てくるような、ありきたりな文章では響かない可能性があります。

伝えようとしている内容は一緒であっても、自分の言葉で書かれた文章には気持ちが感じられ説得力があるでしょう。自分の言葉や思いを反映させるためにも、子供が自分の言葉で書いた志望動機を、保護者や学校の先生・塾の先生など大人が添削してあげると良いでしょう。

2:複数志願するときはみんな同じ内容の志望動機にしない

複数の中学校を受験する場合、各中学校の願書に志望動機を書く必要があります。しかし、複数の志望動機を考えるのは簡単なことではありません。そのため中には、同じ内容の志望動機を書いてしまう方もいるでしょう。

学校にはそれぞれ異なる校風や特徴があるため、同じ内容では不自然になってしまいます。「この学校でないといけない」という強い意志を込めた内容にするようにしましょう。

3:指定の書式を守る

中学受験の願書は指定された書式があり、その指定に沿って書く必要があります。

中学校ごとに志望動機の文字数が指定されている場合もあるでしょう。そのため、指定された文字数を超えることや極端に少ないことは避けなくてはなりません。少ない文字数から新たに考え足すことは難しいため、多めに考えた後に調整することをおすすめします。

4:消せるボールペンは使用しない

消せるボールペンは、間違えてしまった時に訂正しやすいため便利ではありますが、中学受験願書に使用することは禁止されている場合が多いです。

そのため、消せるボールペンは使用しないようにしましょう。万が一失敗してしまった場合は新しい願書を取り寄せたり、間違えた部分に二重線を引いて訂正印を押したりする方法が一般的ですが、願書は無料ではない場合や1人1通と制限する学校もあります。

また間違いに対する訂正は学校によって異なる場合もあるため、きちんと確認しておきましょう。

中学受験の際は志望動機をしっかり考えてみましょう

中学受験の志望動機には正解がないため、難しさを感じる方もいるでしょう。また、学校によって子供本人が書かなくてはいけなかったり、作文形式で提出したり、100字にまとめるなどルールに違いがあります。

受験する数が多くなれば、それだけ志望動機の作成にかかる時間は増えていきます。

中学受験を成功させるためにも、焦ることなく時間に余裕を持って志望動機を考えましょう。

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