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小学5年生で理科が苦手だと感じる子供が増えるのか?克服の方法も紹介

小学5年生で理科が苦手だと感じる子供が増えるのか?克服の方法も紹介

見て、考えて、学び、理解する、最後に復習という過程を意識してみましょう。これを順番にやっていくことで勉強の楽しさ、気持ち良さを知ることができます。これは理科だけでなく他の教科にも応用できます。

 

さらに、その中で子供の苦手分野やつまずきの元を知るようにしてください。そうすれば小学生のうちに対策を練ることができ、中学生になってより難しくなる理科にも適応していくことができるでしょう。

原理原則をしっかり理解する

なぜこうなるのか、という疑問を子供が持ったなら、そこから原理や原則を一緒に学んでいきましょう。原理原則を理解することで問題を解ける楽しさ、気持ち良さを知ることができます。

 

理解するということは単に覚える、知っているというのとは少し違うでしょう。原理原則はそれを使って初めて意味を成します。

 

原理原則を覚えることのメリットとして、暗記する量が減ります。暗記が苦手、嫌いな子にはぜひこのメリットを伝えてあげましょう。

力学の問題について

力学とは物体などの運動、それに働く力や法則を学びます。

 

小学5年生であれば、水の流れや振り子の運動などについて学んでいきます。実際に川へ行き、葉っぱを流して観察したり、振り子を実際に用意してみたりできるでしょう。

 

また、YouTubeなどの動画を見てみて、その後に教科書を読むなら子供はイメージをしやすくなり、問題を解きやすくなることでしょう。

 

においや触覚、音と共に記憶に残るため定着力が高まり、ワークブックやテストの時でもすらすら問題を解くことができるでしょう。

実験器具の使い方について

家でも家族と共に理科の世界と触れ合うとき、実験する道具についても一緒に学んでおきましょう。

 

見て感じて学ぶのは子供も楽しみながらできますが、座学や理科室での実験になったとたん、やる気のスイッチが入らない子もいるでしょう。

 

特に実験器具の名前や説明、使い方は小学生にとって退屈なものに思えます。ビーカーや試験管、シャーレやピペットなどは学校以外では見ることも使うこともほとんどないので仕方がないかもしれません。しかし、家でも似たような道具と触れ合うことはできます。

 

計量器やメモリ付き計量カップ、ピンセットなどを用いて、お家で疑似理科室を再現してみるのも楽しいかもしれません。

 

自然や法則に触れると共に、それを数字などで理解できる実験器具を含めて身近に感じさせましょう。

理由を簡潔に答えられるように練習する

仕組みや原理原則を理解したら、それを言葉や文字で伝える練習をしていきましょう。最初から簡潔に答えさせようとしないでください。

 

まず、子供が理解していることを自分の言葉で説明できるよう助けてあげてください。その後、「この言葉はこう言い換えられるね」「この説明はなくても良いかもね」といったように、一緒に添削していきましょう。

 

何度か一緒に添削するうちに、子供も簡潔に答えを説明できるようになっていきます。これはテストの際の時間の使い方を改善できるうえ、理科以外の教科でも応用でき、総合力を鍛えることにつながります。

覚えた知識だけでなく「なぜ?」と考える力を伸ばす

理科は算数や数学のように「なぜそうなったのか」という思考プロセスも求められます。謎解きのように「こうだからこうなる」という過程を意識させるように教えてあげてください。

 

理科は暗記と原理原則、読解力の総合力を使って問題を解いていきます。暗記と原理原則をつなぎ合わせる感覚こそ「なぜ?」と考える力です。そしてこの「なぜ?」を子供と一緒に考え、その謎が解けたなら子供は「なぜ?」と考える力を良いものと捉えてくれます。

 

子供にとって一度でも「できるかも」「得意かも」という感覚が芽生えれば、その後もずっと良いイメージのまま勉強や授業、テストに取り組むことができるでしょう。

子供が理科への苦手意識を克服できるように工夫してみよう

保護者の中には「理科は苦手で」という方もいらっしゃるでしょう。そんな保護者こそ子供と勉強したり、出かけたり、実験したりしてあげてください。

 

自分自身も勉強の楽しさを知ることができるでしょうし、その楽しさや面白さを保護者が感じていれば、子供もきっと同じように感じてくれます。

 

実際に感じたり見たりした理科の世界を知れば、教科書の理科の世界はグッと近くなるでしょう。小学5年生のうちに理科が好きになれれば、将来の文理選択や他の教科への応用に良い循環をもたらしてくれます。

 

「好きこそ物の上手なれ」と言われるように、苦手克服の第一歩は理科を身近に感じ、好きになれるようにしてあげることです。

 

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