復習ノートの基本的な作り方やまとめ方7つ!暗記と演習それぞれの作り方も解説
教育(小学生)
2021.10.05
目次
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3:マインドマップで関係性のグループ分けをさせる
暗記のための復習ノート作りには、マインドマップノート術を活用するのもおすすめです。
テーマやキーワードとなる単語を中心に、関連するワードや項目を線でつなげていきます。追加したワードや項目について連想されるもの・関連するものがあれば書き込んでさらに線でつなげ、グループ分けしていきましょう。文章ではなく、単語で結んでいくのもポイントです。
全体を俯瞰で見たときに、自分が理解しているか・そのテーマについてほかの人に説明できるかで記憶の定着が確認できます。
4:間違えた問題に関連する「暗記しておきたい事柄」を書く
模試や定期テストなどで理解できていなかった項目について、関連する事柄をまとめておくのもおすすめです。見返したとき間違えやすい問題の復習に加えて、関連する事柄も一緒に確認できるため、理解の幅が広がります。
たとえば、英語であれば単語・文法の抜け漏れをまとめるとともにイディオムや英熟語を記入したり、歴史の出来事も前後の流れや関連する人物などと一緒にまとめておいたりするのもよいでしょう。
数学や理科については、公式などをまとめることも大切ですが、問題演習を繰り返して解き方を定着させることも重要です。
問題演習を見直すための復習ノートの作り方と活用のコツ6つ
問題演習を復習することは、子どもが理解していなかった項目を洗い出すというだけでなく、間違った解釈で記憶していたために不正解となった部分を見つけることにも有効です。
問題演習を見直すための復習ノートは、子どもの苦手なポイントをまとめた個別の参考書ともいえるでしょう。ここからは、問題演習を見直すための復習ノートの作り方のコツを6つ紹介していきます。
1:番号欄と問題を解く欄を分ける
後から見返してわかりやすいように、教科書や参考書のページ・問題の番号欄と、問題を解く欄は分けておきましょう。ページの左端の部分にラインを入れて問題の番号欄を作っておくことをおすすめします。
番号欄と問題を解く欄を分けると一目でどこの問題かわかるようになります。また、問題を書く位置・解く欄が揃うので後から検索するのに便利です。
2:解き方の横にポイントを書く欄を作る
数学などは特に、復習ノートに解き方を書いておくことで同じ類の問題が出たときの参考になります。解き方の欄には公式を書くことも多いですが、その横に自分なりのポイントを付け加えることで、さらに理解しやすいものになります。
解き方とポイントを別に記入すると、見直したときにわかりやすいためおすすめです。
3:解く上での自分なりのポイントをまとめる
復習ノートは、子どもが理解できるようにまとめることが重要です。解き方を教科書通りに書き写すだけでは、理解の定着には結びつきません。
再び似たような問題が出題されたときのために、間違えてしまった問題を解く上での自分なりのポイントを復習ノートに付け加えておきましょう。文章だけでなく、図やイラストを使ってみるのもおすすめです。
さらに、問題演習を繰り返すことによる理解の定着にも努めましょう。
4:間違えた問題や解けなかった問題を書き写す
間違えた問題や解けなかった問題を復習ノートに書き写すのも、おすすめです。解けなかった問題を復習ノートに書き込み、解き直しをしてみましょう。その際には、途中式なども書き込めるようにスペースを確保しておくのもポイントです。
よくノートに問題の答えのみ書き込んで学習している場合がありますが、それではどんな問題をどこで間違えたのか振り返りができず、後の復習に役立ちません。
問題を書き写した上で解答を記入しておけば、なぜ間違えたのか確認でき、間違えた箇所を赤ペンなどで書き込むことで間違いやすいポイントが把握できます。
5:間違った問題に関連した公式・文法・単語を書く
問題演習で間違った問題の解き方や解説を書き込んでいく中では、関連した公式や文法・単語を追記しておくのもおすすめです。後で見直した際に、得られる情報の幅や覚えているか確認できる項目の幅が広がります。
間違えた問題の解説を確認しながら、なぜ間違えたのかを整理しポイントをメモしていきましょう。メモした内容は理解していなかった公式・文法・単語の蓄積となり、振り返ったときに「間違えやすい問題」「理解できていなかった項目」として把握できます。
6:復習ノートで解き直した後に模試の解答・解説で正誤チェックする
「間違って覚えていないか」や「まだ理解ができていないか」を確認するには、解き直した後に演習問題に再挑戦するのがおすすめです。復習ノートで解き直しをしながら、どの項目・単元が苦手か、なぜ間違えてしまったのかを把握していきましょう。
次に解き直した直後ではなく、数週間後など期間を空けて演習問題に再挑戦します。問題に再挑戦するときには、模試のときのように制限時間を設けるのもおすすめです。制限時間を設け、教科書や参考資料も見ずに解いていきしょう。
再挑戦後の正誤チェックでも、復習ノート同様に解答だけでなく解き方も合っているか、解説を見ながら確認していくことが重要です。「スムーズに解けること」や「何度挑戦しても間違えずに解答できていること」が、確実に子どもの力として定着しているポイントになります。
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