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子供を伸ばす上手な褒め方の9つのコツ|注意するべき褒め方も解説

子供を伸ばす上手な褒め方の9つのコツ|注意するべき褒め方も解説

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子供を褒めるときは注意も必要です。過不足なく的確に褒めることが重要になるため、手放しに何でも褒めたから良いということにはならない場合も多いのです。

 

注意するべき点を押さえずに褒めてしまうと、傲慢になったり努力しなくなったり、性格・人格に影響を及ぼすこともあるでしょう。注意すべき褒め方についてご紹介します。

注意するべき子供の褒め方1:見極めをせずに何でも褒める

「何を褒めれば良いのか」ということを明確にせずに褒めると、自信過剰になってしまいます。自信があることはとても良いことなのですが、褒めるべき点を見極めずに褒めると、子供に無用な万能感を与えてしまいます。

 

「自分は何をやっても上手くいく」等と思い込むことで、努力を怠るようになってしまったり、どこかで失敗・挫折した際に立ち直れなくなる可能性があるのです。

注意するべき子供の褒め方2:結果だけを褒める

過程を評価せずに結果だけ褒めてしまうと、自己肯定感を高められない可能性があります。結果を出したときだけ褒めていると、努力することに消極的になったり、卑屈になったりします。

 

また、本人が他者を評価する際の視点にも影響を与える可能性があり、結果を出せない他者に対して切り捨てるようなことにも繋がりかねません。努力した過程と結果は切り離して褒めるようにしましょう。

注意するべき子供の褒め方3:能力や才能だけを褒める

能力や才能だけを褒めると、努力することに対して消極的になってしまいます。能力や才能は先天的なものであることが多いため、努力して結果を出すことに価値を見出せなくなります。

 

能力・才能を褒めることも大切ですが、本人が継続したり努力していることに対しても評価するようにしましょう。本人が自分の中の可能性を見出し、やりたいことや進路選択の幅をより広げることに繋げられます。

注意するべき子供の褒め方4:簡単すぎることを褒める

子供が既に当たり前のようにできていることや、簡単すぎることを褒めても効果は薄いでしょう。褒められることへのハードルが下がることにも繋がり「頑張らなくても評価される」と認識してしまいます。

 

あまりにも簡単なことを褒めず、達成したことや努力、過程等、適性・努力を絡めたものを積極的に褒めるようにしましょう。褒め方にハードルを設けておくことが大切です。

注意するべき子供の褒め方5:他人と比較して褒める

子供の兄弟・姉妹や友達などの他人と比較することはやめましょう。大人でも比較されて褒められたり貶されたりすることで自信を失くす人は多いです。他者に対する評価基準にも影響を及すため、相対評価ではなく絶対評価の褒め方を心がけるようにしましょう。

 

他人と比較されると劣等感が育ちやすいうえに「自分は他者より優れている」という傲慢な考えを生んでしまう危険性があります。子供の特性は十人十色であることを念頭に入れ、長所と短所を他人と比べることがないように注意しましょう。

注意するべき子供の褒め方6:無駄に褒めすぎる

無駄に褒めすぎても褒められることへのありがたみが薄れるため、効果が出づらくなってしまいます。

 

無駄に褒めてしまうと子供にとって褒められることが当たり前になり、あまり効果が出ません。なるべく褒めることへのハードルを下げすぎず、褒めるべき場面を吟味して褒めましょう。

子供の上手な褒め方を知り子育てで実践しよう

子供を上手に褒めることで、子供の能力を最大限引き出しながら努力を促すことができます。自己肯定感を育てられ、人格にも良い影響を与えることがわかっています。

 

上手な子供の褒め方を知って子育てに取り入れ、子供の可能性を引き出しましょう。

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