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小学1年生で算数の文章問題が苦手な子の対策方法|解くために必要な力も解説

小学1年生で算数の文章問題が苦手な子の対策方法|解くために必要な力も解説

小学1年生で算数の文章問題が苦手な子への対策方法

ここまで書いてきたように、文章問題を解くには、イメージする力、立式する力、読み取る力が必要です。では、これらの力を養うためには、どのような訓練が必要でしょうか。

 

ここからは、文章問題を解くにはまだ力が足りていない子に対して、どのような練習をするとよいか、解説していきます。

式だけ立てる練習をする

文章は読めていても、文章の状況からどの計算式を使っていいのかが分からない場合があります。

 

小学1年生であれば、例えば「あわせて」や「全部で」という言葉はたし算、「残りは」「違いは」という言葉は引き算というように、キーワードとなる言葉を式に置き換える練習をするのが効果的です。

問題を音読する

音読は、脳の活性化や記憶力の向上に繋がるだけでなく、視覚と聴覚の両方を使うことから、問題文を理解しやすくなります。

 

また、文章の切れ目を意識して読むことで、問題文の構造や論展開を自然に感じ取ることが出来ます。

読書の習慣をつける

読書には集中力、想像力、言語能力など、文章問題を解くために大切な力を伸ばす効果があります。

 

また、読書をすることで、問題文の文字だけを追うのではなく、文章から状況をイメージする癖をつけることが出来ます。

入学後も読み聞かせを続ける

小学生になると、一人で文字を読むことができる子が多いため、読み聞かせを卒業する家庭もあるでしょう。

 

しかし、一人で読むと、文字を追うことに一生懸命になってしまうところを、読み聞かせであれば、ストーリーに集中してもらうことが出来るなど、読み聞かせにしかないメリットがあります。

 

小学生以降も読み聞かせを続けることで、想像力や集中力、知的好奇心をアップさせることが出来ます。

保護者が教えるときのコツ

小学生になると、学校から宿題が出るようになり、家庭に勉強のフォローが求められる場合があります。文章問題は学年が上がるに連れて出題頻度も増えていきますから、もし学校の授業についていけていない様子であれば、家庭学習で早めにフォローしていきたいものです。

 

ここからは、文章問題を教えるときのコツを紹介します。家庭学習に役立ててみましょう。

 
  • 1つのテーブルで一緒に考える
  • 簡単な絵を描いて教える

1つのテーブルで一緒に考える

文章問題は、最後まで集中を切らさず文章を読んで考える必要があるので、勉強に対する子どものやる気が大切です。

 

親から強制的に勉強させられているという気持ちだと、子どもは親の助言もなかなか素直に受け取れないものです。

 

同じテーブルで、親も一緒に勉強しているという姿勢を見せることで、やらされているのではなく、二人で協力して問題を解いているという感覚になり、積極的に学ぶようになります。

 

また、子どもの表情を見てどこでつまずいているのかも分かるため、出来るだけ1つのテーブルで考えるようにしましょう。

簡単な絵を描いて教える

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