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読書感想文での原稿用紙の書き方をご紹介|目的別の使い方とは?

読書感想文での原稿用紙の書き方をご紹介|目的別の使い方とは?

会話文が2行以上続く場合、次の行の先頭マスは空けずに1番上のマスから書いても良いとされています。しかし小学校の教科書では読みやすくするための措置として、2行目以降の文字が1つ下げて表記されています。

 

決まりはないため、ケースバイケースで読みやすくなるように書くと良いでしょう。

会話文「」の後次行は1字下げる

会話文を閉じるかぎかっこで閉じ、文が終わったら、改行を行います。次の行は段落が変わらなければ1番上から書くようにしましょう。

 

段落が改行後に変わる場合には、行の1番上を1マス空けて書き始めるようにすると、読みやすくわかりやすい表記になります。

 

会話文は、心情を表現したり、文章をリアルに表現する手法として、大切な役割を果たす部分であると言われているため、読む人にわかりやすく表記する技術が必要であると言えるでしょう。

会話文「」は1字下げる

段落の始まりから会話文が開始される場合には、1番上を1マス空けて、始まりのかぎかっこを記載し文を書き始めます。

 

一方、段落の途中から会話文が始まる場合には、行の1番上に始まりのかぎかっこが来る事になった場合でも、そのまま1番上から、かぎかっこを記載し文を書いていきます。

 

場面により使い方が異なるため注意が必要です。

閉じる「」の句点

小学生向けの原稿用紙の使い方の説明書には、会話文の終わりは句読点とかぎかっことされています。この書き方を使用する理由は、小学校の教科書がそのように表記されているためでしょう。

 

小説や新聞など雑誌の場合は、小学生向けであっても句点なしで閉じるかぎかっこのみの表記が多用されています。これは文部科学省と出版業界とのルールの相違によるものと言われています。

 

そのため小学生では、句点と閉じるかぎかっこを用いると良いでしょう。

5:小文字や句読点の使い方

「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」などの小さい文字や、「、」「。」などの句読点は1文字とカウントされ1マス使います。次の行の先頭に来てしまう場合は、小さい文字と句読点とで使い方が異なります。

 

小さい文字はそのまま先頭に書き入れます。句読点は、前の行の1番最後の文字と共に入れる、または欄外に書く事もあります。見た目のバランスを考えてどちらか選ぶと良いでしょう。

6:アルファベットと数字

縦書き原稿用紙に書く場合、アルファベットは1マスに1文字書き、数字は漢数字で表記し1マスに1文字書きます。またT・Kなどの間に入れる記号も1マス使います。

 

また、長い英単語や桁数の多い数字は、わかりやすさを優先するために、文字を横書きに寝かせて、1マスに2文字を記入すると良いとされています。そのため、文字が長くなる場合は、寝かせて記述すると良いでしょう。

7:本の題名と著作名を書く時

読んだ本の題名を書く場合は『』二重かぎかっこを使います。通常は文末に書き、書き方としては著作名『本の名前』とします。例えば、夏目漱石『こころ』のように記載すると良いでしょう。

 

元々、本の題名に『』がついている場合は「」で囲んだり<>で囲むと見やすくなるでしょう。

8:記号の書き方

点線やダッシュは2マス使用し、かっこや句読点は1マスに1文字書き、感嘆符、疑問符の後は1マス空けます。例外として句読点や閉じかっこが行頭になってしまう時は、前の行の最後の文字と一緒に書きましょう。

 

そして句読点と閉じかっこが続く時も最後の文字と一緒に書いておきます。なお感嘆符、疑問符は欄外に書く事もあります。ただし例外として、最終行の最後のマスには入れないという決まりもあるため注意が必要です。

読書感想文の原稿用紙の書き方で気を付ける点3つ

文章を組み立てて書いていく際に、気を付けておかねばならないのは、枚数、文字数、最後の1枚の書き方です。

 

枚数や文字数に指定があったり、最後の1枚はどこまで書くべきかという点について詳しく説明していきます。

1:原稿用紙の何枚以上や何枚以内の指定

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