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逆上がりを教えるコツとは?できない理由やトレーニング方法も紹介

逆上がりを教えるコツとは?できない理由やトレーニング方法も紹介

3:目線はおへその辺りをみる

足を真上に勢いよく振り上げて鉄棒を抱え込む姿勢に移るとき、顔はあごを引き、目線はおへそをみるようにしてください。

マット運動の後転で体を丸めて後ろへ回転する感覚で行いますが、逆上がりのやり方でとても大切なポイントです。おへその辺りに目線を送ることで、上半身が反り返って鉄棒から離れてしまうことを防げます。

4:おへそを鉄棒に引き寄せる

目線だけでなく、おへそを鉄棒に引き寄せるように意識させます。ひじを曲げて、腕を伸ばさないように気を付けるのがポイントです。腕が伸びたままになっていると、おへそが鉄棒から離れてしまいます。

逆上がりのやり方では鉄棒に体を巻き付けるようにして回るので、おへそが鉄棒に引き寄せられてるかどうかを確認することが大事です。

5:腰を回転させる

おへそを鉄棒にしっかりと引き寄せたら、次はいよいよ腰全体を回転させるやり方です。おしりを持ち上げ、もも、おへその順で鉄棒の上に巻き付けるようにして腰を回転させます。体や手が鉄棒から離れないように、腰をサポートしてあげましょう。

自力でおしりが持ち上がらない場合は、腰を持ち上げてやり、鉄棒が体に巻き付いている感覚をつかんでもらうことが大切です。腰を回転させれば、逆上がりがほぼできた状態になります。

6:体の重心を足の方に下げる

鉄棒を体で巻き付けるようにしながら腰を回転させられたら、重心を足の方に下げていきましょう。体の重心を足に下げると同時に、腕と足を伸ばして体重を鉄棒に乗せながら頭を上げて逆上がりのやり方が完了します。

1~6の流れを意識すれば、正しいフォームの逆上がりのやり方が身に付くでしょう。

逆上がりを教えるときの9つのコツ

逆上がりの練習をしているお子さんにどのようなアドバイスをしたらよいのか分からないという方もいらっしゃることでしょう。ここでは、逆上がりを教えるコツをまとめてみました。

逆上がりの練習で意識すべきポイントや、タオルや補助ベルトを使ったサポートの仕方をまとめましたので、参考にしてみてください。

1:適した開始位置を理解させる

逆上がりには、適したスタート位置があります。鉄棒の真下か鉄棒より少し前に前足が来るように立ちます。

また、手は肩幅ほどに開いて鉄棒を握り、鉄棒が上体から離れすぎないようにしましょう。この際、脇をしめて肘を軽く曲げた状態をキープさせると体を持ち上げやすくなります。

2:足のふり上げを意識させる

足は斜めに蹴り上げるのではなく、真上に振り上げることを意識するよう指導してください。

一緒に練習する際は、大人の頭の高さくらいの位置で手をかかげて、「ここまでキックして」と声をかけるなどしてみてください。手の位置に足を当てるつもりで蹴り上げさせると良いでしょう。

3:体の引きつけを意識させる

足を蹴り上げて回転するとき、肘を曲げて体を鉄棒に引きつけさせるのが大事なポイントです。

腕が伸びっぱなしだと上体が鉄棒から離れてしまい、腰の部分が鉄棒より上にくることはありません。これでは逆上がりは成功しないので、おなかを鉄棒に引き寄せるように、肘が曲がっているか見ましょう。

4:目線や顔の位置を確認する

今まで述べたように、上半身を鉄棒から離れないようにすることが大切です。あごを引き、目線はいつもおへそのあたりを見るように意識させましょう。

顔が上を向いていると、上半身も反り返ってしまいます。反り返ると体が鉄棒から離れやすくなります。お子さんの体が反り返っていないことを確認してください。

5:回転する感覚に慣れさせる

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