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小学1年生が算数の苦手を克服する方法例|保護者の関わり方も紹介

小学1年生が算数の苦手を克服する方法例|保護者の関わり方も紹介

まずはしっかりと数を数えられるようにしましょう。ただ数を数えるといっても、その数字は対象となるものの数量を表わしているということを理解することからはじまります。

 

スムーズに10まで数えられるようになったら、繰り上がりにもつながる20までの数を数えられるようにしましょう。

 

アナログ時計で時刻を読む学習の際にも、この20までの数は必要となってきます。

2:10までの数の合成と分解を理解する

20までの数が数えられるようになったら、次は10までの数の組み合わせを確認していきましょう。

 

まずは「3は1と2でできている」といった簡単なところから、10までの数がいくつといくつで分けられるのかを考えていきます。

 

特に10の合成・分解(10はいくつといくつの組み合わせ)は、のちの繰り上がりの計算の際に必要となる考えのため、しっかりと学んでいくことが求められます。

 

数字だけで理解しづらい場合は、1円玉を利用し「何円になるのか」といった問いかけや10の合成の際には卵パックを利用すれば、10の組み合わせを簡単に確認していくことができるでしょう。

3:繰り上がりや繰り下がりのない計算を理解する

10までの合成・分解が理解できるようになったら、繰り上がりや繰り下がりのない計算を解いていきます。「5+2=7」といったように、「+」や「=」の記号を使い、計算問題に慣れていきましょう。

4:繰り上がりや繰り下がりのある計算を理解する

計算問題に慣れてきたら、いよいよ繰り上がり、繰り下がりの計算を理解できるようにしましょう。

 

ここで10までの合成がスムーズに出来ていると「5+7=12」の問題の場合、「7に3を足すと10」と考えることができ、次に「5から3を引いて2になり、答えが12」と導くことができ、さくらんぼ算にも簡単に取り組むことができます。

 

繰り下がりの計算も同様に「15-7=8」の時、まずは「15を10と5に分け、10から7を引き、3」になり、次に「残りの5と3を足して、答えが8」と導くことができます。

保護者が関わる時に気をつけること

保育園や幼稚園と違い、小学校ではいよいよ授業が本格的に始まります。子どもたちは、毎日出される宿題に最初は喜々として取り組んでいるでしょう。

 

家庭での宿題を保護者がみていくことで、子どもがどこにつまずいているのか、その項目について気付ける場合もあります。

 

ここでは、家庭での学習の向き合い方を確認していきましょう。

家庭学習で負荷をかけすぎない

いざ小学校ということで、親子そろって張り切ってスタートしますが、小学校で子どもは多くの刺激に触れるため、なかには疲れている子もいるでしょう。

 

そのため保護者は、子どものその日の体調や気分に応じて勉強する時間を設けるようにしましょう。

入学直後と秋頃は特に気を配る

入学直後、子どもは重いランドセルを背負い帰ってきます。友達がすぐ出来る子もいれば、環境に馴染むまで時間がかかる子もいるでしょう。

 

新入生にとって、まずは環境に慣れるということが何よりです。1日のスケジュールを子どもが理解できるようになってから、学校の学習というものに取り組めるようになります。

 

また、夏休みで長い時間学校のスケジュールから離れてしまうことで、学校に行きづらいと感じたり行ったとしてもとても疲れて帰ってきたりしてしまうことがあります。

 

子どもの様子を見ながら、保護者は声かけをしていきましょう。

子どもが先生役になり授業してもらう

家に帰ってくると、先生からこんなことを教えてもらったよと伝えてくれる子どももいるでしょう。そのような時は、どんなことを教えてもらったのかと聞いてみましょう。

 

人に教えるという行為は、自分に一度知識を落とし込まないと言葉を発することができません。言語化するという行為で、知識の理解を深めることができるため、忘れにくくすることができるでしょう。

遊びの中で数の概念を身につけさせてみる

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