子供の読解力を鍛える5つの方法|読書時にできる方法とおすすめの本も紹介 子供の読解力を鍛える5つの方法|読書時にできる方法とおすすめの本も紹介 - chokomana
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子供の読解力を鍛える5つの方法|読書時にできる方法とおすすめの本も紹介

子供の読解力を鍛える5つの方法|読書時にできる方法とおすすめの本も紹介

目次

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    読解力とは?

    読解力という言葉は、日常会話でも当たり前のように使われる、それほど難しい言葉ではありません。言葉の意味も字の通り、文章を読んでその内容を理解する力といえます。

     

    OECD(経済協力開発機構)が行っている「PISA」と言われる15歳児の学習習熟度調査では、読解力のことを「自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力」と定義しています。

     

    出典:(1)定義・ねらい|文部科学省
    参照:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/siryo/1379669.htm

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    現代社会において子供の読解力は低下傾向にある?

    現代社会において、子供の読解力の低下が問題とされています。

     

    OECD(経済協力開発機構)が行った「PISA(生徒の学習到達度調査)」では、読解力が65か国中2009年の8位から、2018年は79か国中15位と大きく後退しました。

     

    また調査結果だけでなく、常日頃から子供に接している教育の現場などでは、子供の読解力の低下傾向を実感しています。

     

    出典:全参加国・地域(79か国・地域)における比較|文部科学省・国立教育政策研究所
    参照:https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/01_point.pdf

    SNSでのトラブル

    SNSでのやり取りは、多くが短文のやり取りです。そのため、普段から長文の読み書きを敬遠しがちになり、読解力さえあれば防げたはずのトラブルがSNS上でも見られます。

     

    もともと短文なのに、その上読解力が低下しているため、SNS上の文章を間違って理解し、いわゆる炎上が起こってしまう場合もあるのです。

    読解力を鍛える5つの方法

    読解力の低下が著しいと紹介しましたが、読解力は鍛えれば伸びる力でもあります。読解力を鍛えるとは、どのようなことをすればいいのでしょうか。ここからは、読解力を鍛える方法を紹介します。

    1:要約ノートを作成する

    読解力を鍛える方法1つ目は、要約ノートを作成することです。

     

    文章を読むときに、何について述べているのか、どのようなことを言いたいのかをまとめるノート、いわゆる要約ノートを作りましょう。この要約の練習を繰り返すことによって、読解力が養われます。

     

    まとめるときに気を付けたいのは、後から繰り返し読み返すことを前提にまとめることです。そして、簡潔にまとめるのが大切です。

    2:辞書で言葉を増やす

    読解力を鍛える方法2つ目は、辞書で言葉を増やすことです。

     

    読解力を高めるためには、語彙力が大変重要になってきます。語彙力の多さと文章の読解力は比例しているということが、研究で明らかになっています。

     

    普段の生活の中でも、分からない漢字や言葉が出てきたら、辞書をひかせる癖を付けましょう。辞書は語彙の宝庫です。身近に置き、いつでも使えるようにして、辞書で言葉を増やしていきましょう。

    3:とにかく読む量を増やす

    読解力を鍛える方法3つ目は、とにかく読む量を増やすことです。

     

    読む物にこだわる必要はありません。様々なジャンルの文章を読めば良いのです。

     

    読解力には、読書量が密接に関係あると言われています。たくさん読んでいくことで、文章を読み解くコツをつかんでいきます。何を訴えているのか、どのような感情なのかなど、読む量が増えていくのに比例して身についてきます。

     

    読む物にこだわることなく、たくさんの量を読んでいきましょう。

    4:重要部分だけを読むのを止める

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