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MESHってなに?アプリを使って簡易プログラミングができることを紹介

MESHってなに?アプリを使って簡易プログラミングができることを紹介

LEDのブロックはさまざまな色に光らせることができるLEDライトです。

 

アプリの信号を受けると点灯・点滅したり、消灯したりすることができます。

 

詳細の設定もできます。色は13色から選ぶことができ、明るさは1~5段階まで選べ、点灯時間・点灯周期まで設定可能です。

 

動きブロックと連動させ、扉を開けるとライトが点くようにするなどといったプログラミングの使い方ができます。

「明るさ」のブロック

明るさのブロックは明るさの変化を感知するブロックです。

 

明るさの変化や、センサーの前にものがあるかどうかを感知し、真っ暗な状態から晴天時の野外の明るさまで10段階で感知することが可能です。

 

明るさが設定した範囲内で変化したら、アプリに「変化」したと信号を送り、逆にアプリから指示があれば設定した明るさ内かどうか確認できます。

 

また、ふさがれた場合は「ふさがれた」と信号を送ります。そしてふさぐものが無くなったら「無くなった」信号を送り、これも逆にアプリから指示があればふさがれているか、ふさがれていないかの確認が可能です。

 

椅子の背もたれに明るさブロックを付けると、何回寄りかかっているか確認できたり、回数を指定しておけば指定回数を超えると音で知らせてくれたりするなどといったプログラミングの使い方ができます。

「GPIO」のブロック

GPIO(ジーピーアイオー)のブロックは電気工作の無線化や、できることを拡張します。

 

ブロックをモーターに繋いだり、他のセンサーに繋げたりすることで電気工作を無線で使えるようにできるなど、アイデアの幅を広げることができるでしょう。

 

デジタル信号を受け取ったら「信号を受け取った」ことをアプリに伝え、アプリからの指示があればデジタル信号を出力します。アナログ信号も同様にアナログ信号を受け取ったら「信号を受け取った」ことをアプリに伝え、アプリからの指示があればアナログ信号を出力します。

 

また、電源の供給を開始・停止することも可能です。

「温度・湿度」のブロック

温度・湿度のブロックは、温度や湿度が変化したら通知したり、指定した温度や湿度をチェックしたりすることができます。

 

計測できる温度は-10度から50度で、湿度の場合は0から100%です。

 

温度・湿度共に指定した範囲内に変化したらアプリに「変化した」信号を送り、アプリからの指示があり温度・湿度共に指定した範囲内であれば「範囲内」をアプリに通知します。

 

温度・湿度ブロックで湿度を指定し、一定以下になったとき通知が来るように設定しておけば、乾燥防止ができるなどといったプログラミングの使い方ができるでしょう。

「人感」のブロック

人感のブロックは人や動物の動きを感知できます。

 

人や動物が動いたときになにか起こる仕掛けを作ったり、定期的に人や動物の有無を確認したりすることが可能です。

 

人や動物を感知したらアプリに「感知した」信号を送り、逆に感知しなくなったら「感知しなくなった」信号を送ります。アプリからの指示があれば人や動物の動きを「感知した」または「感知しなかった」ことをアプリに伝えます。

 

部屋の前に人感ブロックを設置し、アプリで人や動物を感知すると効果音がなるように設定しておけば、人や動物が近づいたら音で知らせてくれるなどといったプログラミングの使い方ができるでしょう。

アプリを使って簡易プログラミングができる

以上のようなブロックを使ってアプリで操作することで、〇〇したら〇〇するといったプログラミングを簡単に作ることができます。

 

プログラミングは言語と呼ばれるものでコンピューターに指示を出しますがMESHはそれを分かりやすく、直感的に、手軽に組み立てられるようになっているのです。

 

例えばボタンを1回押したらLEDが点灯するようにしたい場合は、既に用意されているボタンブロックの「1回押されたら」とLEDボタンの「点灯する」をドラッグして線で結ぶだけで完了です。

 

このように専門的な知識がなくても簡単にアイデア次第でさまざまなものが作れるようになっています。

 

創造力を膨らませながら、こんなものがあったらいいなと思うものを作ってみてはいかがでしょうか。

MESHの使い方がわかる使用例5選

ここまでMESHの製品(ボタン)について紹介してきました。

 

ボタンの組み合わせによって本当にさまざまな楽しいものや便利なものが作れるのです。

 

その中には自分ではなかなか思いつかなかったというようなレシピも多数あるでしょう。

 

今回はMESHに紹介されているレシピの中から、使用例としてこんなものが作れるという紹介をしていきます。

箱ティッシュの残量チェック

箱ティッシュの残量チェックのためのレシピがあります。

 

使用するブロックは人感ブロックとLEDブロックです。他に箱ティッシュと厚紙、両面テープを使います。

 

人感ブロックを厚紙で囲い、箱ティッシュの上部(ティッシュを取る部分の横)に取り付け、ティッシュを取ったときにだけ人感に反応するようにできたらその位置に両面テープでブロックを取り付け、同じティッシュ箱の見やすい部分にLEDブロックも両面テープで貼り付けます。

 

人感ブロックでティッシュに手を伸ばした回数を計測し、その回数によってLEDの色を変えるという仕組みです。

 

例えば最初は青、50回ティッシュを取ったら緑、150回まできたら黄色、200枚までカウントされると赤色が点滅する、というプログラミングをアプリで設定します。

 

ティッシュが無いことに気がつかず買い忘れてしまった!ということが無くなり生活にゆとりを与えてくれるレシピではないでしょうか。

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