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子どもに自転車の乗り方を教えるポイント9つ|練習の際の留意点もご紹介

子どもに自転車の乗り方を教えるポイント9つ|練習の際の留意点もご紹介

自転車に乗れるようになるまで、数日かかる場合も決して珍しくありません。大人も必死で乗り方を教えているうちに時間を忘れてしまいがちですが、決して無理はさせず、休憩をはさみながら前向きな気持ちで練習させましょう。

子どもは大人と比べて体力もなく、集中できる時間も短いことを忘れないようにしましょう。特に、暑い季節は熱中症にも注意が必要です。

8:できるようにならなくても適度な時間で切り上げる

自転車の練習をしている間、子どもは緊張で体がこわばっていて、普段の力が出せない場合があります。疲れれば疲れるほど、できていたことができなくなることもあります。子どもが疲れていると感じたら、適度な時間で切り上げましょう。

後日、新たな気持ちで取り組んだら、すぐに乗れるようになることもあります。自転車に対してネガティブな感情を持たせないようにすることも大切なことです。

9:子どもが少しでもできたらその都度褒める

最初にお手本を見せながら一通り説明したら、大人はあまり介入しないようにしましょう。転びそうになったりうまく乗れない時間が続いたりすると、大人は思わず口を出したくなります。しかし、自転車の乗り方は説明で会得するものではなく、感覚で覚えるものです。

しかも、子どもは転びそうになったら自分でバランスをとり直そうとしたり、うまく乗れなかったら自分なりにより良い方法を試したりします。少しでも上達が見られたときは、その都度褒め、根気強く見守りましょう。

自転車を練習する際に留意すること5つ

子どもが自転車の乗り方を学ぶ際は、危険を伴うことも考えられるため、できるだけ安全性を考慮したものを身につけさせるなど、大人が注意できる点があります。子どもの安全を第一に考えて、自転車の練習をさせましょう。

1:練習場所を確保する

自転車の乗り方を子どもに教える前に、まず練習場所を確保する必要があります。適しているのは、家の庭、公園や広場、グラウンドなど、安全で適度に広い場所です。

ただし、公園でも自転車の練習を禁止している場合もあります。自転車の練習場所が確保された交通公園などでは、子どもがのびのびと自転車の乗り方や交通ルールについて学べます。

なお、子どもが1人で安定して乗れるようになるまで、車が通る公道を走らせるのはやめましょう。

2:ヘルメットを着用する

子どもが自転車に乗る際は、必ずヘルメットを正しく着用させましょう。ヘルメットは転倒したときや、人や物にぶつかった時などに頭を守る重要なアイテムです。

特に、13歳未満の子どもは自転車に乗る際、および大人の自転車に同乗する際、ヘルメットの着用が義務づけられています。

出典:道路交通法|e-GOV
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

3:長袖・長ズボンを着用する

子どもが自転車の練習をする際は、長袖・長ズボンを着用させましょう。転倒した際、擦り傷を防ぐことができるため、暑い時期でも薄手の長袖・長ズボンのほうが望ましいでしょう。

なお、夏場はたくさん汗をかくことが予想されるため、吸湿性・速乾性に優れた長袖のシャツなどをおすすめします。

4:ひざあて・ひじあてもあるとよい

ヘルメットや服装以外にも、できれば膝あてや肘あて、手袋なども着用するとより良いでしょう。まず、怪我から身を守るために最善の準備をしておくことが重要です。

そこまで必要ないのでは、と思いがちですが、子どもの安全を最優先に考えれば、やりすぎるということはありません。

5:自転車の交通ルールを教える

自転車の乗り方を教える際は、交通ルールも教えましょう。大人が理解している交通上の規則を子どもは知らない可能性が高く、それが危険につながることもあります。

例えば、自転車は車道を通行するのが基本で車道の左側を走ること、自転車が通行可能な歩道では歩行者を優先することなどです。大人がしっかりと理解し、分かりやすい言葉で伝えましょう。

子どもに正しい自転車の乗り方を教えよう

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