中学受験を検討するメリット9選|検討する際のポイントと適切な時期を解説 中学受験を検討するメリット9選|検討する際のポイントと適切な時期を解説 - 5ページ目 (7ページ中) - chokomana
ホーム >

中学受験を検討するメリット9選|検討する際のポイントと適切な時期を解説

中学受験を検討するメリット9選|検討する際のポイントと適切な時期を解説

中学受験で3年間塾通いした場合、塾に支払う費用は、平均で200~300万円と言われています。晴れて合格した後にも、学費がかかります。首都圏の中高一貫校の平均的な学費は、6年間で600~700万円ほどです。

保護者は、資金計画を立てても良いでしょう。最近では成績が優秀な児童に奨学金を出す塾もあります。

3:子供に悪影響を及ぼす

中学受験の塾通いで、夜遅くまで勉強する日が必然的に増えてしまいます。夜遅くまで勉強するのは、子供に悪い影響がある、と心配する人がいます。また、不合格になった場合を案じて「受験は子供の性格を歪める」という人もいます。

中学受験は子供に、どのような悪い影響を与えるのでしょうか?

子供の性格

中学受験に向いていない性格、というのは、確かにあるでしょう。成熟度が高く理解力があり、行きたい学校がある子供の場合、中学受験に負担なく臨めることが多いです。

反対に、親が先走りしすぎて子供の学習意欲が減退してしまうような時は、無理強いさせず、少し長い目で将来を考えましょう。

早咲きもあれば遅咲きもある、子供の能力が伸びる時期には個人差があるというのを、心に留めておいてください。

中学入学後の学力

「燃え尽き症候群」という言葉を聞いたことはありませんか?

受験を終え、放心状態になってしまうことを指します。このような悲しい事態を避けるために、仮に進学する学校が第一志望校ではないとしても「進学する学校が第一志望」という意識を親子で共有し、子供の健闘を称え、励ましましょう。

また、受験勉強が終わっても、ある程度の自己管理は大切です。早寝早起き、適度な運動など、生活リズムを崩さないように心がけてください。

4:多様な家庭や様々な環境に触れ合う機会が減ってしまう

中学受験を乗り越えて進学した場合は、学力や家庭環境が比較的近い生徒が集まる学校に通うことになります。

比較的似通った環境の人々が集まる場所で学校生活を送ることになりますので、公立中学校のように、様々な家庭環境の価値観の異なる友人を作る機会というのは少なくなる可能性があります。

公立中学校の同級生は学力や親の年収、生活習慣などが様々な場合が多く、いろいろな価値観に触れる機会が減るのはデメリットの1つといえます。

5:自信を失ったり勉強を嫌いになってしまう可能性もある

中学受験に向けて受験勉強をする上で、常に順風満帆だという子供はほとんどいません。模試の結果が思いのほか悪かったり、学習塾の授業についていけなくなったりするリスクはあります。

とくに難関私立中学の入試問題は、日ごろ小学校で出される問題とは比べ物にならないくらい難しい内容が出題されます。子供が模試の結果を見て自信をなくしてしまったり、学習塾の授業についていけずに勉強が嫌いになってしまったりする可能性があります。

6:主体性が育たず親子の関係が悪くなる

中学受験に保護者が関わりすぎてしまった場合、子供の主体性が育たずに親への依存度が高くなってしまうというリスクがあります。これはデメリットの1つです。

また保護者が子供の進路を一方的に決めてしまうと、その学校が子供の性格に合わなかった場合「親のせいだ」と何でも親のせいにしてしまい、親子の関係が悪くなる可能性もあり、これもデメリットの1つと言えます。

「この子の性格的にこの学校が良いのではないだろうか」という親心はわかるのですが、「こんな学校もあるよ」と選択肢を持たせる程度にして、最終的な決定は子供自身に持たせてあげることで、子供の精神的な成長にもつながります。

7:保護者の声かけ・態度が学習の妨げになる場合がある

保護者の声のかけ方や態度によっては、子供の成長の妨げになってしまう可能性があるというリスクもあります。これはデメリットの1つです。

受験勉強の際、学習塾で受けることになるショートテストや模試の結果が良くなかった際に子供を怒ってしまったりすると、子供が怒られることを恐れて委縮してしまい勉強が嫌になってしまうこともあります。

また志望校に合格できなかった場合に、「お金と時間が無駄になった」などと言うと、子供にとってその一言がトラウマになる可能性もあり、その後の人生にマイナスの影響を与えることになります。

「トライアンドエラー」という言葉があるように、人は挑戦と失敗を繰り返して成長します。子供の挑戦に対し背中を押してあげられるような言葉をかけてあげるようにしましょう。

8:不本意な中学受験になる可能性がある

中学受験では、誰しもが第一志望の学校に合格できるわけではありません。第一志望の学校に合格できず、第二志望以下の中学校に入学することになる可能性はあります。

第二志望以下でも子供が「自分に合った学校に入学できた」と感じて納得できれば良いのですが、そうではなくネガティブな感情で通学する場合は学生生活の質が低下してしまいます。

不本意な中学受験になってしまう可能性があり、これはデメリットの1つと言えます。

関連記事一覧

関連記事一覧へ