PTAの必要性って何?役員や委員の主な活動内容や辛い点3つを解説 PTAの必要性って何?役員や委員の主な活動内容や辛い点3つを解説 - chokomana
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PTAの必要性って何?役員や委員の主な活動内容や辛い点3つを解説

PTAの必要性って何?役員や委員の主な活動内容や辛い点3つを解説

PTAって何?

PTAとは、Parent(保護者)Teacher(教師)Association(組織)の略です。子どもたちの健やかな成長のために、保護者と教師が協力して学校運営に携わり、学習環境を整えるなどのさまざまな活動を行う集まりのことを言います。

PTAは、戦後、アメリカから日本にやって来た考え方です。PTAでは、保護者が中心となって、学校だけでは行えない運動会などの学校行事のお手伝いや学校に必要なものを購入するための廃品回収、ベルマーク活動や地域パトロール・広報活動などを行います。

しかし、家庭環境の変化からPTA活動が保護者の大きな負担になっており、その必要性について近年疑問視されるようになってきました。

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PTAの制度ってどうなっているの?

子どもが学校へ入学したら自動的にPTAに入会すると思われがちですが、PTAはあくまで児童生徒のための「ボランティア活動」であるため、加入は任意となっています。

しかし、今までは、学校やPTA側が加入が任意であることを周知せず、保護者へはっきりと確認を取らないまま当たり前のように加入を促してきました。そのため、任意であることが周知された近年では、PTAに入会しない、または退会する人も増えています。

PTA役員の役職名と主な活動内容

PTAの必要性を考えるためには、PTA役員について知ることが大切です。

PTAの組織は学校によって異なりますが、一般的にPTA役員とは、PTA会長、PTA副会長、会計、会計監査、書記などの執行部としての役割を担っている人のことです。その仕事内容や役職名、人数などは学校や地域によって異なります。

PTA役員は、通常、毎年秋から冬頃にかけて次の年度の役員を決めます。その選出方法は、自薦・他薦で決める、投票で決めるなど、こちらも学校ごとでさまざまです。

ここからは、PTA役員の役職名と主な活動内容について紹介していきます。

1:PTA会長

PTA会長は、PTA組織の代表です。PTA会長は、基本的にPTA活動すべてに関わり、PTA役員をとりまとめ、行事の運営に対しての最終責任を持つ立場にあります。

学校行事の際の挨拶だけでなく、PTA定例会議やPTA行事のための打ち合わせの参加などを行います。また、他校や地域の人たちとの交流を行ったり、市町村単位でのPTAの集まり(PTA連合会)に参加することも多いです。

PTAが主催する地域のボランティア活動や、スポーツ大会、講演会などへも参加します。

2:PTA副会長

PTA副会長の主な役割は、PTA会長のサポートです。会長のサポート役として、学校と執行部または執行部と各専門部の調整を行います。学校によって異なりますが、PTA副会長は2~3名が選出されることが多いです。

PTA副会長は、行事運営のサポートだけでなく、会長が不在の際は代役として挨拶をしたり、地域の人や他校との交流の際は会長と一緒に出向くこともあります。

3:会計

会計は、PTA会費の集金や管理、PTA活動に関するお金の精算、予算案の作成、決算書の作成などが主な仕事です。また、学校によっては備品の購入や管理を行う場合もあります。

お金を扱う役割なため、ある程度事務や経理作業のできる人が向いています。会計は2名選出されることが多いです。

4:会計監査

会計監査の主な役割は、会計が作成した決算書などを確認し、会計に不正などが無いかのチェックを行うことです。会計に問題が無ければ決算書に署名・捺印し、PTA総会の場で会計に相違が無い旨を報告します。

会計監査は、通常、2名選出されることが多いです。

5:書記

書記の主な役割は、委員会や役員会などの資料や議事録の作成、PTA役員名簿の作成などです。また、PTAからのお知らせの印刷・配布・管理などを行う場合もあります。

文書を作成する役割なので、パソコンでの作業ができる人に向いています。書記は、通常2名選出されることが多いです。

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