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小学生の音読は毎日すべき? 声に出して読むことで得られる8つの効果

小学生の音読は毎日すべき? 声に出して読むことで得られる8つの効果

学習の基本は、脳を活性化させることで効果があると言われています。脳が活性化することにより、素早く判断できるようになり、認知力が上昇することが期待できるためです。

 

また、音読がすらすらと読めるようになると、黙読も速くなる効果が期待できるでしょう

5:本を読むのが楽しくなる

「音読」は文章を追って発声するという行為です。音読を継続することで、文章を読むのに慣れることと同時に、文章を読むことそのものが楽しくなります。

 

本を読むこと自体も苦にならなくなるでしょう。お子さんが本を楽しく読めるようになるためにも、毎日の音読はおすすめです。

6:言葉の学習に役立つ

黙読では分からないところを飛ばしがちですが、音読することにより分からないところを理解した上で発声できるので、毎日の音読にはとてもよいメリットがあるといえるでしょう。

 

音読は漢字の読み方を理解し、文節を捉えた上で発声しなければなりません。分からない漢字や言い回しがあった場合は音読できませんので、自然に言葉の学習につながります。

7:やる気につながる

音読することにより、読む力だけでなく語彙力もつくなど、全体的な国語力を培うことができるので、学習意欲にもつながるメリットがあります。

 

毎日の音読を活用して、お子さんのやる気アップや国語力向上につなげてみるのもいいでしょう。

8:コミュニケーション能力が上がる

毎日音読することで、様々な情報や感情を理解することができるでしょう。また、実際に行動に移すことで、コミュニケーション能力を向上させることができるでしょう。

 

保護者が読み聞かせをする際にも、文から感情を読み取り口に出すことで、お子さんもそれを真似することによって、より本を読むことが楽しくなります。

音読でつまずいたときの対処法

音読でつまずいてしまった場合、保護者はどのようにサポートしてあげたらよいのでしょうか。

 

ここでは、音読でつまずいてしまった場合のケース別の対処法を2つ紹介します。音読でのサポート方法に不安のある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

飛ばして読んでしまう

音読する際に全て読むのではなく、飛ばして読んでしまうケースもあります。これは、お子さんの目が上手に文字を追えていないことが考えられます。

 

文字のまとまりを、目で追えるようサポートするのはいかがでしょうか。具体的には「今日の|夕ご飯は|カレーライスです」のように、文章を文節ごとに区切って発声してみるやり方があります。

 

また、定規や下敷きなどで他の文章が目に入らないようにし、1文1文が目に入りやすいような配慮もおすすめです。このような方法を活用し、飛ばし読みへの対処に役立てましょう。

読み方がたどたどしい

文章をなめらかに読めずに、途切れ途切れに読む状態を「逐次読み」と呼びます。

 

原因として考えられるのが、文字をひとつのまとまり、グループとして捉えられていないこと、語彙力の少なさが挙げられます。文章を読む際には単語や文節など、文字をひとつのまとまりとして捉えながら読む行為が不可欠です。

 

このような場合には、普段の生活の中で、ものの名前と文字を一致させる働きかけや、語彙力を増やすためのサポートが必要でしょう。

保護者が子供の音読を聞く際のポイント

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