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アクリル絵の具が落ちにくいのはなぜ?目的別の落とし方を紹介!

アクリル絵の具が落ちにくいのはなぜ?目的別の落とし方を紹介!

乾き切っていないアクリル絵の具を落とすため、服全体を水に漬けてしまうと、絵の具が染み出して服全体に広がることがあります。落とす時には、絵の具が付いた部分のみを洗うようにしましょう。

 

広範囲に付いている場合には、たっぷりの水を使い、洗った後にはすぐ水を入れ替えられるようにしておきます。カーペットや壁など、アクリル絵の具が付いた場所によっても落とし方は違います。

5:完全に落とせないことがある

アクリル絵の具は、乾けば乾くほど耐水性が高くなり、落とすのが難しくなります。綿の服は、自宅で洗えますが、繊維の奥に絵の具が入り込んでしまうこともあります。ある程度、自宅で落としてもまだ取れない場合、クリーニング店に相談してみてください。

【目的別】アクリル絵の具の落とし方7つ

アクリル絵の具の落とし方は、付着した場所によっていくつかの方法があります。

 

ここからは、付着した場所に合わせたアクリル絵の具の落とし方を紹介します。目的に合った落とし方を確認してください。

  • ・粉末の弱アルカリ性の洗剤を使う
  • ・除光液を使う
  • ・酸素系漂白剤を使う
  • ・でんぷんのりを使う
  • ・固形石鹸を使う
  • ・クレンジングオイルを使う
  • ・カッターを使う

固まっていないアクリル絵の具の落とし方

固まっていないアクリル絵の具は、まだ耐水性が発揮されていないため、比較的落としやすい状態です。しかし、その分、絵の具が溶けて広がりやすいため、落とし方には十分注意しましょう。

1:粉末の弱アルカリ性の洗剤を使う

この方法は、最初に手洗いができる服であるかどうかを確かめてから行ってください。

 

容器に粉末のアルカリ性洗剤をよく溶かし、乾く前のアクリル絵の具が付いた服を入れ、もみ洗いします。強くこすり洗いをすると繊維を傷付けてしまうため、注意しましょう。

 

アクリル絵の具が溶け出したら、全体に色が移ってしまわないように水を素早く入れ替え、十分な水ですすぎ洗いをします。

2:除光液を使う

壁や床にアクリル絵の具が付いた場合、コットンにアセトン入りの除光液を染み込ませ拭き取ります。壁の素材によっては加工が落ちることもあるため、小さな範囲から確認しつつ拭き取ってください。

 

服の場合は、下にタオルなどを敷き、除光液を色の付いた部分に乗せ、歯ブラシで軽く叩きます。色が滲み出したら、台所洗剤でもみ洗いし、洗濯機で洗います。繊維を傷めたり、服自体の色が落ちたりする可能性もあるので、注意しましょう。

3:酸素系漂白剤を使う

酸素系漂白剤は、水に溶けた酸素の泡で汚れを落とします。アクリル絵の具を落とす時には、40〜60度程度のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、衣服を約20分ほど漬けておきます。酸素系漂白剤を使用する際は、ゴム手袋を着用し、十分な換気を行ってください。

 

漬けおき時間が終われば取り出し、そのまま洗濯機で洗います。酸素系漂白剤は、使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。

4:でんぷんのりを使う

工作などで使うでんぷんのりも、アクリル絵の具を落とすのに役立ちます。これは、繊維の奥までアクリル絵の具が入り込んでいる時に使う方法です。

 

でんぷんのりをアクリル絵の具が付いた部分に乗せ、約1〜2時間そのまま置きます。その後、水で洗い流し、通常通りの洗濯をします。

肌に付いたアクリル絵の具の落とし方

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