日本人の子供が自己肯定感が低い原因は?特徴や高めるための方法も紹介 日本人の子供が自己肯定感が低い原因は?特徴や高めるための方法も紹介 - 3ページ目 (3ページ中) - chokomana
ホーム >

日本人の子供が自己肯定感が低い原因は?特徴や高めるための方法も紹介

日本人の子供が自己肯定感が低い原因は?特徴や高めるための方法も紹介

良かれと思って子供にかけた言葉でも、知らず知らずのうちに子供の自己肯定感を低くしてしまっているかもしれません。ここからは、自己肯定感を低くしてしまう保護者の行動をお伝えしていきます。

 

「どんな言動が子供の自己肯定感を低くしてしまうの?」と気になっている保護者の方は、以下の内容を参考にしてみてください。

1:将来のためだと厳しくしつける

小学生になるとテストなどの成績が自己肯定感に関係してきます。結果だけを見て勉強や運動ができないと思っていませんか。確かにテストの点数が低いと、将来苦労してしまうのではと心配になることもあるでしょう。

 

しかし厳しくしつけたところで、本人のやる気が下がってしまったらさらに自己肯定感を低くしてしまいます。まずは結果ではなく、本人の気持ちや頑張ろうとする過程などを尊重して自己肯定感を高めていくことが大切です。

2:子供の行動を先に決める

乳幼児期には子供が思いのままに行動してしまうことが多く、「こっちにしようね」などと言ってしまいがちです。小学生になるとできることが多くなりますが、できないことも分かるようになってくるため「こっちの方ができるから」と保護者が言ってしまうこともあります。

 

子供の行動を保護者が先に決定することにより、子供の行動は制限されてしまいます。乳幼児でも小学生でも好奇心がたくさんあり、いろいろなことに挑戦していく時期です。子供の行動を保護者が決定していくと自己否定感が強くなってしまうため配慮していきましょう。

3:子供の話をしっかり聞かない

保護者からすると小学生くらいの子供はよく学校での話をしてくれることがあります。しかし、ご飯を作っていたりして忙しい時に「はいはい」など適当に相槌する時がありませんか。

 

子供達は返事にとても敏感で、適当に返してしまうと「自分に興味がないから話を聞いてくれない」と感じることがあります。子供と会話する時には適当な返事にならないように気を付けていきましょう。

4:子供を否定するような言葉を繰り返す

子供を否定するような発言を繰り返すことで、子供の自己肯定感を下げてしまうことがあります。

 

「あなたは何をやっても不器用ね」などといった言葉は、子供の自尊心を傷つけ委縮させてしまいます。たとえうまくいっていないように見えたとしても、改めて子供の苦手なことを強調するのではなく、子供の悔しい気持ちに寄り添ってあげるよう心がけましょう。

5:他の子供と比べる

子供の学力や運動能力などが平均より大きく下回っていると、焦りからつい「○○ちゃんは得意なのに...」などと口走ってしまってはいませんか?

 

子供の能力を他の子供と比べることは、子供の自己肯定感を低くしてしまいます。他の子供と比べて欠点や努力が足りないところを指摘するのではなく、それまでの子供の努力や長所を踏まえ、「努力を応援する」ような声掛けを行っていきましょう。

小学生の自己肯定感を高める方法を実践しよう

自己肯定感が低い子供の特徴や自己肯定感を低くしてしまう原因、子供の自己肯定感を上げるためのポイントなどについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

自己肯定感が低い子供は挑戦することが苦手だという特徴や、諦めが早いといった特徴がありました。子供の自己肯定感を上げるためにできることとして、子供の失敗も寄り添って応援するという姿勢や子供の好奇心などを刺激するという働きかけが有効なようでした。

 

記事でご紹介したように、小学生は自己肯定感が下がる時期もありますが、記事の内容を参考にしながら小学生の自己肯定感を高めていきましょう。

 

▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

関連記事一覧

関連記事一覧へ