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ベーシックインカムのデメリットとは?SDGsで掲げる目標もあわせて解説

ベーシックインカムのデメリットとは?SDGsで掲げる目標もあわせて解説

ベーシックインカムは、国連が掲げるSDGsの目標達成のために効果的であると考えられています。

 

SDGsとは「持続可能な開発目標」のことであり、貧困をなくし、全ての人が平和や豊かさを得られるようにするための行動目標です。ベーシックインカムを導入することが、貧困や経済格差の問題対策になると考えられています。

 

それでは、2つの問題について見ていきましょう。

貧困対策の問題

SDGsの目標1として、「貧困をなくそう」という目標が掲げられています。

 

グローバル化が進むことで、国単位での格差が大きくなり、極度の貧困状態にある人の数は非常に多くなっています。

 

ベーシックインカムが導入され、最低限の生活が保障できれば、貧困で苦しむ人の生活を助け、格差を小さくできるでしょう。

経済格差の問題

SDGsの目標8として、「働きがいも経済成長も」という目標が掲げられています。極度の貧困にある労働者の割合は減少してきているものの、経済成長の格差は拡大しているのが現状です。

 

将来的な失業者の増加への対策としても、ベーシックインカムが有効であると考えられています。

世界規模でベーシックインカムが高まる背景

本格的にベーシックインカムが導入されている国は存在していませんが、ベーシックインカムは世界規模で注目が高まっています。試験的な導入や導入の検討はいくつかの国や地域で行われているのです。

 

近年注目を集めているのは、コロナ禍による経済への打撃が大きな要因であるといえるでしょう。

 

コロナ禍による収入減少や失業により、収入が低い人ほど大きな打撃を受けています。このような状況の助けになるのがベーシックインカムであり、注目されている理由です。

ベーシックインカム導入によって起こりうるデメリットを理解しよう

ベーシックインカムとはなにか、導入にあたってのデメリットとメリットについてご紹介しました。

 

貧困や経済格差の解消に繋がると期待され、さまざまな効果があるベーシックインカムは良い面が多いように見えますが、デメリットも多く存在します。

 

今後、ベーシックインカムが導入される可能性もあります。ベーシックインカム導入によるメリットだけでなく、デメリットもしっかりと理解することが大切です。

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