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【学年別】小学生の体育の内容16選|体育が苦手な子への保護者の対応4選を紹介

【学年別】小学生の体育の内容16選|体育が苦手な子への保護者の対応4選を紹介

低学年の体育内容4:水遊び

小学生低学年ではプールを使って水遊びをし、基礎体力や運動の楽しさを育む授業もしています。特に水に恐怖心を抱く子どもも少なくないため、低学年時では安全に水を楽しむ方法を意識した授業に取り組んでいる学校が多いようです。

子どもの能力に応じて、まずは顎だけ水につけてみて徐々に顔全体がつけられるように慣れさせていき、中学年・高学年時には潜れるように練習します。

また、楽しく水遊びができるように動物のマネをした授業を行うことも珍しくありません。カニの動きをしたり、ワニの泳ぎ方をマネしたりして、水に潜る、歩く、泳ぐことに慣れさせていくのです。

低学年の体育内容5:表現リズム遊び

自分の興味や関心があるものを取り入れて運動を楽しめる、表現リズム遊びも小学生低学年の体育の授業で取り入れられています。

たとえば小学生低学年のうちは動物や昆虫に興味を持つことが多いため、動物や昆虫のマネをする表現遊びは運動が苦手な子どもでも取り組みやすい授業のひとつでしょう。

動きをマネする中で表現力やさまざまな体の動かし方を学んだり、体をほぐしたりして、運動の楽しさを学んでいきます。

また、リズムに合わせてダンスを楽しむリズム遊びも、運動を楽しいと思える授業のひとつです。友達のダンスをマネしてみたり、皆の前で発表をして自分や友達のダンスの良いところを見つけたりすることも取り入れられています。

中学年の体育とは

小学生中学年の体育では、低学年よりも本格的な運動の動きや技能を身に付け、体力を養うことを目的としています。

自ら健康や安全について考える力をつけ、最後まで運動をやり遂げるという強い意思を育めるような授業内容が主となっているようです。

中学年の体育内容1:体つくり運動

体つくり運動では、運動の楽しさだけでなく体の基本的な動きと向き合っていけるような授業内容を主としています。自分の体力や体調と向き合い、安全性やルールを考慮した上で運動を楽しめるように工夫することも目的のひとつです。

特に中学年からの体つくり運動は、ペアだけでなく大人数で運動することが増えるのが特徴でしょう。グループやクラスのみんなでバランス感覚を競うゲームをしたり、コミュニケーションを取りながらストレッチをしたりして、体の基礎を築いていきます。

中学年の体育内容2:器械運動

低学年の時に育んだ基礎体力や筋力をもとに、マットなどを使って前転や後転などを、小学生中学年では学んでいきます。

中学年では体育を楽しもうという意識の他に、工夫をしたり安全面を考慮したりすることも目標とされているため、マット運動を通して自分の運動のしやすさを学ぶことになるでしょう。

また、中学年からは、鉄棒や跳び箱を使った運動も本格的に取り入れられます。マット運動同様に鉄棒や跳び箱は個人の目標が芽生えやすいため、運動を最後まで楽しむという意識が育まれやすいと言えるでしょう。

中学年の体育内容3:走・跳の運動

小学生中学年では、仲間と一緒にかけっこをしたり、跳んだりする中で運動の基礎となる動きを身に付けることが目標となっています。

仲間と一緒に走ることの代表的な運動と言えばリレーでしょう。できるだけ早く走れるように試行錯誤したり、仲間との連携を意識したり、競争をすることの楽しさを知ったりして、より運動を楽しむという意識を芽生えさせられます。

また、高跳びや幅跳び、ハードル走などで基本的な動きを身に付け、グループ練習をしたり、競争したりする授業も多いでしょう。特に跳の運動はジャンプ力だけでなく、助走や跳ぶタイミングなどを自ら考える必要が出てくるため、頭を使った運動を楽しめます。

中学年の体育内容4:浮く・泳ぐ運動

小学生中学年のプールの授業では、浮く・泳ぐ感覚をより身に付けることを目標としています。低学年と比べると遊ぶことよりも、水中での動き方を学ぶことを主としており、高学年になった時に泳げるよう基礎を作り上げていくのです。

さまざまな浮き方を試してどの浮き方が浮きやすいのかを考えたり、補助具を使用して泳ぎや息継ぎの練習をしたりして、泳ぐために必要な感覚を養います。

また、中学年からは児童の能力に分かれてグループで学習する学校も多く、無理なく自分のできる範囲で泳ぎを練習できるため、水に慣れていない、泳げないという児童でも取り組みやすいでしょう。

中学年の体育内容5:表現運動

低学年のリズム遊びをもとに、小学生中学年では本格的な表現運動が取り組まれるようになります。速さなどが異なる音楽に身を任せて踊ってみたり、ペアを組んでダンスを楽しんだりして、より深く表現やダンスの楽しさを学ぶのです。

また、自らがダンスの始まりから終わりを考え、みんなの前で発表するという授業も中学年から取り組まれることが多いでしょう。心を落ち着かせ、日常の中でアイディアを拾うことで想像力を高め、ダンスに活かします。

高学年の体育とは

小学生高学年の体育では、体力を向上し、運動を通して体の調子を整え、仲間との交流を楽しむことを狙いとしています。

小学生低学年・中学年と比べると、より複雑な動きや運動が求められるほか、仲間内で本格的に競うようなゲームなども体育の授業で取り入られることが増えていくでしょう。

仲間内で運動をする中でコミュニケーション能力の育成だけでなく、物事の筋書きを考えたり、改善したりする思考能力も育まれていきます。

高学年の体育内容1:体つくり運動

小学生高学年の体つくり運動では、自分の動きだけでなく、仲間の動きを意識して動くことが必要となります。仲間とともにリズムに合わせて体を動かしたり、用具を使ってバランスやタイミングを掴んだりして、運動の中で協調性を育みます。

また、基礎体力向上を目的としているため、「つかまえたら逃げる」、「つかまったら追いかける」のエンドレス鬼ごっこやサッカー、バスケットボールなどをすることも増えていきます。

基本的に誰かとコミュニケーションを取りながら体力向上や運動能力を高めあっていくため、楽しんで体育の授業に取り組めるでしょう。

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