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小学4年生が苦手な算数を克服するポイント|環境作りについても解説

小学4年生が苦手な算数を克服するポイント|環境作りについても解説

面積の公式

小学4年生では四角形や三角形の面積を求めたり、それらの図形を作図したりします。この図形問題に苦手意識を持つ子どもも多いでしょう。

 

面積を求める場合は公式を使いますが、どの図形にどの公式が当てはまるのかを選択する必要があります。そのためには、公式を丸暗記しているだけでは、間違った公式を選んでしまう可能性があります。

 

また、覚えるべき公式の数が増えると、公式自体を覚えられず苦手に感じてしまう場合もあるでしょう。

小学4年生の算数の苦手を克服する具体的ポイント

算数は現在学んでいることが次につながるため、苦手な部分を放置しておくと、後々学習の遅れが大きくなる可能性があります。そのため、つまずきはなるべく早く克服しておく必要があるでしょう。

 

小学4年生の算数における苦手を克服する具体的なポイントを解説します。

割り算の筆算はマス目ノートで練習

割り算の筆算でつまずく原因として、商をたてる位置が分からなくなることが挙げられます。そのため、2桁の数字を筆算で割り算する場合は、なるべくマス目ノートを使用し、桁を間違えないようにすると良いでしょう。

 

また、割る数が何の数に近いのかを考えて商の見当をつけるのもおすすめです。たくさんの問題に挑戦して、見当をつけて商をたてるという練習を繰り返しましょう。

分度器の置き方や目盛りの読み方を反復

初めて触れる分度器の使い方に戸惑ってしまう場合は、何度も分度器を使用して慣れることが重要です。角度を測るには、どのように分度器を置けば良いか、どの目盛りを読めば良いか、理解していなければいけません。

 

また、180°以上の角については角度の見当をつけてから、分度器を使う必要があります。角度の見当がつけられるよう、分度器の置き方や目盛りの読み方を学ぶための問題に繰り返し取り組みましょう。

分数は身近なものでイメージをつかむ

分数の計算に戸惑う子どもは多いですが、身近なものでイメージが掴みやすい単元でもあります。

 

たとえば、ピザやケーキを切った際、保護者が「4等分したうちの3ピースを分数で表してみて」と呼びかけることで、分数を身近に感じられるうえ、分数を体感できます。

 

また、図や絵に描いて説明することも有効で、数字を見ただけでは苦手に感じていた子どもも、分数を視覚的に理解できるでしょう。

概数は説明文を正しく理解することを意識する

概数は「およその数」という概念や、これまで見たことがない大きな数字、「四捨五入」や「切り捨て・切り上げ」などに混乱してしまいがちです。

 

概数を求めるには、新しく覚えた一つ一つの言葉を正しく理解して、順番に処理していく必要があります。また、ややこしい問題文や説明文を正しく理解するには、国語力も求められます。

面積は公式の基本を押さえる

四角形や三角形などの面積を求めるためには、公式を丸暗記しているだけでは十分ではありません。応用問題として長方形や正方形が組み合わされた図形の面積を求める場合もあります。

 

そのため、どのような場合にどの公式を使うべきか、公式の基本を押さえておくことが重要です。

小学4年生の算数の苦手を克服するための環境づくり

小学4年生でぶつかることが多い算数の壁を克服するためには、保護者のサポートも必要になります。また、算数だけでなく苦手を克服したり、学習習慣を確立したりするためには、環境づくりも重要です。

 

小学4年生が算数の苦手を克服し、子ども達のやる気を長続きさせるような環境づくりを紹介します。

規則正しい生活をさせる

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